有価証券報告書-第83期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/12/18 12:35
【資料】
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【項目】
146項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 株式会社ニチボー
事業の内容 地盤改良・地すべり対策・法面保護工事
(2)企業結合を行った主な理由
当社グループは、「環境にやさしく安全な社会の創造に向けてあくなき挑戦を続ける。」という経営理念のもと、地域に根ざした営業活動を積極的に推進し、80年培った防災・減災の技術と技術に裏付けされた商品・製品・サービスの提供を通じて地域社会に貢献することを目標に、事業を推進しております。
株式会社ニチボーは、九州全域で法面事業、及び地盤改良事業におきまして高い「技術力」と豊富な「実績」を有しており、また、環境に配慮しつつ安全で適切な工法を採用する真摯な姿勢をもって、地場お取引先と強固な信頼関係に基づく安定的な販路を構築しております。
今後、当社グループが主力とする建設事業の、特に法面工事におきまして、九州一円にネットワークを有する当社グループの営業力と双方の技術力の融合により受注機会の拡大等、大いにシナジー効果を発揮できるものと考え、株式の取得を実施することといたしました。
(3)企業結合日
2020年9月30日
(4)企業結合の法的形式
株式取得
(5)結合後企業の名称
名称の変更はありません。
(6)取得した議決権比率
100.0%
(7)取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによるものであります。
2.連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
2020年9月30日をみなし取得日としているため、当連結会計年度に係る連結損益計算書に被取得企業の業績は含まれておりません。
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 1,700,000千円
取得原価 1,700,000千円
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等 95,584千円
5.発生するのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額
1,215,224千円
(2)発生原因
取得原価が受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回ったため、その超過額をのれんとして計上しております。なお、当連結会計年度末において企業結合日における識別可能資産及び負債の特定が未了であるため、取得原価の配分は完了しておらず、のれんの金額は暫定的に算定された金額であります。
(3)償却方法及び償却期間
効果の発現する期間にわたって均等償却いたします。
6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産987,740千円
固定資産60,588千円
資産合計1,048,329千円

流動負債563,553千円
固定負債-千円
負債合計563,553千円

7.取得原価の配分
当連結会計年度において、企業結合日における識別可能な資産及び負債の特定が未了であり、取得原価の配分が完了していないため、その時点で入手可能な合理的な情報に基づき暫定的な会計処理を行っております。
8.比較損益情報
企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額およびその算定方法
当該影響の概算額に重要性が乏しいため、記載を省略しています。なお、当該影響の概算額については、監査証明を受けていません。