有価証券報告書-第72期(平成25年1月1日-平成25年12月31日)

【提出】
2014/03/28 11:22
【資料】
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【項目】
107項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


(1) 重要な会計方針と見積り
当グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成しております。また、連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要なものについては、合理的な基準に基づいて行っております。
(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末の資産合計は19,172百万円となり前連結会計年度末より347百万円減少しました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ未収入金が173百万円、現金及び預金が727百万円増加したことなどにより、残高6,356百万円と前連結会計年度末より948百万円増加しました。
有形固定資産は、272百万円の設備投資を実施しました。有形固定資産に係る減価償却費593百万円などにより、残高8,259百万円と前連結会計年度末より319百万円減少しました。
投資その他の資産は、賃貸固定資産の減価償却費36百万円、賃貸固定資産の売却1,157百万円などにより、残高4,468百万円と前連結会計年度末より965百万円減少しました。
② 負債の部
当連結会計年度末の負債合計は10,914百万円となり前連結会計年度末より1,019百万円減少しました。これは、前連結会計年度末に比べ、短期借入金及び長期借入金の返済等984百万円減少したことなどによります。
③ 純資産の部
当連結会計年度末の純資産合計は8,257百万円となり前連結会計年度末より672百万円増加しました。これは、前連結会計年度末に比べ、利益剰余金が519百万円増加したことなどによります。
(3) 経営成績の分析
当連結会計年度の売上高は24,697百万円(前連結会計年度24,792百万円)と前連結会計年度に比べ0.4%の減収となりました。営業損益はTPS活動を中心とした生産性の向上に努めたこと、また、粗利益優先の営業方針の徹底に努め、前連結会計年度に比べ611百万円改善し410百万円の利益となりました。経常損益は前連結会計年度に比べ540百万円改善し486百万円の利益となりました。
当期純損益は上記の要因と、海外賃貸固定資産の売却益151百万円により、前連結会計年度に比べ749百万円改善し519百万円の利益となりました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性について
資金状況については、業績の非常に厳しい中で、事業活動による資金調達によって充当しております。
なお、借入金及びリース債務については約定に基づき返済しております。
また、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況につきましては、「第2 事業の状況 1業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。