有価証券報告書-第51期(平成29年2月1日-平成30年1月31日)

【提出】
2018/04/26 10:31
【資料】
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【項目】
87項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態の分析
当事業年度末における資産合計は95億77百万円となり、前事業年度末に比べ6億15百万円増加いたしました。これを流動・固定資産別にみますと以下のとおりであります。
流動資産は63億31百万円で前事業年度末に比べ63百万円減少いたしました。これは主に現金預金の減少によるものであります。
固定資産は32億46百万円となり、前事業年度末に比べ6億79百万円増加いたしました。これは主に機械及び装置並びに投資有価証券の増加によるものであります。
当事業年度末における負債合計は29億1百万円となり、前事業年度末に比べ2億47百万円増加いたしました。これを流動・固定負債別にみますと以下のとおりであります。
流動負債は24億15百万円で前事業年度末に比べ2億98百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び工事未払金の増加によるものであります。
固定負債は4億86百万円で前事業年度末に比べ50百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少によるものであります。
当事業年度末における純資産の合計は66億75百万円となり、前事業年度末に比べ3億68百万円増加いたしました。これは主に繰越利益剰余金の増加によるものであります。
(2) 経営成績の分析
当事業年度における受注工事高は115億83百万円(前年同期比15.1%増)となり、前事業年度に比べ15億18百万円の増加となりました。
完成工事高は121億38百万円(前年同期比28.2%増)となり前事業年度に比べ26億66百万円の増加となりました。この主な要因について特殊土木工事等事業は、大型不採算工事があったものの大型工事等の受注・完工が堅調に推移したことによるものであります。また、住宅関連工事事業は、前年より戸建住宅の着工件数が減少したものの、中層建築物の地盤改良工事の受注が堅調に推移したことによるものであります。
このほか、兼業事業売上高の機械製造販売等事業における売上高は1百万円(前年同期比79.3%減)となり前事業年度に比べ6百万円の減少となりました。また、再生可能エネルギー等事業の売上高は42百万円(前年同期比1.0%増)となり前事業年度に比べ0百万円の増加となりました。この結果売上高合計は121億82百万円(前年同期比27.9%増)となり前事業年度と比べ26億60百万円の増加となりました。
損益面では、売上総利益は11億78百万円(前年同期比1.9%減)となり前事業年度に比べ22百万円の減少となりました。
営業利益につきましては、4億34百万円(前年同期比14.2%減)となり前事業年度に比べ71百万円の減少となりました。
経常利益につきましては、5億20百万円(前年同期比13.3%減)となり前事業年度に比べ79百万円の減少となりました。
当期純利益につきましては、3億24百万円(前年同期比19.1%減)となり前事業年度に比べ76百万円の減少となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況については「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。