有価証券報告書-第64期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
沿革
大正9年8月、横浜市中区福富町において、故柴田文次がコーヒーの焙煎とコーヒー及び食料品の販売を目的として、コーヒー商「木村商店」を創業したのが当社の起源であります。
大正12年9月、関東大震災により福富町の店を失い、横浜市中区吉田町に本店を移転、昭和3年春には店名も「木村コーヒー店」と改め、国内外に支店を広げるとともに、コーヒー農園の経営も手がけました。その後、第2次大戦の戦災を被り、一時営業中止の止むなきにいたることもありましたが、昭和21年には本店機能を東京支店に移し、昭和25年のコーヒー生豆輸入再開以降、本格的なレギュラーコーヒー製造販売会社として再出発いたしました。昭和27年10月に東京都港区芝田村町4丁目8番地の東京支店を本店とし、横浜支店と合わせて「株式会社木村コーヒー店」(当社)を、また昭和28年1月には大阪、京都の2支店を「株式会社大阪木村コーヒー店」として、それぞれ法人組織化いたしました。その後、当社は、昭和63年10月に「株式会社大阪木村コーヒー店」を合併し、また、平成元年2月に商号を「キーコーヒー株式会社」に変更いたしました。
当企業集団の沿革
大正12年9月、関東大震災により福富町の店を失い、横浜市中区吉田町に本店を移転、昭和3年春には店名も「木村コーヒー店」と改め、国内外に支店を広げるとともに、コーヒー農園の経営も手がけました。その後、第2次大戦の戦災を被り、一時営業中止の止むなきにいたることもありましたが、昭和21年には本店機能を東京支店に移し、昭和25年のコーヒー生豆輸入再開以降、本格的なレギュラーコーヒー製造販売会社として再出発いたしました。昭和27年10月に東京都港区芝田村町4丁目8番地の東京支店を本店とし、横浜支店と合わせて「株式会社木村コーヒー店」(当社)を、また昭和28年1月には大阪、京都の2支店を「株式会社大阪木村コーヒー店」として、それぞれ法人組織化いたしました。その後、当社は、昭和63年10月に「株式会社大阪木村コーヒー店」を合併し、また、平成元年2月に商号を「キーコーヒー株式会社」に変更いたしました。
当企業集団の沿革
年月 | 概要 |
昭和27年10月 | 東京都港区芝田村町4丁目8番地に株式会社木村コーヒー店を設立。 |
昭和29年11月 | 本店を東京都港区芝田村町19番地(現東京都港区西新橋2丁目34番4号)に移転。 |
昭和36年12月 | 日本インスタントコーヒー工業株式会社(現ニック食品株式会社)を設立。 |
昭和39年9月 | 神奈川県横浜市港北区に綱島工場完成。 |
昭和45年8月 | 愛知県名古屋市西区に名古屋工場完成。 |
昭和46年8月 | 職域向けコーヒーの市場開拓を図るため、キーコーヒーサービス株式会社を設立。 |
9月 | 青森県八戸市に株式会社青森木村コーヒーを設立。 |
10月 | 沖縄県那覇市に株式会社沖縄木村コーヒー(現沖縄キーコーヒー株式会社)を設立。 |
昭和49年9月 | トラジャコーヒー開発事業の日本側投資会社として、スラウェシ興産株式会社を設立。 |
昭和50年5月 | 缶コーヒー原料用のレギュラーコーヒーの製造販売開始。 |
昭和51年4月 | インドネシア共和国にトラジャコーヒー開発事業の現地法人P.T.TOARCO JAYAを設立。 |
11月 | 福岡県福岡市東区に九州工場完成。 |
昭和53年3月 | トアルコトラジャコーヒー製造販売開始。 |
6月 | 千葉県船橋市に関東工場完成。 |
10月 | 損害保険の取扱いを目的として、株式会社キー商会を設立。 |
昭和57年10月 | 佐賀県鳥栖市に九州工場完成。 |
昭和58年4月 | ライブパック包装システムを導入し、キーライブパックシリーズとして製造販売開始。 |
昭和60年12月 | 関東工場敷地内に研究所を設置。 |
昭和61年11月 | 宮城県泉市(現仙台市泉区)に東北工場完成。 |
昭和63年10月 | 株式会社大阪木村コーヒー店を吸収合併。 |
平成元年2月 | キーコーヒー株式会社に商号変更。 |
平成5年11月 | 愛知県春日井市に中部工場完成。 |
平成6年1月 | 日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
11月 | 神奈川県横浜市港北区に綱島事務センター完成。 |
