訂正有価証券報告書-第71期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2016/01/25 14:51
【資料】
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【項目】
135項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
(1) 取引の概要
①結合当事企業の名称及び事業の内容
結合企業(吸収合併存続会社)
名称事業の内容
㈱マルハニチロ水産漁業、養殖、水産物の輸出入・加工・販売

被結合企業(吸収合併消滅会社)
名称事業の内容
㈱マルハニチロホールディングスグループの経営戦略立案・管理及びそれに付帯する業務
㈱マルハニチロ食品冷凍食品・レトルト食品・缶詰・練り製品・化成品・飲料の製造・加工・販売
㈱マルハニチロ畜産食肉・飼料原料の輸入、食肉製造・加工・販売
㈱マルハニチロマネジメント総務・人事・経理・財務に関する事務の受託
㈱アクリフーズ冷凍食品の輸入・製造・販売

②企業結合日
平成26年4月1日
③企業結合の法的形式
当社を吸収合併存続会社とし、㈱マルハニチロホールディングス、㈱マルハニチロ食品、㈱マルハニチロ畜産、㈱マルハニチロマネジメント及び㈱アクリフーズを吸収合併消滅会社とする吸収合併
④結合後企業の名称
マルハニチロ㈱(平成26年4月1日付で商号を変更)
⑤合併に係る割当ての内容
㈱マルハニチロホールディングスの普通株式10株に対して、当社の普通株式1株を割当て交付いたしました。また、㈱マルハニチロホールディングスの第一種優先株式10株に対して、当社の第一種優先株式1株を割当て交付いたしました。
⑥その他取引の概要に関する事項
本合併により、純粋持株会社体制から事業持株会社体制に転換することにより、よりシンプルな体制の下で一層の経営合理化・効率化を実現していくことといたしました。
なお、吸収合併存続会社を当社といたしましたのは、事業会社である当社の各種許認可等を継続させることなど事業活動に関する様々な影響を最小限にするためです。
(2) 実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日公表分)及び「企業結合に関する会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日公表分)に基づき、共通支配下の取引として処理を行い、当社が㈱マルハニチロホールディングスの連結財務諸表を引き継いでおります。
取得による企業結合
(1) 取引の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 Austral Fisheries Pty Ltd.
事業の内容 漁獲・加工事業、魚介類の輸入販売
②企業結合を行った主な理由
海外収益の増強を図るとともに、豪州の排他的経済水域における優良な水産資源アクセスの一層の基盤強化を目的としております。
③企業結合日
平成26年9月29日
④企業結合の法的形式
実質支配力基準に基づく子会社化
⑤結合後企業の名称
変更はありません。
⑥取得した議決権比率
企業結合直前に所有していた議決権比率 50%
企業結合日に追加取得した議決権比率 -
取得後の議決権比率 50%
⑦取得企業を決定するに至った主な根拠
Austral Fisheries Pty Ltd.の取締役に一部異動があり、それに伴い株主間契約の内容を一部変更することにより、同社の取締役会における当社側の構成員が過半数を占めることとなったため、実質支配力基準に基づいて、同社は当社の持分法適用関連会社から連結子会社になりました。
(2) 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
平成26年7月1日から平成26年12月31日まで
なお、平成26年1月1日から平成26年6月30日までの業績を持分法による投資利益として計上しております。
(3) 被取得企業の取得原価及びその内訳
取得の対価 企業結合直前に所有していたAustral Fisheries Pty Ltd.の株式の時価 4,356百万円
(4) 被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額
段階取得に係る差益 92百万円
(5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
①発生したのれんの金額
557百万円
②発生原因
取得原価が企業結合時の時価純資産評価を上回ったためであります。
③償却方法及び償却期間
12年間にわたる均等償却
(6) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 3,891百万円
固定資産 7,204百万円
資産合計 11,095百万円
流動負債 1,342百万円
固定負債 2,154百万円
負債合計 3,497百万円
事業分離
(1) 事業分離の概要
①分離先企業の名称
Trident Seafoods Corporation
②分離した事業の内容
連結子会社であるWestward Seafoods, Inc.のコディアック工場(米国アラスカ州)及び同社が保有するフィッシュミール製造販売会社の出資持分
③事業分離を行った主な理由
Westward Seafoods, Inc.のコディアック工場は、スケソウダラ等の加工事業及びそれに付随する事業を行ってきましたが、今般、資源の安定が見込まれるベーリング海を主漁場とするダッチハーバー地区の主力2工場にスケソウダラ加工事業を集中し、一層収益力を強化するため、同事業に係る固定資産等及び出資持分の譲渡を行ったものであります。
④事業分離日
平成26年12月30日
⑤法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする事業譲渡
(2) 実施した会計処理の概要
①移転損益の金額
事業譲渡益 2,688百万円
②移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 60百万円
固定資産 1,010百万円
資産合計 1,071百万円
③会計処理
譲渡の対価と、移転した事業に係る株主資本相当額との差額を事業譲渡益として認識しております。
(3) 分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
海外セグメント
(4) 当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
売上高 2,714百万円
営業損失 373百万円
経常利益 92百万円