2503 キリン HD

2503
2024/03/28
時価
1兆9212億円
PER 予
10.57倍
2009年以降
赤字-154.43倍
(2009-2023年)
PBR
1.5倍
2009年以降
0.85-3.1倍
(2009-2023年)
配当 予
3.38%
ROE 予
14.22%
ROA
3.93%
資料
Link
CSV,JSON

外部顧客への売上高 - 日本

【期間】

連結

2012年12月31日
1兆1900億
2013年12月31日 -0.83%
1兆1801億
2014年12月31日 -2.31%
1兆1529億
2015年12月31日 +3.35%
1兆1915億
2016年12月31日 -3.21%
1兆1532億

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
2024/03/28 15:14
#2 事業の内容
また、当社は特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
<国内ビール・スピリッツ事業>麒麟麦酒㈱(連結子会社)を統括会社として日本におけるビール、発泡酒、新ジャンル、洋酒他酒類製品の製造・販売を行っております。
<国内飲料事業>キリンビバレッジ㈱(連結子会社)を統括会社として日本における清涼飲料の製造・販売を行っております。
2024/03/28 15:14
#3 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略(連結)
e>人財戦略の重点取り組み
《取り組み事例》■グループ理念浸透・グループ一体感醸成キリングループが目指すグループ理念・価値観を体現した取り組みを表彰する「キリングループ・アワード」を毎年開催しています。2023年からは、よりグループ一体感の醸成を図るため、従業員を主役とした内容へと位置づけを刷新しました(応募数98件、当日オンライン視聴1,200アクセス)。従業員同士が、表彰案件の事例に共感・共鳴し合う場とすることで、国や地域・事業を越えたグループシナジーの発揮へとつなげていきます。■越境学習を通じた個と組織の多様性越境学習では、『個の自律的なキャリア形成』に加え、『個と組織の多様性』を狙いとしています。自社内の経験や価値観にとどまらず、社外・人とのつながりを通じて新たな視点や価値観が得られ、また、さまざまな価値観をもつ人財を受け入れることで、組織の多様性受容にもつなげています。2019年に「留職プログラム制度」をスタート、2020年には「副業」を解禁し、同時に外部からの副業受け入れも開始しました(グループ内副業件数:174件※)。2021年以降、企業間で相互に副業に取り組む「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」に参画。また、2022年8月に設立された「人的資本経営コンソーシアム」にも参画し、経済産業省・金融庁の支援の下、日本企業の持続的価値向上に向けて「人的資本経営」を推進していきます。※2020年7月〜2023年12月 許可数(キリンホールディングス、キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンの4社勤務者)
4.人事の基本理念人財戦略の基盤となるのが「人事の基本理念」です。人財戦略は大きな転換期を迎えていますが、グループ人事の基本理念である「人間性の尊重」は変わりません。人間のもつ無限の可能性を大事にするという考え方は、キリンビールの醸造フィロソフィーである「生への畏敬」にも通じます。無限の可能性をもって、従業員一人一人が新たな価値創造に向かって挑戦し、生き生きと働くことで、仕事を通じて成長し、発展し続ける環境を提供していきます。
2024/03/28 15:14
#4 地域に関する情報(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
前年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)当年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
日本1,159,4271,183,300
オセアニア184,343213,876
(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
② 非流動資産
2024/03/28 15:14
#5 役員・従業員株式所有制度の内容(連結)
信託契約の概要は、以下のとおりであります。
信託の種類特定単独運用の金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)
委託者当社
受託者三菱UFJ信託銀行株式会社共同受託者 日本マスタートラスト信託銀行株式会社
受益者当社の株式交付規程に従ってポイントの付与を受けた取締役等であって、受益権を取得した者
② 本信託制度が当社株式を取得させる予定の株式の総数
1,000,000株(上限)
2024/03/28 15:14
#6 役員報酬(連結)
● 報酬水準
