有価証券報告書-第19期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/29 13:18
【資料】
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【項目】
148項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。
確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。一部の確定給付企業年金制度には、退職給付信託が設定されております。退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
一部の連結子会社は、確定拠出年金制度、前払退職金制度及び中小企業退職金共済制度を採用しております。また、当社及び一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。なお、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合があります。
2 確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高57,23758,279
勤務費用3,7053,844
利息費用102111
数理計算上の差異の発生額△133△154
過去勤務費用の発生額-76
退職給付の支払額△2,603△3,226
その他△2967
退職給付債務の期末残高58,27958,999

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高56,49362,822
期待運用収益1,3971,815
数理計算上の差異の発生額5,152△383
事業主からの拠出額1,6681,066
退職給付の支払額△1,889△2,489
その他△00
年金資産の期末残高62,82262,830

(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高2,3042,614
退職給付費用431398
退職給付の支払額△118△149
制度への拠出額△71△67
連結範囲の変更に伴う増減額76378
その他△7169
退職給付に係る負債の期末残高2,6143,343

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務53,67554,269
年金資産△63,552△63,597
△9,876△9,328
非積立型制度の退職給付債務7,9468,840
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△1,929△487
退職給付に係る負債13,53514,200
退職給付に係る資産△15,464△14,687
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△1,929△487

(注) 簡便法を適用した制度を含めております。
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用3,7053,844
利息費用102111
期待運用収益△1,397△1,815
数理計算上の差異の費用処理額379286
過去勤務費用の費用処理額-11
簡便法で計算した退職給付費用431398
確定給付制度に係る退職給付費用3,2222,838

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
過去勤務費用-△64
数理計算上の差異5,69556
合計5,695△7

(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識過去勤務費用-64
未認識数理計算上の差異△3,121△3,178
合計△3,121△3,113

(8)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
債券44%44%
株式27%28%
現金及び預金15%13%
その他14%15%
合計100%100%

(注) 年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度11%、当連結会計年度10%含まれております。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
割引率主として0.0%主として0.0%
長期期待運用収益率主として2.9%主として3.4%

3 確定拠出制度
一部の連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度1,179百万円、当連結会計年度1,361百万円であります。