有価証券報告書-第54期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/24 11:35
【資料】
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【項目】
104項目

業績等の概要

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の景気浮上策の効果もあって緩やかな回復基調で推移しており、3月末には消費税増税前の駆け込み需要も一部で起こりました。
食品業界においては、消費者の節約志向は依然として続き、円安による原料高もあり厳しい状況が続きました。
このような環境の中、当グループにおきましては、成長事業である「カスピ海ヨーグルト」、そう菜製品の売上拡大に注力いたしました。
豆製品では不振が続きましたが、主力事業である昆布製品は微増となり、成長事業の「カスピ海ヨーグルト」と包装惣菜が大きく伸長したことから、売上高は562億73百万円(前期比4.5%増)となりました。
また、外注製品の内作化を進めることにより製造原価を低減できたことから、営業利益は40億61百万円(前期比11.2%増)、経常利益は44億4百万円(前期比11.0%増)、当期純利益は24億62百万円(前期比6.9%増)となりました。
これらの結果、当連結会計年度を含めて5期連続の増収増益となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ18億5百万円増加し、147億74百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を38億64百万円、減価償却費を20億15百万円計上する一方、役員退職慰労金及び法人税等の支払等があり、42億7百万円の収入(前連結会計年度は39億71百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入・払戻、有形固定資産の取得等により、20億91百万円の支出(前連結会計年度は28億69百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の借入・返済、配当金の支払等により、3億11百万円の支出(前連結会計年度は6億33百万円の収入)となりました。