5714 DOWA HD

5714
2024/04/25
時価
3496億円
PER 予
12.44倍
2010年以降
4.76-43.59倍
(2010-2023年)
PBR
0.91倍
2010年以降
0.53-1.96倍
(2010-2023年)
配当 予
2.3%
ROE 予
7.28%
ROA 予
4.36%
資料
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減損損失 - 製錬

【期間】
  • 通期

連結

2013年3月31日
6400万
2014年3月31日 -95.31%
300万
2015年3月31日 +999.99%
2億9000万
2019年3月31日 -70.69%
8500万
2020年3月31日 -29.41%
6000万
2021年3月31日 +673.33%
4億6400万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
(注) 1 本項目の「リサイクル原料」には、小坂製錬向けリサイクル原料以外の2次製錬原料等を含みます。
2 取組の詳細につきましては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 気候変動対応」に記載しています。
2023/06/29 9:58
#2 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
2023/06/29 9:58
#3 事業等のリスク
⑥資産減損等に関わるリスク影響度:小~中
(リスクの内容)当社グループの資産は投融資金額に見合う将来キャッシュ・フローが得られないと見積られた場合、減損損失を認識するリスクがあります。減損損失を認識した場合、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。特に鉱山関連の投融資からの将来キャッシュ・フロー総額は、有価金属の品位、将来市場価格及び操業コスト等の各種の前提条件の変化による影響を受けます。なお、当連結会計年度末におけるロス・ガトス鉱山(メキシコ)への当社グループの出資比率は30%であり、投資残高は連結貸借対照表の投資有価証券に18,301百万円計上されており、当社グループの連結総資産において重要性のある鉱山関連の投資と認識しています。
(リスクへの対応)当社グループでは、主要な投資案件についてレビューを年1回行い、最新の将来キャッシュ・フローを確認しています。計画に対する乖離が認められた場合には、各課題への対応策を次年度の実行計画に反映しています。ロス・ガトス鉱山につきましては、上記に加え運営会社に取締役及び従業員を派遣するとともに、DOWAメタルマイン㈱が、共同出資のパートナー及び運営会社と開催するManagement Committee(3か月に一度開催)、Operations Committee(毎月開催)へ参加すること等により、鉱山経営の管理・監督の強化に努めています。
オペレーションリスク
2023/06/29 9:58
#4 会計方針に関する事項(連結)
デリバティブ……時価法2023/06/29 9:58
#5 保証債務の注記
次の会社の金融機関等からの借入金及び買掛金に対し債務保証を行っています。
前事業年度(2022年3月31日)当事業年度(2023年3月31日)
メルテックいわき㈱1,440-
秋田製錬450-
卯根倉鉱業㈱1-
2023/06/29 9:58
#6 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
(注)1 契約資産は、主に工事契約について認識された、一定の期間にわたって充足される履行義務に関するものであり、対価に対する連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。なお、契約資産は、連結貸借対照表上、「受取手形、売掛金及び契約資産」に含まれています。
2 契約負債は、主として製錬部門、電子材料部門等における物品の引渡時に収益を認識する契約について、支払条件に基づき顧客から受取った前受金に関するものであり、収益の認識に伴い取り崩されます。なお、契約負債は、連結貸借対照表における流動負債の「その他」に含まれています。
3 前連結会計年度に認識された収益のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた残高は、7,529百万円です。
2023/06/29 9:58
#7 固定資産除却損の注記(連結)
※6 固定資産除却損の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
DOWAホールディングス㈱ 建設仮勘定等2百万円568百万円
秋田製錬㈱ 機械装置等225416
小坂製錬㈱ 機械装置等179220
エコシステム山陽㈱ 機械装置等67198
2023/06/29 9:58
#8 報告セグメントの概要(連結)
「環境・リサイクル部門」においては、廃棄物処理業、土壌浄化業、資源リサイクル業、物流業等を営んでいます。
製錬部門」においては、銅・亜鉛・鉛・金・銀・亜鉛合金・プラチナ・パラジウム・ロジウム・インジウム・硫酸・すず・アンチモン等の製造・販売を行っています。
「電子材料部門」においては、高純度金属材料、化合物半導体ウェハ、LED、導電材料、電池材料、磁性材料、還元鉄粉等の製造・販売を行っています。
2023/06/29 9:58
#9 従業員の状況(連結)
2023年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(名)
環境・リサイクル部門2,696(679)
製錬部門966(121)
電子材料部門739(377)
(注) 1 従業員数は、就業人員(当社グループ外から当社グループへの出向者を含み、当社グループ外への出向者を除く) であり、臨時雇用者数 (嘱託、臨時員、パートタイマー、人材派遣会社からの派遣社員等) は、 ( ) 内に当連結会計年度の平均人員を外数で記載しています。
2 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している者の数です。
2023/06/29 9:58
#10 持分法適用の範囲の変更(連結)
なお、当連結会計年度において、持分法適用関連会社であった小名浜製錬㈱を、株式の売却により持分法適用の範囲から除外しています。また、持分法適用関連会社であった赤城鉱油㈱が日重環境㈱と合併したことにより、当社の持分比率が減少したため、赤城鉱油㈱を持分法適用の範囲から除外しています。
2023/06/29 9:58
#11 有形固定資産等明細表(連結)
期減少額のうち( )内は内数で減損損失による減少額です。2023/06/29 9:58
#12 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
3,9313,333
