- #1 事業等のリスク
当社グループは、債権保全のため情報収集や与信管理を徹底し、債権の回収不能という事態の未然防止に注力しております。また、売上債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しておりますが、このような取組みの範囲を超える予期せぬ取引先の経営状態の悪化が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(13) 投資有価証券
当社グループは、主に安定的・中長期的な取引関係の維持・強化を目的として主要取引先の株式を保有しており、前連結会計年度末及び当連結会計年度末現在の投資有価証券の状況は下記の通りであります。
2024/06/27 15:39- #2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
(資産)
資産は、前連結会計年度末と比較して97億69百万円増加し、1,402億31百万円となりました。これは主に、売上債権の増加63億73百万円、投資有価証券の増加49億49百万円などがあったことによるものであります。
(負債)
2024/06/27 15:39- #3 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
※投資有価証券計上額に含む
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
2024/06/27 15:39- #4 金融商品関係、連結財務諸表(連結)
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの与信管理規定に従い、取引先ごとの回収期日管理及び滞留残高管理を行うことにより、主な取引先の信用状況を把握する体制としております。また、グローバルに事業を展開していることから生じている外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されておりますが、その一部は外貨建ての営業債務とネットしてヘッジしております。投資有価証券である株式は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。また、関係会社等に対し貸付を行っており、貸付の執行・管理については社内規程に従い、決裁を得て行っております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日であります。また、その一部には、原料等の輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されておりますが、為替予約取引等を利用してヘッジしております。借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は主に営業取引や設備投資に係る資金調達であります。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されておりますが、このうち長期のものの一部については、金利スワップ取引を利用してヘッジしております。社債は、主に営業取引や設備投資にかかる資金調達であります。
2024/06/27 15:39- #5 非連結子会社及び関連会社の株式及び社債等(連結)
※1 非連結子会社及び関連会社項目
| 前連結会計年度(2023年3月31日) | 当連結会計年度(2024年3月31日) |
投資有価証券 | 1,726百万円 | 1,726百万円 |
2024/06/27 15:39