四半期報告書-第52期第3四半期(平成30年8月1日-平成30年10月31日)

【提出】
2018/12/12 16:12
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【項目】
24項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績の改善とあわせ、雇用情勢の着実な改善や設備投資の増加により、景気は緩やかな回復基調に推移しております。ただし、通商問題の動向や海外経済の不確実性など今後留意すべき問題もかかえております。
建設業界におきましては、公共・民間工事ともに受注環境は比較的堅調にあるなか、建設資材の価格上昇や人手不足による労務費の価格の上昇が懸念されるなど、経営環境は依然として厳しい状況で推移しております。
このような状況のなかで当社は、不採算工事ゼロを目指し、難易度の高い工事物件については事業の施工会議を行うなど現場管理を徹底してまいりました。なお、大型工事の一巡で完工高に若干影響を受けていますが、受注高は順調に推移し、中長期目標である150億円の売上達成に努力しております。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高につきましては、78億86百万円(前年同期比6.6%減)となりました。損益につきましては、営業利益は2億61百万円(前年同期比16.3%増)、経常利益は2億97百万円(前年同期比16.2%増)、四半期純利益は2億14百万円(前年同期比24.8%増)となりました。
なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。
特殊土木工事等事業における当第3四半期累計期間の完成工事高は36億6百万円(前年同期比6.7%減)となり、セグメント利益は90百万円(前年同期比68.1%増)となりました。
住宅関連工事事業における当第3四半期累計期間の完成工事高は42億38百万円(前年同期比6.7%減)となり、セグメント利益は1億51百万円(前年同期比1.2%減)となりました。
機械製造販売等事業における当第3四半期累計期間の売上高は3百万円(前年同期比911.7%増)となり、セグメント利益は0百万円(前年同期比859.3%増)となりました。
再生可能エネルギー等事業における当第3四半期累計期間の売上高は36百万円(前年同期比3.5%増)となり、セグメント利益は18百万円(前年同期比6.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産合計は93億12百万円となり、前事業年度末に比べ2億65百万円減少いたしました。その主な要因は、完成工事未収入金が10億10百万円減少したことによります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は25億89百万円となり、前事業年度末に比べ3億12百万円減少いたしました。その主な要因は、支払手形が2億91百万円減少したことによります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は67億23百万円となり、前事業年度末に比べ47百万円増加いたしました。その主な要因は、利益剰余金が1億44百万円増加したことによります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は21百万円であります。