JFEホールディングス㈱1,696,7001,696,700製錬事業における取引関係の維持・強化
2,8482,923
1,9111,595
神島化学工業㈱843,260843,260製錬事業における取引関係の維持・強化
1,4661,495
(注) 定量的な保有効果につきましては記載が困難です。保有の合理性は、前述の記載のとおり毎年取締役会にて検証しています。
みなし保有株式
2023/06/29 9:58
#13 減損損失に関する注記(連結)
※5 当社グループは次の資産グループについて、減損損失を計上しています。
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
2023/06/29 9:58
#14 減損損失累計額の表示に関する注記(連結)
形固定資産の減価償却累計額には、減損損失累計額を含めて表示しています。
2023/06/29 9:58
#15 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1978年4月当社入社
2006年10月当社執行役員兼DOWAエコシステム㈱代表取締役社長
2008年4月小坂製錬㈱代表取締役社長兼DOWAメタルマイン㈱取締役
2009年2月当社上席執行役員
2023/06/29 9:58
#16 社外取締役(及び社外監査役)(連結)
当社の社外取締役につきまして、佐藤公生を選任しています。当該社外取締役を選任している理由は、日鉄鉱業㈱において、長年営業分野で手腕を発揮する等、当社グループ外の企業における代表者としての企業経営の経験を有しているためです。なお、当社との間に記載すべき利害関係はありません。
当社の社外取締役につきまして、柴山敦を選任しています。当該社外取締役を選任している理由は、資源処理・リサイクル工学等の国際資源学の研究者として専門的知見を有しており、資源保有国の現地研究機関や鉱山・製錬施設の実地調査等、海外での活動を通じて多くの経験と見識を有しているためです。なお、当社との間に記載すべき利害関係はありません。
当社の社外監査役につきまして、福澤元を選任しています。当該社外監査役を選任している理由は、㈱みずほフィナンシャルグループにて要職を歴任後、保土谷化学工業㈱常務執行役員をつとめる等、金融業、製造業という異なる業種の経営へ参画した経験を有しているためです。なお、当社との間に記載すべき利害関係はありません。また、㈱みずほ銀行は当社の主要な借入先の一つです。
2023/06/29 9:58
#17 税効果会計関係、財務諸表(連結)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度(2022年3月31日)当事業年度(2023年3月31日)
投資有価証券評価損889806
減損損失608591
賞与引当金336468
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
2023/06/29 9:58
#18 税効果会計関係、連結財務諸表(連結)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度(2022年3月31日)当連結会計年度(2023年3月31日)
退職給付に係る負債6,123百万円6,252百万円
減損損失2,3113,895
連結会社間の未実現利益3,0953,152
(注) 1 評価性引当額が1,976百万円増加しています。この増加の主な内訳は、連結子会社において、減損損失に係る評価性引当額1,415百万円を認識したことに伴うものです。
2 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
2023/06/29 9:58
#19 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
当社グループは、1884年(明治17年)の創業以来、時代の変化とともに事業内容を様々に進化させてきました。現在では、5つのコアビジネス(環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理)からなる独自の「循環型ビジネスモデル」を形成し、企業理念の実現を目指しています。
当社グループの「循環型ビジネスモデル」を構成する製品・サービスは、いずれも社会の根幹を支えているとともに、経済活動に伴う環境負荷の低減に寄与しています。そのため、これらの製品・サービスを発展的に進化させ続け、様々な社会課題の解決に貢献し続けることが、当社グループの存在意義(パーパス)であると考えています。
2023/06/29 9:58
#20 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当期は「中期計画2024」の初年度にあたり、企業価値の向上と持続可能な社会の実現への貢献に向け、「循環型ビジネスモデルの進化」と「サステナビリティ・マネジメントの強化」を基本戦略とし、5つのコアビジネスのさらなる強化と経営基盤の充実化のための諸施策を着実に推進しています。
これらの結果、当期の連結売上高は前期比6.2%減の780,060百万円、連結営業利益は同30.1%減の44,610百万円、連結経常利益は同27.0%減の55,501百万円となりました。また、特別損失として収益性が悪化している拠点を対象とする減損損失を5,826百万円計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は同50.9%減の25,041百万円となりました。
主要セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
2023/06/29 9:58
#21 追加情報、連結財務諸表(連結)
(1) 契約終了の理由
DMMは、100%子会社のリサイクル製錬所である小坂製錬㈱及び、小名浜製錬㈱への銅精鉱委託製錬により電気銅を生産・販売しています。
当社グループは、中期経営計画である中期計画2024において、循環型ビジネスモデルの進化を基本戦略と定め、注力施策の一つとして金属リサイクルの強化を推進することとしています。これを踏まえ、金属リサイクル事業に経営資源を集中するために、本契約を終了することとしました。
2023/06/29 9:58
#22 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
当該将来キャッシュ・フロー総額の見積りに当たっては、複雑性を有する計算モデルを用いて、金属の将来市場価格、有価金属の品位及び操業コスト等の仮定を使用して算出します。これらの仮定について、金属の将来市場価格は、当年度の実績をもとに見積り、有価金属の品位及び操業コストは、MPR社等の最新の計画をもとに、採掘活動や選鉱活動による当年度中の実績を考慮して見積ります。
なお、当連結会計年度において、持分法適用の基礎となるMPR社等の財務諸表上の長期性資産について、減損損失は計上していません。
2023/06/29 9:58