有価証券報告書-第74期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 11:51
【資料】
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【項目】
102項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の分析
(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末の40億5百万円に対し、4億2百万円増の44億7百万円(前年同期比10.1%増)となりました。主な要因は、現金及び預金の増加であります。
(固定資産)
固定資産は、前連結会計年度末の41億65百万円に対し、2億34百万円減の39億31百万円(前年同期比5.6%減)となりました。主な要因は、長期預金の減少であります。
この結果、総資産は前連結会計年度末の81億70百万円に対し、1億68百万円増の83億39百万円(前年同期比2.1%増)となりました。
(流動負債)
流動負債は、前連結会計年度末の23億34百万円に対し、6億25百万円増の29億59百万円(前年同期比26.8%増)となりました。主な要因は、1年内償還予定の社債、未払消費税等の増加であります。
(固定負債)
固定負債は、前連結会計年度末の12億85百万円に対し、4億59百万円減の8億25百万円(前年同期比35.7%減)となりました。主な要因は、社債の減少であります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末の36億19百万円に対し、1億66百万円増の37億85百万円(前年同期比4.6%増)となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末の45億51百万円に対し、2百万円増の45億53百万円(前年同期比0.0%増)となりました。主な要因は、配当金の支払、その他有価証券評価差額金の増加であります。
(2) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「1 業績等の概要」に記載しております。
(3) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、105億18百万円(前年同期比1億69百万円増)となりました。製品別売上としましては、主に食肉加工品(ハンバーグ・ミートボール他)の売上が前連結会計年度を上回り、売上高全体で前年同期比101.6%となりました。
(営業利益)
当連結会計年度は、円安による原材料費・エネルギーコストの上昇により燃料費及び光熱費の負担が増加した一方、売上高の増加及びコスト削減による販売費及び一般管理費の減少により、営業利益は35百万円(前年同期は2億34百万円の損失)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度の営業利益に、受取利息や受取配当金などの営業外収益44百万円及び支払利息やたな卸資産廃棄損などの営業外費用45百万円を加減致しました結果、経常利益は34百万円(前年同期は2億29百万円の損失)となりました。
(当期純損失)
当連結会計年度の経常利益に、固定資産処分損の特別損失32百万円を計上致しました結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は1百万円(前年同期は2億38百万円の損失)となりましたが、法人税等合計が22百万円となり、20百万円の当期純損失(前年同期は3億31百万円の損失)となりました。