有価証券報告書-第47期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/25 14:17
【資料】
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【項目】
159項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
(取得による企業結合)
当社は、2020年10月19日付で株式会社インヴァランス(以下、「INV社」)の全株式を取得する内容の株式譲渡契約書を締結し、同社を完全子会社化しました。
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称および事業の内容
被取得企業の名称 株式会社インヴァランス
事業の内容 資産運用型マンション開発・販売業
② 株式取得の相手先の名称
小暮 学 他
③ 企業結合を行った主な理由
当社は、東京23区を中心とした資産運用型マンション供給で高い実績を誇るINV社を当社グループに加えることで、当社の重要課題である首都圏戦略において、高いシナジーをもたらすと考えています。また、不動産開発企業であるINV社と賃貸建物を供給・管理している当社はサプライチェーンの中で補完関係にあると考えており、コアビジネスの強化だけでなく相互に新しいビジネスを開発、展開できるものと考えています。
④ 企業結合日
2020年11月2日(株式取得日)
2020年10月1日(みなし取得日)
⑤ 企業結合の法的形式
現金を対価とする株式の取得
⑥ 結合後企業の名称
株式会社インヴァランス
⑦ 取得した議決権比率
100%
⑧ 取得企業を決定するに至った主な根拠
現金を対価とする株式取得により、当社が議決権の100%を取得したことによるものです。
(2) 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
2020年10月1日から2021年3月31日まで
(3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金16,611百万円
取得原価16,611百万円

(4) 主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等442百万円

(5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
① 発生したのれんの金額
9,900百万円
② 発生原因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。
③ 償却方法及び償却期間
20年間にわたる均等償却
(6) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産9,889百万円
固定資産2,722百万円
資産合計12,611百万円
流動負債4,102百万円
固定負債1,797百万円
負債合計5,899百万円

(7) 企業結合契約に規定される条件付取得対価の内容及び当連結会計年度以降の会計処理方針
① 条件付取得対価の内容
クロージング後の特定事業年度における業績等の達成水準に応じて、条件付取得対価(アーンアウト対価)を追加で支払うこととなっています。
② 当連結会計年度以降の会計処理方針
取得対価の追加支払が発生した場合には、取得時に支払ったものとみなして取得価額を修正し、のれんの金額及びのれんの償却額を修正することとしています。
(8) のれん以外の無形固定資産に配分された金額及びその種類別の内訳並びに全体及び種類別の加重平均償却期間
① 無形固定資産に配分された金額及びその主要な種類別の内訳
顧客関連資産 1,050百万円
② 全体及び主要な種類別の加重平均償却期間
顧客関連資産 20年
(9) 企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
売上高9,911百万円
営業利益2百万円

企業結合が当連結会計年度開始の日に完了したと仮定された売上高及び営業利益を影響の概算額としています。なお、当該概算額は監査証明を受けていません。