有価証券報告書-第64期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

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2016/06/23 9:56
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沿革

大正9年8月、横浜市中区福富町において、故柴田文次がコーヒーの焙煎とコーヒー及び食料品の販売を目的として、コーヒー商「木村商店」を創業したのが当社の起源であります。
大正12年9月、関東大震災により福富町の店を失い、横浜市中区吉田町に本店を移転、昭和3年春には店名も「木村コーヒー店」と改め、国内外に支店を広げるとともに、コーヒー農園の経営も手がけました。その後、第2次大戦の戦災を被り、一時営業中止の止むなきにいたることもありましたが、昭和21年には本店機能を東京支店に移し、昭和25年のコーヒー生豆輸入再開以降、本格的なレギュラーコーヒー製造販売会社として再出発いたしました。昭和27年10月に東京都港区芝田村町4丁目8番地の東京支店を本店とし、横浜支店と合わせて「株式会社木村コーヒー店」(当社)を、また昭和28年1月には大阪、京都の2支店を「株式会社大阪木村コーヒー店」として、それぞれ法人組織化いたしました。その後、当社は、昭和63年10月に「株式会社大阪木村コーヒー店」を合併し、また、平成元年2月に商号を「キーコーヒー株式会社」に変更いたしました。
当企業集団の沿革
年月概要
昭和27年10月東京都港区芝田村町4丁目8番地に株式会社木村コーヒー店を設立。
昭和29年11月本店を東京都港区芝田村町19番地(現東京都港区西新橋2丁目34番4号)に移転。
昭和36年12月日本インスタントコーヒー工業株式会社(現ニック食品株式会社)を設立。
昭和39年9月神奈川県横浜市港北区に綱島工場完成。
昭和45年8月愛知県名古屋市西区に名古屋工場完成。
昭和46年8月職域向けコーヒーの市場開拓を図るため、キーコーヒーサービス株式会社を設立。
9月青森県八戸市に株式会社青森木村コーヒーを設立。
10月沖縄県那覇市に株式会社沖縄木村コーヒー(現沖縄キーコーヒー株式会社)を設立。
昭和49年9月トラジャコーヒー開発事業の日本側投資会社として、スラウェシ興産株式会社を設立。
昭和50年5月缶コーヒー原料用のレギュラーコーヒーの製造販売開始。
昭和51年4月インドネシア共和国にトラジャコーヒー開発事業の現地法人P.T.TOARCO JAYAを設立。
11月福岡県福岡市東区に九州工場完成。
昭和53年3月トアルコトラジャコーヒー製造販売開始。
6月千葉県船橋市に関東工場完成。
10月損害保険の取扱いを目的として、株式会社キー商会を設立。
昭和57年10月佐賀県鳥栖市に九州工場完成。
昭和58年4月ライブパック包装システムを導入し、キーライブパックシリーズとして製造販売開始。
昭和60年12月関東工場敷地内に研究所を設置。
昭和61年11月宮城県泉市(現仙台市泉区)に東北工場完成。
昭和63年10月株式会社大阪木村コーヒー店を吸収合併。
平成元年2月キーコーヒー株式会社に商号変更。
平成5年11月愛知県春日井市に中部工場完成。
平成6年1月日本証券業協会に株式を店頭登録。
11月神奈川県横浜市港北区に綱島事務センター完成。
平成7年6月株式会社イタリアントマトとの共同出資により株式会社アイ・アンド・ケイを設立。
平成8年1月東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。
2月台湾の現地企業CRESCO INC.との共同出資により台湾キーコーヒー株式会社を設立。


年月概要
平成9年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定される。
9月簡易抽出型レギュラーコーヒー「ドリップオン」の製造販売開始。
10月通信販売事業推進のため、「通販倶楽部」を新設、また、インターネットでも受注を開始。
10月東北工場、優良施設工場としてコーヒー業界初の厚生大臣表彰を受賞。
平成11年3月中部工場、ISO14001(環境管理システム)の認証取得。
9月東北工場、関東工場、九州工場、ISO14001(環境管理システム)の認証取得。
平成12年3月新情報処理システム本格稼動。
9月コーヒーの共同展開ブランドRoots(ルーツ)の発売開始。
平成13年3月全部署(除く工場)、ISO14001(環境管理システム)の認証取得。
11月生産本部、全工場、ISO9002(品質マネジメントシステム)の認証取得。
平成14年3月新本社屋完成。
12月生産本部、全工場、マーケティング本部、ISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得。
平成15年3月新ロジスティクスシステム稼動。
7月環境活動の一環で、省エネを目的とした「夏季ノーネクタイ、ノー上着」を全社で実施。
10月関東工場の増改築が完了し、生産設備と衛生管理体制強化。
平成16年4月青森キーコーヒー株式会社を吸収合併。
10月株式会社キョーエイコーポレーションの全株式を取得し、完全子会社化。
平成17年1月九州工場の増改築が完了し、生産設備と衛生管理体制強化。
4月キーコーヒーサービス株式会社の資本増強を行うとともに社名をキーコーヒーコミュニケーションズ株式会社に変更。
4月株式会社キー商会を資本増強し、キーアソシエイツ株式会社に社名変更。
4月株式会社イタリアントマトの株式を取得し、連結子会社化。
4月ニック食品工業株式会社(現ニック食品株式会社)の株式を取得し、連結子会社化。
平成19年5月東北工場の増改築が完了し、生産設備と衛生管理体制強化。
12月トアルコ トラジャ コーヒー農場(パダマラン農場)が「グッドインサイド」の認証を取得。
平成20年5月自家焙煎システム「SRS(ショップ・ロースティング・システム)」の1号店を出店。
平成21年11月
平成22年12月
トアルコ トラジャ コーヒー農場(パダマラン農場)が「レインフォレスト・アライアンス」の認証を取得。
カフェ開業支援事業「KEY'S CAFE」の1号店出店。
12月クリスタルコーヒー株式会社の業務市場向け事業を譲受。
平成23年1月スラウェシ興産株式会社の株式を追加取得し、連結子会社化。
5月イタリアのillycaffe社とカプセル式エスプレッソシステムの独占販売契約を締結。
平成24年2月全4工場でFSSC22000(食品安全マネジメントシステム)の認証を取得。
3月株式会社アマンドが会社分割により新設した飲食・物販事業会社(「アマンド」の商号は新会社が承継)の全株式を取得し、連結子会社化。
10月スラウェシ興産株式会社の全株式を取得し、完全子会社化。
平成25年1月グループの業容や提案活動を総合的に紹介する「KEYCOFFEE SHOW」を東京で開催。
1月株式会社銀座ルノアールを持分法適用関連会社化。
平成26年2月honu加藤珈琲店株式会社の全株式を取得し、連結子会社化。
平成27年1月イタリアのillycaffe社とillyブランド製品の独占販売契約を締結し発売開始。
6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行。