有価証券報告書-第89期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
沿革
天正18年 (1590) | 住友家の業祖、蘇我理右衛門、京都において銅製錬、銅細工を開業。その後、銀・銅を吹き分ける“南蛮吹き”の技術をもち、また鉱山の開発も手がける。 |
元禄4年 (1691) | 別子銅山の稼行開始。 |
明治38年 | 四阪島に銅製錬所を新設。 |
昭和2年7月 | 住友合資から別子鉱山、四阪島製錬所等を分離し、住友別子鉱山㈱を設立。 |
昭和12年6月 | 住友別子鉱山㈱と住友炭礦㈱を合併して、住友鉱業㈱を設立。 |
昭和14年11月 | 電気ニッケルの生産開始。 |
昭和21年1月 | 社名を井華鉱業㈱と改称。 |
昭和25年3月 | 井華鉱業㈱の金属部門をもって、別子鉱業㈱を設立し新発足。 |
昭和25年6月 | 東京証券取引所市場第一部上場。 |
昭和27年6月 | 社名を、別子鉱業㈱から住友金属鉱山㈱に改称。 |
昭和31年9月 | ㈱日向製錬所(現・連結子会社)を設立し、フェロニッケルの生産開始。 |
昭和35年4月 | 東京電子金属㈱を設立し、エレクトロニクス材料の製造事業に進出。 (昭和41年、当社に吸収合併された) |
昭和38年4月 | シポレックス製造㈱を設立し、ALC(軽量気泡コンクリート)事業に進出。 (平成元年、当社に吸収合併された) |
昭和39年7月 | 住鉱アイ・エス・ピー㈱を設立し、亜鉛・鉛の生産開始。 (昭和55年、当社に吸収合併され、播磨事業所となる) |
昭和40年8月 | 市川市に中央研究所(現 市川研究所)建設。 |
昭和42年9月 | 電子金属事業部青梅工場(現 青梅事業所)完成。 |
昭和45年6月 | 新居浜ニッケル新工場完成。 |
昭和46年2月 | 東予製錬所完成。 |
昭和48年3月 | 別子鉱山、5月鴻之舞鉱山操業終結。 |
昭和52年1月 | 住友金属鉱山シンガポール社(現 SHアジアパシフィック社、連結子会社)を設立し、海外におけるエレクトロニクス材料の製造事業に進出。 |
昭和52年2月 | 新居浜研究所設置。 |
昭和56年8月 | 金属鉱業事業団(現 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構)の広域調査により、当社の鹿児島県菱刈鉱区に高品位の金鉱脈発見される。 |
昭和60年7月 | 菱刈鉱山、金鉱脈に到達。探鉱出鉱開始。 |
昭和61年2月 | 住友金属鉱山アリゾナ社(現・連結子会社)へ出資。海外鉱山事業への進出並びに銅原料の安定確保。 |
昭和63年7月 | カナダのインコ社(現 ヴァーレ社)よりPTインターナショナルニッケルインドネシア(現 PT ヴァーレ インドネシア、関連会社)の株式を取得。ニッケル原料の安定確保。 |
平成2年7月 | ニューカレドニアのエタブリスモン バランド(現 フィゲスバル社、関連会社)に資本参加。 |
平成4年1月 | 米国のフェルプス・ドッジ社(現 フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールド社)が所有するカンデラリア銅鉱床(チリ)の開発プロジェクトに参加。 |
平成7年9月 | 中国の金隆銅業有限公司(現・関連会社)に資本参加。 |
平成9年2月 | 海外資源事業統括会社として住友金属鉱山アメリカ社(現・連結子会社)を設立。 |
平成11年9月 | 住友金属鉱山シポレックス㈱(現・連結子会社)を設立。 |
平成11年9月 | ㈱ジェー・シー・オー(現・連結子会社)東海事業所において臨界事故発生。 |
平成14年7月 | 三井金属鉱業株式会社と亜鉛製錬事業について提携し、合弁会社エム・エスジンク㈱(現・関連会社)を設立。 |
平成15年2月 | 同和鉱業株式会社(現 DOWAホールディングス株式会社)と硫酸事業について提携し、合弁会社㈱アシッズ(現・関連会社)を設立。 |
平成17年4月 | フィリピンのパラワン島南部リオツバ地区においてコーラルベイ・プロジェクト(低品位酸化ニッケル鉱の湿式処理(HPAL)プロジェクト)の生産開始。 |
平成17年4月 | ニューカレドニアでインコ社(現 ヴァーレ社)が開発を推進しているゴロ・ニッケルプロジェクト(HPAL法を用いたニッケル湿式製錬プロジェクト)に参加。 |
平成17年12月 | チリのオホス・デル・サラド鉱山社(現・関連会社)が探鉱権を所有するプンタ・デル・コブレ探鉱地区(チリ)の銅探鉱プロジェクトに参加。 |
平成18年2月 | カナダのテック・コミンコ社(現 テック・リソーシズ社)及び住友商事株式会社との共同プロジェクト、米国アラスカ州ポゴ金鉱山の生産開始。 |
平成18年11月 | ペルーのセロ・ベルデ鉱山の硫化銅鉱床開発プロジェクトの生産開始。 |
平成21年7月 | ポゴ金鉱山権益のテック・リソーシズ社保有分を住友商事㈱とともに取得。合わせてオペレータの地位を継承し、当社初の海外鉱山操業を開始。 |
平成21年8月 | フィリピンのニッケルアジア社(現・関連会社)に資本参加。 |
平成21年9月 | フィリピンのミンダナオ島北東部タガニート地区におけるタガニート・プロジェクト(低品位酸化ニッケル鉱の湿式処理(HPAL)プロジェクト)の実施を決定。 |
平成22年7月 | 住友金属鉱山伸銅㈱と三井金属鉱業㈱圧延加工事業部が吸収分割の方法により事業統合し、当社と三井金属鉱業㈱の協同出資による三井住友金属鉱山伸銅㈱(現・関連会社)が発足。 |
平成23年5月 | カナダのクアドラFNXマイニング社(現 KGHM インターナショナル社)がチリに保有するシエラゴルダ銅鉱山開発プロジェクトに参加。 |
平成25年6月 | フィリピンのタガニート・プロジェクトのプラントが完成。 |
平成25年7月 | 当社と日立電線株式会社(現 日立金属株式会社)のリードフレーム事業が吸収分割の方法により事業統合しSHマテリアル㈱(現・連結子会社)が発足。 |
平成25年7月 平成25年9月 | 日立電線㈱(現 日立金属㈱)の伸銅事業会社である㈱SHカッパープロダクツ(現・関連会社)の株式取得。 フィリピンのタガニート・プロジェクトの生産開始。 |