有価証券報告書-第89期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/23 15:53
【資料】
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【項目】
138項目

沿革

天正18年
(1590)
住友家の業祖、蘇我理右衛門、京都において銅製錬、銅細工を開業。その後、銀・銅を吹き分ける“南蛮吹き”の技術をもち、また鉱山の開発も手がける。
元禄4年
(1691)
別子銅山の稼行開始。
明治38年四阪島に銅製錬所を新設。
昭和2年7月住友合資から別子鉱山、四阪島製錬所等を分離し、住友別子鉱山㈱を設立。
昭和12年6月住友別子鉱山㈱と住友炭礦㈱を合併して、住友鉱業㈱を設立。
昭和14年11月電気ニッケルの生産開始。
昭和21年1月社名を井華鉱業㈱と改称。
昭和25年3月井華鉱業㈱の金属部門をもって、別子鉱業㈱を設立し新発足。
昭和25年6月東京証券取引所市場第一部上場。
昭和27年6月社名を、別子鉱業㈱から住友金属鉱山㈱に改称。
昭和31年9月㈱日向製錬所(現・連結子会社)を設立し、フェロニッケルの生産開始。
昭和35年4月東京電子金属㈱を設立し、エレクトロニクス材料の製造事業に進出。
(昭和41年、当社に吸収合併された)
昭和38年4月シポレックス製造㈱を設立し、ALC(軽量気泡コンクリート)事業に進出。
(平成元年、当社に吸収合併された)
昭和39年7月住鉱アイ・エス・ピー㈱を設立し、亜鉛・鉛の生産開始。
(昭和55年、当社に吸収合併され、播磨事業所となる)
昭和40年8月市川市に中央研究所(現 市川研究所)建設。
昭和42年9月電子金属事業部青梅工場(現 青梅事業所)完成。
昭和45年6月新居浜ニッケル新工場完成。
昭和46年2月東予製錬所完成。
昭和48年3月別子鉱山、5月鴻之舞鉱山操業終結。
昭和52年1月住友金属鉱山シンガポール社(現 SHアジアパシフィック社、連結子会社)を設立し、海外におけるエレクトロニクス材料の製造事業に進出。
昭和52年2月新居浜研究所設置。
昭和56年8月金属鉱業事業団(現 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構)の広域調査により、当社の鹿児島県菱刈鉱区に高品位の金鉱脈発見される。
昭和60年7月菱刈鉱山、金鉱脈に到達。探鉱出鉱開始。
昭和61年2月住友金属鉱山アリゾナ社(現・連結子会社)へ出資。海外鉱山事業への進出並びに銅原料の安定確保。
昭和63年7月カナダのインコ社(現 ヴァーレ社)よりPTインターナショナルニッケルインドネシア(現 PT ヴァーレ インドネシア、関連会社)の株式を取得。ニッケル原料の安定確保。
平成2年7月ニューカレドニアのエタブリスモン バランド(現 フィゲスバル社、関連会社)に資本参加。
平成4年1月米国のフェルプス・ドッジ社(現 フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールド社)が所有するカンデラリア銅鉱床(チリ)の開発プロジェクトに参加。
平成7年9月中国の金隆銅業有限公司(現・関連会社)に資本参加。
平成9年2月海外資源事業統括会社として住友金属鉱山アメリカ社(現・連結子会社)を設立。
平成11年9月住友金属鉱山シポレックス㈱(現・連結子会社)を設立。
平成11年9月㈱ジェー・シー・オー(現・連結子会社)東海事業所において臨界事故発生。
平成14年7月三井金属鉱業株式会社と亜鉛製錬事業について提携し、合弁会社エム・エスジンク㈱(現・関連会社)を設立。
平成15年2月同和鉱業株式会社(現 DOWAホールディングス株式会社)と硫酸事業について提携し、合弁会社㈱アシッズ(現・関連会社)を設立。
平成17年4月フィリピンのパラワン島南部リオツバ地区においてコーラルベイ・プロジェクト(低品位酸化ニッケル鉱の湿式処理(HPAL)プロジェクト)の生産開始。
平成17年4月ニューカレドニアでインコ社(現 ヴァーレ社)が開発を推進しているゴロ・ニッケルプロジェクト(HPAL法を用いたニッケル湿式製錬プロジェクト)に参加。
平成17年12月チリのオホス・デル・サラド鉱山社(現・関連会社)が探鉱権を所有するプンタ・デル・コブレ探鉱地区(チリ)の銅探鉱プロジェクトに参加。
平成18年2月カナダのテック・コミンコ社(現 テック・リソーシズ社)及び住友商事株式会社との共同プロジェクト、米国アラスカ州ポゴ金鉱山の生産開始。
平成18年11月ペルーのセロ・ベルデ鉱山の硫化銅鉱床開発プロジェクトの生産開始。

平成21年7月ポゴ金鉱山権益のテック・リソーシズ社保有分を住友商事㈱とともに取得。合わせてオペレータの地位を継承し、当社初の海外鉱山操業を開始。
平成21年8月フィリピンのニッケルアジア社(現・関連会社)に資本参加。
平成21年9月フィリピンのミンダナオ島北東部タガニート地区におけるタガニート・プロジェクト(低品位酸化ニッケル鉱の湿式処理(HPAL)プロジェクト)の実施を決定。
平成22年7月住友金属鉱山伸銅㈱と三井金属鉱業㈱圧延加工事業部が吸収分割の方法により事業統合し、当社と三井金属鉱業㈱の協同出資による三井住友金属鉱山伸銅㈱(現・関連会社)が発足。
平成23年5月カナダのクアドラFNXマイニング社(現 KGHM インターナショナル社)がチリに保有するシエラゴルダ銅鉱山開発プロジェクトに参加。
平成25年6月フィリピンのタガニート・プロジェクトのプラントが完成。
平成25年7月当社と日立電線株式会社(現 日立金属株式会社)のリードフレーム事業が吸収分割の方法により事業統合しSHマテリアル㈱(現・連結子会社)が発足。
平成25年7月
平成25年9月
日立電線㈱(現 日立金属㈱)の伸銅事業会社である㈱SHカッパープロダクツ(現・関連会社)の株式取得。
フィリピンのタガニート・プロジェクトの生産開始。