平成7年6月 | 株式会社イタリアントマトとの共同出資により株式会社アイ・アンド・ケイを設立。 |
平成8年1月 | 東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。 |
2月 | 台湾の現地企業CRESCO INC.との共同出資により台湾キーコーヒー株式会社を設立。 |
年月 | 概要 |
平成9年9月 | 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定される。 |
9月 | 簡易抽出型レギュラーコーヒー「ドリップオン」の製造販売開始。 |
10月 | 通信販売事業推進のため、「通販倶楽部」を新設、また、インターネットでも受注を開始。 |
10月 | 東北工場、優良施設工場としてコーヒー業界初の厚生大臣表彰を受賞。 |
平成11年3月 | 中部工場、ISO14001(環境管理システム)の認証取得。 |
9月 | 東北工場、関東工場、九州工場、ISO14001(環境管理システム)の認証取得。 |
平成12年3月 | 新情報処理システム本格稼動。 |
9月 | コーヒーの共同展開ブランドRoots(ルーツ)の発売開始。 |
平成13年3月 | 全部署(除く工場)、ISO14001(環境管理システム)の認証取得。 |
11月 | 生産本部、全工場、ISO9002(品質マネジメントシステム)の認証取得。 |
平成14年3月 | 新本社屋完成。 |
12月 | 生産本部、全工場、マーケティング本部、ISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得。 |
平成15年3月 | 新ロジスティクスシステム稼動。 |
7月 | 環境活動の一環で、省エネを目的とした「夏季ノーネクタイ、ノー上着」を全社で実施。 |
10月 | 関東工場の増改築が完了し、生産設備と衛生管理体制強化。 |
平成16年4月 | 青森キーコーヒー株式会社を吸収合併。 |
10月 | 株式会社キョーエイコーポレーションの全株式を取得し、完全子会社化。 |
平成17年1月 | 九州工場の増改築が完了し、生産設備と衛生管理体制強化。 |
4月 | キーコーヒーサービス株式会社の資本増強を行うとともに社名をキーコーヒーコミュニケーションズ株式会社に変更。 |
4月 | 株式会社キー商会を資本増強し、キーアソシエイツ株式会社に社名変更。 |
4月 | 株式会社イタリアントマトの株式を取得し、連結子会社化。 |
4月 | ニック食品工業株式会社(現ニック食品株式会社)の株式を取得し、連結子会社化。 |
平成19年5月 | 東北工場の増改築が完了し、生産設備と衛生管理体制強化。 |
12月 | トアルコ トラジャ コーヒー農場(パダマラン農場)が「グッドインサイド」の認証を取得。 |
平成20年5月 | 自家焙煎システム「SRS(ショップ・ロースティング・システム)」の1号店を出店。 |
平成21年11月 平成22年12月 | トアルコ トラジャ コーヒー農場(パダマラン農場)が「レインフォレスト・アライアンス」の認証を取得。 カフェ開業支援事業「KEY'S CAFE」の1号店出店。 |
12月 | クリスタルコーヒー株式会社の業務市場向け事業を譲受。 |
平成23年1月 | スラウェシ興産株式会社の株式を追加取得し、連結子会社化。 |
5月 | イタリアのillycaffe社とカプセル式エスプレッソシステムの独占販売契約を締結。 |
平成24年2月 | 全4工場でFSSC22000(食品安全マネジメントシステム)の認証を取得。 |
3月 | 株式会社アマンドが会社分割により新設した飲食・物販事業会社(「アマンド」の商号は新会社が承継)の全株式を取得し、連結子会社化。 |
10月 | スラウェシ興産株式会社の全株式を取得し、完全子会社化。 |
平成25年1月 | グループの業容や提案活動を総合的に紹介する「KEYCOFFEE SHOW」を東京で開催。 |
1月 | 株式会社銀座ルノアールを持分法適用関連会社化。 |
平成26年2月 | honu加藤珈琲店株式会社の全株式を取得し、連結子会社化。 |
平成27年1月 | イタリアのillycaffe社とillyブランド製品の独占販売契約を締結し発売開始。 |
6月 | 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行。 |