2503 キリン HD

2503
2024/04/24
時価
2兆784億円
PER 予
14.06倍
2009年以降
赤字-154.43倍
(2009-2023年)
PBR
1.63倍
2009年以降
0.85-3.1倍
(2009-2023年)
配当 予
3.12%
ROE 予
11.57%
ROA 予
4.57%
資料
Link
CSV,JSON

ブランド(IFRS)

【期間】
  • 通期

連結

2018年12月31日
590億6500万
2019年12月31日 -37%
372億800万
2020年12月31日 +31.75%
490億2000万
2021年12月31日 -18.02%
401億8700万
2022年12月31日 +48.35%
596億1600万
2023年12月31日 +117.7%
1297億8700万

有報情報

#1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
まず、経営・事業トップの経験を通じた「企業経営」の総合的な能力、そして当社経営の根幹である「CSV」における専門性・経験は、大前提として重要なスキルであります。
次に、重要案件の最終意思決定においては、当社事業領域に対する深い理解が必要であります。特に、グループの長期的な成長を担う「ヘルスサイエンス」「医薬」に関する専門性・経験は、グループを統括する当社が優先的に備えるべきスキルであります。加えて、当社事業領域の基盤をなす組織能力である「R&D」「生産」「品質保証」「ブランド戦略/マーケティング」、グローバル展開の推進に必要な「海外事業」、ビジネスモデルの変革に不可欠となりつつある「ICT/DX」、そしてこれら事業・機能戦略の実行を支える「人財・組織開発」における専門性・経験が求められます。また、経営に対する監督機能の発揮においても、以上に述べたスキルは必要となりますが、加えて「財務・会計」「法務」「リスク管理」「ESG」における専門性・経験は、有効なコーポレートガバナンスを実現する観点から特に不可欠であります。
本報告書記載のスキル・マトリックスにおいては、関連性の高いスキルをまとめて表記しております。今後の事業環境の変化に伴い必要なスキルも変化しますが、本報告書提出時点の取締役会・監査役会は、現時点で必要なスキルを全体として備えているものと考えております。
2024/03/28 15:14
#2 株式の保有状況(連結)
b.保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
政策保有株式は、個別の銘柄毎に保有目的が適切か、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを精査し、ブランドの価値向上に資するか否かの総合的な判断も加えた上で、継続保有の可否について取締役会で検証しております。
c.銘柄数及び貸借対照表計上額
2024/03/28 15:14
#3 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(ⅰ) ブランド
ブランドは、取得原価で当初認識しております。ブランドは、原則として正味のキャッシュ・インフローが継続すると期待される期間を予見することができないため、耐用年数の確定できない無形資産として償却は行わず、年次及び減損の兆候が存在する場合はその都度、減損テストを実施しております。
(ⅱ) 販売権
2024/03/28 15:14
#4 注記事項-非金融資産の減損、連結財務諸表(IFRS)(連結)
減損テストの際に当社グループの資金生成単位又は資金生成単位グループに配分された、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の主なもの(減損損失認識後)は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前年度(2022年12月31日)当年度(2023年12月31日)
のれんブランドのれんブランド
オセアニア酒類事業192,50952,984213,46560,728
当社グループは、企業結合により生じたLION PTY LTD(オセアニア酒類事業)が保有するブランドを資産計上しております。
LION PTY LTDが保有するブランドは、主にオセアニア地域において、今後も長期にわたって当社グループに経済的便益をもたらすものと期待されていることから、耐用年数が確定できない無形資産として分類しております。
2024/03/28 15:14
#5 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1985年4月当社入社
2012年11月当社コーポレートコミュニケーション部長
2013年1月キリン㈱CSV本部ブランド戦略部長
2014年3月同社執行役員CSV本部ブランド戦略部長
2019年3月当社常務執行役員ブランド戦略部長
2020年6月㈱ファンケル社外取締役(現任)
2024/03/28 15:14
#6 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
①食領域(酒類・飲料事業)
「食領域」では、引き続き主力ブランドを中心とした強固なブランド体系の確立と、高付加価値・高単価商品の育成による高収益化に取り組みます。
麒麟麦酒㈱は、「キリン一番搾り生ビール」を中心に、多様なラインアップでブランドの魅力や楽しみ方を提案します。「本麒麟」はリニューアルを行い、ブランド価値の発信を継続していきます。また、今春にはビールカテゴリーの新ブランドを発売するなど、強固なブランド体系の確立を目指します。
2024/03/28 15:14
#7 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
・食領域
酒類・飲料事業では、国内外で主力ブランドの強化と、新たな成長エンジン育成に向けた高付加価値商品の拡大に取り組みました。また、原材料価格の高騰など厳しい環境下でもコスト削減や価格改定で対応し、収益性改善に取り組みました。
・医領域
2024/03/28 15:14
#8 脚注(取締役(及び監査役)(連結)
4 上記取締役、監査役のほかに、9名の執行役員がおります。
常務執行役員ブランド戦略、マーケティング戦略、デジタル・情報戦略、麒麟麦酒㈱副社長執行役員(マーケティング管掌)山 形 光 晴
常務執行役員当社CSV戦略部長、CSV戦略、広報戦略藤 川 宏
常務執行役員SCM戦略、生産技術戦略岩 崎 昭 良
常務執行役員当社R&D本部長、R&D戦略横 山 昌 人
常務執行役員当社品質保証部長、品質保証統括永 嶋 一 史
常務執行役員事業提携・投資戦略、リスク管理統括、海外担当(含む海外クラフトビール)三 橋 英 記
常務執行役員麒麟麦酒㈱代表取締役社長堀 口 英 樹
常務執行役員キリンビバレッジ㈱代表取締役社長井 上 一 弘
常務執行役員協和発酵バイオ㈱代表取締役社長深 田 浩 司
2024/03/28 15:14
#9 配当政策(連結)
当社は、2022年中計にて策定した資本政策に基づき、事業への資源配分及び株主還元について以下の通り考えております。
事業への資源配分については、ヘルスサイエンス領域を中心とした成長投資を最優先としながら、既存事業の強化・収益性改善に資する投資を行います。また、将来のキャッシュ・フロー成長を支える無形資産(ブランド・研究開発・ICT・人的資本など)及び新規事業創造への資源配分を安定的かつ継続的に実施します。なお、投資に際しては、グループ全体の資本効率を維持・向上させる観点からの規律を働かせます。株主還元についても、経営における最重要課題の一つと考えており、1907年の創立以来、毎期欠かさず配当を継続しております。「平準化EPSに対する連結配当性向40%以上」による配当を安定的かつ継続的に実施するとともに、自己株式の取得については、追加的株主還元として最適資本構成や市場環境及び投資後の資金余力等を総合的に鑑み、実施の是非を検討していきます。
当期の剰余金の配当につきましては、平準化EPSに対する連結配当性向40%以上に基づき、1株につき中間配当34.5円、期末配当36.5円とし、年間71円配当としました。
2024/03/28 15:14