日本を代表するグローバル製造業企業との比較で、基本報酬につき中位、業績目標達成時の総報酬につき中位以上を目安とし、競争力のある報酬水準を確保します。社外取締役の報酬水準についても、当社のガバナンス強化において期待される役割の大きさを考慮し、中位以上となる水準を確保します。
● 業績連動報酬比率
2024/03/28 15:14
#7 提出会社の株式事務の概要(連結)
第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度1月1日から12月31日まで
買取・買増手数料無料
公告掲載方法電子公告により行います。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。公告掲載URLhttps://www.kirinholdings.com/jp/
株主に対する特典株主優待制度(1) 対象株主 毎年12月31日現在の株主名簿に記録された1単元以上の株主(2) 優待内容 ① 100~1,000株未満保有株主 1,000円相当の優待品② 1,000株以上保有株主 3,000円相当の優待品上記に加えて、①②共通で当社子会社が運営するECサイト「DRINX(ドリンクス)」で利用できる500円割引クーポンを進呈。
(注) 定款の規定により単元未満株式を有する株主は、その有する単元未満株式について、以下の権利以外の権利を行使することができません。
(1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
2024/03/28 15:14
#8 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
Nightingale Health Oyj2,702,0772,702,077同社サービスの日本での事業展開等の取引関係を維持・強化するために保有しております。個別の定量的、定性的な保有効果についての記載は困難ですが、適宜保有意義についての検証を実施しております。
474386
(注) 1 「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
2 保有の合理性は、当事業年度末で保有する全ての政策保有株式について、2024年1月29日開催の取締役会で継続保有の適否の検証を行いました。
2024/03/28 15:14
#9 注記事項-その他の金融資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
市場性のない銘柄は、主に日本国内の事業における取引先等への投資により構成されております。日本国内の事業における前年度及び当年度の公正価値の合計額はそれぞれ22,046百万円及び26,338百万円で在ります。
(3) 保有資産の効率化及び有効活用を図るため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の売却(認識の中止)を行っております。各年度の売却時点での公正価値及び資本でその他の包括利益として認識されていた累積損益は、以下のとおりであります。
2024/03/28 15:14
#10 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定しており、「国内ビール・スピリッツ事業」「国内飲料事業」「オセアニア酒類事業」「医薬事業」の4つを報告セグメントとしております。
「国内ビール・スピリッツ事業」は、麒麟麦酒㈱を統括会社として日本におけるビール、発泡酒、新ジャンル、洋酒他酒類製品の製造・販売を行っております。
「国内飲料事業」は、キリンビバレッジ㈱を統括会社として日本における清涼飲料の製造・販売を行っております。
2024/03/28 15:14
#11 注記事項-作成の基礎、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(4) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満の端数は四捨五入して表示しております。
(5) 会計上の判断、見積り及び仮定
2024/03/28 15:14
#12 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
1.報告企業
キリンホールディングス㈱(以下、当社)は、日本に所在する株式会社であります。当社の登録されている住所は、ウェブサイト(https://www.kirinholdings.com/)で開示しております。
当社及び子会社(以下、当社グループ)は、酒類、清涼飲料、医薬品の製造・販売等を行っております。
2024/03/28 15:14
#13 注記事項-持分法で会計処理されている投資、連結財務諸表(IFRS)(連結)
② ㈱ファンケル
㈱ファンケルは、日本を中心に化粧品・健康食品の研究開発、製造及び販売を行っており、当社グループは同社と経営資源を活用し合うことでシナジーを創出し、事業を育成・拡大していきたいと考えております。
㈱ファンケルの要約財務情報と当社グループの持分の帳簿価額との調整表は以下のとおりであります。
2024/03/28 15:14
#14 注記事項-金融商品、連結財務諸表(IFRS)(連結)
① 為替変動リスク管理
