有価証券報告書-第137期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 13:42
【資料】
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【項目】
129項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
(取得による企業結合)
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 ウィンザー・クオリティ・ホールディングス社(以下、ウィンザー社)
事業の内容 冷凍食品の製造・販売
② 企業結合を行った主な理由
ウィンザー社は、冷凍食品事業に精通した経営陣のもと、米国冷凍食品市場において、大手流通を始め取扱い店舗数約8万店と幅広い流通ネットワークを持つほか、取扱いレストラン数約12万店と外食向けにも強固な営業基盤を有しています。また、同社は、全米に7つの生産拠点があり、アジア食でトップシェア、メキシカン、イタリアン、スナック製品でも強力なブランドと製品群を保有しています。
今回の買収により、成長市場でのシェア拡大に向け、北米冷凍食品事業のポートフォリオ再構築を行います。それに基づき、既存のアジア製品カテゴリーのブランドの強化、日本食製品カテゴリーのブランドの創出等、新たな戦略を展開します。さらに、収益構造強化に向け、味の素グループの生産技術導入による生産性改善と商品の高付加価値化を図ります。販売チャネルでは、ウィンザー社の持つ強い小売・外食へのネットワークを最大に活用し、2020年度までに北米における冷凍食品事業規模1,000億円、日本食・アジア食における圧倒的No.1を実現します。
③ 企業結合日
平成26年11月5日
④ 企業結合の法的形式
現金を対価とする持分取得
⑤ 結合後企業の名称
ウィンザー・クオリティ・ホールディングス社
⑥ 取得した議決権比率
100%
⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社の連結子会社である味の素ノースアメリカ社が現金を対価として持分を取得したためであります。
(2) 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
平成26年11月5日から平成26年12月31日まで
(3) 被取得企業の取得原価及びその内訳
取得の対価 804百万米ドル (92,323百万円)
取得原価 804百万米ドル (92,323百万円)
(4) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
① 発生したのれんの金額
454百万米ドル(52,082百万円)
② 発生原因
主としてウィンザー社の有する強固なブランド力・顧客基盤によって期待される超過収益力であります。
③ 償却方法及び償却期間
15年間にわたる均等償却
(5) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 17,316百万円
固定資産 32,567百万円
資産合計 49,884百万円
流動負債 9,644百万円
負債合計 9,644百万円
(6) のれん以外の無形資産に配分された金額及びその主要な種類別の内訳並びに加重平均償却期間
顧客関係資産 29百万米ドル (3,326百万円) 償却期間 15年
商標関係資産 79百万米ドル (9,152百万円) 償却期間 15年
製法関係資産 43百万米ドル (4,989百万円) 償却期間 15年
(7) 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
概算額の算定が困難であるため試算しておりません。なお、当該注記は監査証明をうけておりません。