業績予想修正の理由

１．修正の理由新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にある中、当社グループは、第12次中期経営計画に基づき、業績向上に向け取り組んでまいりましたが、当第３四半期連結累計期間において、太陽光発電所建設工事における造成費や労務費の増加等により原価改善面で計画比未達を余儀なくされ、他の施工中の太陽光発電所建設工事案件においても利益率低下の懸念がないか精査が必要になったことから2021年３月期の通期業績予想を未定としておりました。
通期の見通しにつきましては、当第３四半期業績及び手持ち工事の進捗見込みから売上高は420億円にとどまる見込みです。また、精査により設計から資材調達、建設、試運転までの一括工事（ＥＰＣ契約）における調査工事資料の読み間違いによる外注費の増加や発注者との追加工事金額の意見相違が発生し売上総利益が当初予定を大きく下回ることから、通期業績予想を上記のように修正しております。２．配当予想2021年３月期の１株当たり期末配当予想の24円については、前回発表からの変更はありません。３．取締役の賞与不支給通期業績予想の下方修正を真摯に受け止め、2021年３月期に係る役員賞与の不支給を本日開催の取締役会にて決議いたしました。なお、月額報酬の返上につきましては、今般の太陽光案件に関する問題を明確にし再発防止策を講じるべきだとし、改めて取締役会にて決議することを申し合わせいたしました。
（注）上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報を前提としております。実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。