当社グループは、グローバルに事業活動を展開しており、機能通貨以外の通貨で実施する取引や、在外営業活動体の財務諸表を日本円に換算し連結する際に、当社グループの資本が為替変動の影響を受けるリスクに晒されております。為替変動リスクを管理するため為替予約や通貨スワップ等を利用しヘッジしております。
当社グループは主に、ミャンマーチャット及び米ドルとユーロの為替リスク(当社グループ各社が各機能通貨で実施する取引に係るものを除く)に晒されております。
2024/03/28 15:14
#15 注記事項-非金融資産の減損、連結財務諸表(IFRS)(連結)
医薬事業において、ザンデリシブ(開発番号:ME-401)の日本以外での共同開発中止の決定に伴う無形資産(仕掛研究開発費)の減損損失14,330百万円を計上しました。回収可能価額は使用価値に基づいており、その価値をゼロとしております。
その他事業にはバイオケミカル事業が含まれております。当年度において、新型コロナ及び地政学リスクの顕在化に起因した世界的な原燃料高騰影響による収益性悪化などを受け、同事業に係る事業用資産について減損テストを実施しました。この結果、当年度において、バイオケミカル事業に係る非流動資産の減損損失42,957百万円を計上しました。当該減損損失42,957百万円の主な内訳は、のれん12,874百万円、建物及び構築物11,351百万円、機械装置及び運搬具11,305百万円であります。
2024/03/28 15:14
#16 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1969年4月アーサーアンダーセンアンドカンパニー入社
1989年2月アンダーセンコンサルティング(現 アクセンチュア㈱)日本代表
1995年12月同社代表取締役社長
2024/03/28 15:14
#17 研究開発活動
KHK7791(日本製品名:フォゼベル)
・9月に日本において透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善を適応症とする製造販売承認を取得しました。
がん領域
2024/03/28 15:14
#18 経営上の重要な契約等
当社の連結子会社である協和キリン㈱(以下「協和キリン」)は、Amgen Inc.(以下「アムジェン」)とヒト型抗OX40モノクローナル抗体KHK4083の自己免疫疾患であるアトピー性皮膚炎等を対象とした共同開発・販売に関する契約を2021年6月1日付で締結し、本契約は米国の独占禁止法に基づく待機期間が終了したことを受けて、2021年7月31日に発効しております。
KHK4083は協和キリンが保有している「完全ヒト抗体作製技術」と抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)を高める「POTELLIGENT®技術」を利用したヒト型抗OX40モノクローナル抗体であり、活性化T細胞を選択的に減少させることが確認されています。現在、G7地域で約3,000万人以上が罹患しているアトピー性皮膚炎を対象として、本剤は米国、欧州、日本で開発が進められており、アトピー性皮膚炎の治療薬としてファーストインクラスになりうる開発品です。
ADCC活性を高める協和キリンのPOTELLIGENT技術を利用した抗体医薬品は、現在、がんや喘息などの治療分野で応用されています。このADCC活性を高める協和キリンのPOTELLIGENT技術は、多くの製薬会社にもライセンスされています。
2024/03/28 15:14
#19 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
LIONは、豪州での主力ビールブランド「XXXX (フォーエックス)」や、新たに豪州とニュージーランドで販売を開始した「キリン 氷結®」等のブランド強化に注力します。また、豪州や北米でクラフトビールの拡大に引き続き取り組みます。
メルシャン㈱は、日本ワイン「シャトー・メルシャン」を中心に取り組み、収益性を強化します。
Coke Northeastは、売り上げ成長を実現させながら、サプライチェーンの生産性を高めるITの活用により、高収益体制を維持していきます。
2024/03/28 15:14
#20 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
①事業全体の状況
2023年、日本国内では、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)の感染症法上の位置付けが5類に移行し、社会生活や働き方がふたたび変化した1年でした。人の移動が活発になり、街は賑わいを取り戻しつつあります。一方、世界では様々な地域で地政学リスクが高まり、世界的なインフレや為替変動等が続いています。加えて、地球温暖化による新たな感染症のリスク増大や、生成AIをはじめとしたITテクノロジーが急速に進化するなど、消費者の価値観や行動、社会の変化はますます複雑で先行きが見通せない時代です。
キリングループは、創業以来一貫して発酵・バイオテクノロジーをコア技術とし、酒類・飲料事業だけでなく、医薬事業にも強みを持つ、世界でも類を見ない企業グループへ進化を続けています。
2024/03/28 15:14