2503 キリン HD

2503
2024/04/24
時価
2兆784億円
PER 予
14.06倍
2009年以降
赤字-154.43倍
(2009-2023年)
PBR
1.63倍
2009年以降
0.85-3.1倍
(2009-2023年)
配当 予
3.12%
ROE 予
11.57%
ROA 予
4.57%
資料
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外部収益 - 国内飲料

【期間】

連結

2018年12月31日
2829億6700万
2019年12月31日 +1.36%
2868億600万
2020年12月31日 -12.08%
2521億7300万
2021年12月31日 -3.09%
2443億8600万
2022年12月31日 -0.46%
2432億5700万
2023年12月31日 +4.84%
2550億2800万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
リスク管理内容□グループリスク・コンプライアンス委員会を設置し、気候変動や自然資本、法規制などの環境関連リスクと機会を、他のサステナビリティ関連を含めたリスクマネジメントの中で統括し、リスク管理の基本方針を審議します。※リスク管理の詳細は、3[事業等のリスク]に記載しています。
進捗□危機事象個々に対するアプローチ方法を見直し、経営資源の喪失にスポットを当てて対策を検討する「オールハザード型BCP」に移行(2021年以降)しています。□シナリオ分析では各種の研究論文、Aqueductなどの科学的根拠に基づいたリスク評価ツールを活用しています。2023年からは、TNFDが推奨するENCORE、IBATといったツールの活用も開始しています。
e>指標と目標気候変動に関連する目標自然資本に関連する目標容器包装に関連する目標
項目目標実績※2
ペットボトルの再生樹脂使用比率50%(2027年)8.3%
国内飲料事業紙・印刷物FSC認証紙採用比率100%維持100%
※1:2021年10月に公開された「 TCFD 指標、目標、移行計画に関するガイダンス」および「TCFDの提言の実施(2021年版)」を指します。
※2:2022年末実績です。
2024/03/28 15:14
#2 主要な顧客に関する情報(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
関連するセグメント名前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)当年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
三菱食品㈱国内ビール・スピリッツ、国内飲料、その他220,074230,872
2024/03/28 15:14
#3 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
2023年12月31日現在
国内ビール・スピリッツ4,356[1,278]
国内飲料3,408[541]
オセアニア酒類3,956[416]
(注) 1 従業員数は就業人員であります。
2 臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2024/03/28 15:14
#4 指標及び目標、気候変動、容器包装(連結)
項目目標実績※2
ペットボトルの再生樹脂使用比率50%(2027年)8.3%
国内飲料事業紙・印刷物FSC認証紙採用比率100%維持100%
2024/03/28 15:14
#5 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1) 売上収益の分解とセグメント収益との関連
(単位:百万円)
国内ビール・スピリッツ663,522684,863
国内飲料243,257255,028
オセアニア酒類255,900280,990
(2) 履行義務の充足時期
技術収入に関する契約等における残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。なお、実務上の便法を使用しているため、当初の予想残存期間が1年以内の取引は含めておりません。
2024/03/28 15:14
#6 注記事項-追加情報(連結)
(セグメント区分の変更)
当社グループの報告セグメントの区分は、当年度において「国内ビール・スピリッツ事業」「国内飲料事業」「オセアニア酒類事業」「医薬事業」としておりましたが、翌年度より「酒類事業」「飲料事業」「医薬事業」「ヘルスサイエンス事業」に変更することとしました。
