四半期報告書-第48期第1四半期(平成26年2月1日-平成26年4月30日)

【提出】
2014/06/13 15:16
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【項目】
24項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、政府ならびに日銀による積極的な財政政策・金融緩和等の効果が円高是正や株式市場活性化となって顕れ、景気は引続き回復傾向にあります。
建設業界におきましては、東京オリンピック・パラリンピックの開催やリニア中央新幹線建設に伴うインフラ整備等の投資による期待感などがあるものの、建設資材の価格上昇や人手不足による労務費の増加など、経営環境は依然として厳しい状況で推移しております。
このような状況のなかで、当社は100年企業(永続企業)を目指し、新たな活動拠点として4月より九州支店を新設いたしました。また、従来から行われてきた地盤改良工事・推進工事、近年実績を積み上げてきた矯正工事・杭抜き工事・連壁工事等、さらに、新工法の浅深四軸工法・N-SPC工法・CCC工法等着実に実績をあげております。
この結果、当第1四半期累計期間の売上高につきましては、22億43百万円(前年同期比12.6%減)となりました。損益につきましては、営業利益は40百万円(前年同期比84.2%減)、経常利益は53百万円(前年同期比80.2%減)、四半期純利益は27百万円(前年同期比82.0%減)となりました。
なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。
特殊土木工事等事業における当第1四半期累計期間の完成工事高は、順調に受注しておりますが、大型連壁工事の中断等により11億6百万円(前年同期比20.1%減)となり、セグメント利益は27百万円(前年同期比84.5%減)となりました。
住宅関連工事事業における当第1四半期累計期間の完成工事高は、消費税の増税後の反動等により11億37百万円(前年同期比3.8%減)となり、セグメント利益は13百万円(前年同期比83.8%減)となりました。
機械製造販売等事業については、前第1四半期累計期間、当第1四半期累計期間ともに受注実績および販売実績はなく、売上高およびセグメント利益は発生しませんでした。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産合計は79億2百万円となり、前事業年度末に比べ5億18百万円減少いたしました。その主な要因は、現金預金が3億22百万円減少したこと等によります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は26億52百万円となり、前事業年度末に比べ2億76百万円減少いたしました。その主な要因は、未払法人税等が2億63百万円減少したこと等によります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産の合計は52億50百万円となり、前事業年度末に比べ2億42百万円減少いたしました。その主な要因は、自己株式が2億20百万円増加したこと等によります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は2百万円であります。