有価証券報告書-第45期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 13:11
【資料】
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【項目】
102項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
当連結会計年度末の流動資産は、現金及び預金と売掛金の増加を主因に前連結会計年度末と比較して12億4千3百万円増加し、67億5千7百万円となりました。
固定資産は、有形固定資産の増加と、投資その他の資産の減少を主因に前連結会計年度末と比較して4千9百万円増加し、119億2千3百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して12億9千2百万円増加し、186億8千万円となりました。
当連結会計年度末の負債の合計は、買掛金と未払金は増加しましたが、借入金は減少し、前連結会計年度末と比較して10億2千2百万円増加し、85億6千4百万円となりました。また、純資産の部は、当期純利益6億8千1百万円の計上、配当金の支払1億4千万円および自己株式の取得2億9千6百万円等により前連結会計年度末と比較して2億7千万円増加し、101億1千5百万円となりました。
(2) 経営成績
(売上高)
当連結会計年度は、主要取引先である株式会社ファミリーマートへの売上高が増加するとともに、「牛めし弁当」や「さわら西京焼き弁当」をはじめとするデパ地下での人気食材を使用した弁当の発売など、お客様や取引先様のニーズに沿った商品開発に努め、またモンドセレクション4年連続金賞受賞した「エピ・ムー ミックスサンド」のテレビコマーシャルの放映地域を拡大するなど積極的な取り組みを行った結果、スーパーマーケットやコンビニエンスストアにおいて主力のおにぎりや弁当、調理パンの売上が順調に伸びました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して18億7千7百万円増加し、421億3千1百万円となりました。
(売上原価)
当連結会計年度は、仕入業者を対象とした発注システムの導入により業務効率化を行うとともに、本社購買部を軸に全国8工場で食材等のアイテムの集約、共通化を行い、また生産性の高い生産設備を積極的に導入することで、製造コストの削減を図ることができました。
(売上総利益)
以上の結果、売上総利益は、前連結会計年度と比較して7億1百万円増加し、89億5千万円となりました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は、運送費の増加を主因に、前連結会計年度と比較して2億5千9百万円増加し、76億3千4百万円となりました。
(営業外損益)
当連結会計年度の営業外損益は、前連結会計年度と比較して3千3百万円利益が増加いたしました。
(経常利益)
以上の結果、経常利益は、前連結会計年度と比較して4億7千5百万円増加し、13億9千1百万円となりました。また、売上高経常利益率は3.3%となりました。
(特別損益)
当連結会計年度の特別損益は、前連結会計年度と比較して1億5千4百万円利益が減少いたしました。
(当期純利益)
以上の結果、当期純利益は前連結会計年度と比較して1億6千7百万増加し、6億8千1百万円となりました。また、1株当たり当期純利益は51円15銭となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、1 [業績等の概要] (2) キャッシュ・フローの状況を参照ください。
なお、キャッシュ・フロー関連指標のトレンドは、以下のとおりであります。
第42期第43期第44期第45期
平成24年3月期平成25年3月期平成26年3月期平成27年3月期
自己資本比率(%)55.355.056.554.0
時価ベースの自己資本比率(%)24.530.031.243.1
債務償還年数(年)2.01.21.60.8
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)39.073.667.1179.6

(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利息を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。