有価証券報告書-第72期(令和1年12月1日-令和2年11月30日)

【提出】
2021/02/22 10:18
【資料】
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【項目】
141項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社および国内連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型の確定給付制度を採用しております。確定給付企業年金制度(すべて積立型であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金または年金を支給します。また、従業員の退職等に際して、退職給付に係る会計基準に準拠した退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。
一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債および退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年12月1日
至 2019年11月30日)
当連結会計年度
(自 2019年12月1日
至 2020年11月30日)
退職給付債務の期首残高2,216,120千円2,386,930千円
勤務費用117,465133,786
利息費用11,61010,717
数理計算上の差異の発生額△10,553△118,643
退職給付の支払額△91,626△50,649
過去勤務費用の発生額143,914-
退職給付債務の期末残高2,386,9302,362,142

(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に計上しております。
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年12月1日
至 2019年11月30日)
当連結会計年度
(自 2019年12月1日
至 2020年11月30日)
年金資産の期首残高1,749,751千円1,795,297千円
期待運用収益26,24626,929
数理計算上の差異の発生額25,404△8,353
事業主からの拠出額85,12191,655
退職給付の支払額△91,226△50,649
年金資産の期末残高1,795,2971,854,878

(3)退職給付債務および年金資産と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債および資産の調整表
前連結会計年度
(2019年11月30日)
当連結会計年度
(2020年11月30日)
積立型制度の退職給付債務2,386,930千円2,362,142千円
年金資産△1,795,297△1,854,878
591,633507,264
非積立型制度の退職給付債務--
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額591,633507,264
退職給付に係る負債591,633507,264
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額591,633507,264

(4)退職給付費用およびその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2018年12月1日
至 2019年11月30日)
当連結会計年度
(自 2019年12月1日
至 2020年11月30日)
勤務費用117,465千円133,786千円
利息費用11,61010,717
期待運用収益△26,246△26,929
数理計算上の差異の費用処理額△6,617△10,702
過去勤務費用の費用処理額5,63314,391
確定給付制度に係る退職給付費用101,845121,263

(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に計上しております。
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2018年12月1日
至 2019年11月30日)
当連結会計年度
(自 2019年12月1日
至 2020年11月30日)
過去勤務費用△138,281千円14,391千円
数理計算上の差異29,34099,586
合計△108,940113,977

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年11月30日)
当連結会計年度
(2020年11月30日)
未認識過去勤務費用143,914千円129,523千円
未認識数理計算上の差異△108,503△208,089
合計35,411△78,566

(7)年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年11月30日)
当連結会計年度
(2020年11月30日)
債券47%48%
株式2626
一般勘定2524
その他22
合 計100100

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在および予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在および将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度
(2019年11月30日)
当連結会計年度
(2020年11月30日)
割引率0.45%0.58%
長期期待運用収益率1.501.50
一時金選択率100.00100.00

なお、予想昇給率は、2019年4月30日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。