有価証券報告書-第104期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/24 14:45
【資料】
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【項目】
153項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
重要な企業結合等はありません。
当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
取得による企業結合
当社の連結子会社であるNichirei Holding Holland B.V.はNorish PLCと株式譲渡契約を締結し、2021年10月29日付でNorish PLC傘下のNorish (N.I.) Limited及びNorish Limitedの全株式を取得いたしました。
1.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容
① 被取得企業の名称:Norish (N.I.) Limited
事業の内容 :Norish Limitedに対する不動産の賃貸
② 被取得企業の名称:Norish Limited
事業の内容 :英国における低温物流事業(保管・急速凍結サービス等)
(2) 企業結合を行った主な理由
Norish (N.I.) Limitedは、その子会社であるNorish Limitedを介して英国で低温物流事業を展開しており、内陸部及び港湾エリアで合計6ヶ所の冷蔵倉庫を運営し、保管サービスと急速凍結等の付帯サービスを提供しております。また、中国・米国・EU等への輸出貨物取扱いに必要な施設認証も取得しております。今回の買収により英国における冷蔵倉庫事業への本格的な参入を実現すると同時に、グループシナジーの創出によって更なる事業拡大を目指してまいります。
(3) 企業結合日
2021年10月29日
(4) 企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
(5) 結合後企業の名称
変更はありません。
(6) 取得した議決権比率
100.0%
(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社の連結子会社であるNichirei Holding Holland B.V.が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
2.連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
2021年10月29日から2021年12月31日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価現金7,696百万円
取得原価7,696百万円

4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザー費用等 294百万円
5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1) 発生したのれんの金額
4,787百万円
(2) 発生原因
主として今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。
なお、受け入れた資産及び引き受けた負債のうち識別可能な資産及び負債の企業結合日時点の時価を基礎として取得原価を配分しており、社外の専門家を利用し、輸出ライセンス及び顧客関連資産を識別するとともに、土地及び建物を評価替えしたうえで、取得原価の配分を行い、残額をのれんとして識別しております。
(3) 償却方法及び償却期間
20年間の均等償却
なお、事業計画に基づいて算出された割引後将来キャッシュ・フローにより固定資産の回収が完了する期間により算定しております。事業計画における主要な仮定は、増設予定の倉庫に係るパレット数及び売上の増加となります。
6.のれん以外の無形固定資産に配分された金額及びその主要な種類別の内訳並びに償却期間
(1) 無形固定資産に配分された金額
輸出ライセンス882百万円
顧客関連資産448

(2) 償却方法及び償却期間
20年間の均等償却
なお、のれんと同様の方法により償却期間を算定しております。
7.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産1,279百万円
固定資産5,388
資産合計6,668
流動負債3,189
固定負債915
負債合計4,105

8.企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響が軽微であるため、記載を省略しております。