当社グループは、長期経営構想「KV2027」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」ことを目指しています。その実現に向けて、ヘルスサイエンス領域を食領域と医領域に続く当社の第3の柱にすべく取り組んでおり、当年度において豪州企業Blackmores Limitedの議決権100%を取得し、同社に対する支配を獲得しました。同社の買収を機に、ヘルスサイエンス領域の事業規模をより拡大させていきます。これに当たり、2023年11月20日の取締役会において当社グループにおける内部モニタリング単位を翌年度より変更することを決議いたしました。
2024/03/28 15:14
#7 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
消費税や付加価値税、酒税等については各国の法令や取引実態を総合的に勘案し、税務当局の代理人として取引を行っていると考えられるものについては、取引金額に含んでおりません。
① 国内ビール・スピリッツ事業、国内飲料事業及びオセアニア酒類事業
国内ビール・スピリッツ事業、国内飲料事業及びオセアニア酒類事業においては、ビール、洋酒、清涼飲料等の販売を行っております。
2024/03/28 15:14
#8 注記事項-非金融資産の減損、連結財務諸表(IFRS)(連結)
減損損失のセグメント別内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
国内ビール・スピリッツ-
国内飲料-
オセアニア酒類3,525建物及び構築物・機械装置及び運搬具・ソフトウェア
医薬事業において、ザンデリシブ(開発番号:ME-401)の日本以外での共同開発中止の決定に伴う無形資産(仕掛研究開発費)の減損損失14,330百万円を計上しました。回収可能価額は使用価値に基づいており、その価値をゼロとしております。
その他事業にはバイオケミカル事業が含まれております。当年度において、新型コロナ及び地政学リスクの顕在化に起因した世界的な原燃料高騰影響による収益性悪化などを受け、同事業に係る事業用資産について減損テストを実施しました。この結果、当年度において、バイオケミカル事業に係る非流動資産の減損損失42,957百万円を計上しました。当該減損損失42,957百万円の主な内訳は、のれん12,874百万円、建物及び構築物11,351百万円、機械装置及び運搬具11,305百万円であります。
2024/03/28 15:14
#9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
セグメント別の業績は次のとおりです。
2023年実績2022年実績対前年増減対前年増減率
国内ビール・スピリッツ6,849億円6,635億円213億円3.2%
国内飲料2,550億円2,433億円118億円4.8%
オセアニア酒類2,810億円2,559億円251億円9.8%
国内ビール・スピリッツ777億円747億円31億円4.1%
国内飲料169億円188億円△19億円△10.1%
オセアニア酒類324億円315億円9億円2.7%
<国内ビール・スピリッツ事業>国内酒類市場は、原材料価格高騰の影響を受ける中、各社収益性確保に向け価格改定が進みました。10月の酒税改正と価格改定により、ビールと発泡酒・新ジャンルの価格差が縮小しました。それに伴い、ビールカテゴリーが活況を呈しました。麒麟麦酒㈱では主力ブランドの「キリン一番搾り生ビール」と、健康志向を捉えた「キリン一番搾り糖質ゼロ」をリニューアルし堅調に推移したことに加え、業務用市場の回復も追い風となり、「一番搾り」ブランド全体の販売数量は、前年比5%増となりました。新たな成長エンジンであるクラフトビールカテゴリーでは、「スプリングバレー」ブランドから「スプリングバレージャパンエール<香>」と、限定商品の「スプリングバレーアフターダーク<黒>」を発売しラインアップを強化するとともに、流通企業やクラフトビールメーカーとも連携し、クラフトビールの売場拡大を進めました。また、業務用市場においても、飲食店向けビールサーバー「Tap Marché (タップ・マルシェ)」の取り扱い店舗拡大に取り組み、クラフトビールの体験機会を提供しました。麒麟麦酒㈱のウイスキーづくりは、富士御殿場蒸溜所が稼働した1973年に始まり、2023年に50周年を迎えました。代表ブランドの「富士」は、国内での販売実績が前年の2.7倍に伸長したほか、海外では欧州における展開国をさらに拡大しました。RTDカテゴリーでは、主力の「キリン氷結®」ブランドが好調に推移しました。特に「キリン氷結®無糖」シリーズが、年間の販売目標を10月に達成するなど、前年比35%増と大きく伸長しました。また、高付加価値RTD商品として、「キリン上々焼酎ソーダ」を10月に発売し、食事に合うRTDとして新たな需要を開拓しました。
2024/03/28 15:14