有価証券報告書-第125期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 13:40
【資料】
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【項目】
136項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度を採用しております。
当社は、積立型の確定給付企業年金制度を設けており、キャッシュバランスプランの導入及び退職給付信託の設定をしております。一部の連結子会社は、非積立型の退職一時金制度を設けております。また、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合があります。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
退職給付債務の期首残高24,036百万円22,635百万円
勤務費用827780
利息費用258256
数理計算上の差異の発生額△ 454△ 333
退職給付の支払額△ 2,031△ 1,894
退職給付債務の期末残高22,63521,445

(注)1 一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
2 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、勤務費用に計上しております。
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
年金資産の期首残高15,680百万円16,381百万円
期待運用収益192192
数理計算上の差異の発生額8992,113
事業主からの拠出額1,6531,787
退職給付の支払額△ 2,045△ 1,876
年金資産の期末残高16,38118,598

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
積立型制度の退職給付債務22,324百万円21,104百万円
年金資産△ 16,381△ 18,598
5,9432,506
非積立型制度の退職給付債務311340
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額6,2542,847
退職給付に係る負債6,2542,847
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額6,2542,847


(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
勤務費用827百万円780百万円
利息費用258256
期待運用収益△ 192△ 192
数理計算上の差異の費用処理額940485
その他5349
確定給付制度に係る退職給付費用1,8871,379

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
数理計算上の差異百万円2,931百万円

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
未認識数理計算上の差異△2,746百万円185百万円

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
株 式44%50%
債 券41%30%
一般勘定10%15%
そ の 他5%5%
合 計100%100%

(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度41%、当連結会計年度45%含まれております。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産から現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
割引率1.1%0.9%
再評価率1.8%1.2%
長期期待運用収益率2.0%2.0%
予想昇給率2.0%~6.3%2.3%~6.7%