訂正有価証券報告書-第206期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/07/05 11:57
【資料】
PDFをみる
【項目】
123項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付型企業年金制度及び退職一時金制度を設けている。また、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算上の退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合がある。一部の海外連結子会社でも確定給付型の制度を設けている。また、当社では、平成20年4月1日付けで従業員の退職金制度の改定を行い、将来分の一部を確定給付型の制度から確定拠出年金制度へ移行している。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
退職給付債務の期首残高14,691百万円13,909百万円
会計方針の変更による累積的影響額△1,426-
会計方針の変更を反映した期首残高13,26513,909
勤務費用1,1501,194
利息費用131109
数理計算上の差異の発生額959379
退職給付の支払額△1,758△2,456
簡便法から原則法への変更に伴う増加額113-
連結除外による減少-△205
その他460
退職給付債務の期末残高13,90912,929

(注)簡便法を適用した制度を含んでいる。
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
年金資産の期首残高1,743百万円1,570百万円
数理計算上の差異の発生額129△129
事業主からの拠出額2412
退職給付の支払額△326△24
年金資産の期末残高1,5701,430

(注)簡便法を適用した制度を含んでいる。
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
積立型制度の退職給付債務12,547百万円11,816百万円
年金資産△1,570△1,430
10,97710,386
非積立制度の退職給付債務1,3611,113
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額12,33811,499
退職給付に係る負債12,35311,513
退職給付に係る資産1513
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額12,33811,499

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
勤務費用1,150百万円1,194百万円
利息費用131109
数理計算上の差異の費用処理額375390
過去勤務費用の費用処理額△50△50
会計基準変更時差異の費用処理額1,041-
簡便法から原則法への変更に伴う増加額(注2)113-
確定給付制度に係る退職給付費用2,7631,643

(注)1.上記のほか、割増退職金を当連結会計年度713百万円計上している。
2.特別損失に計上している。
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
過去勤務費用△50百万円△50百万円
数理計算上の差異△454△118
会計基準変更時差異1,041-
合 計537△168

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
未認識過去勤務費用301百万円251百万円
未認識数理計算上の差異△3,741△3,859
合 計△3,439△3,608

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりである。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
株式85%83%
債券--
現金及び預金97
その他610
合 計100100

(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度91%、当連結会計年度90%含まれている。
② 長期期待運用収益率の設定方法
当社の年金資産は退職給付信託がその大部分を占めており、その評価損益及び実現損益に基づく長期期待運用収益率の見積りが困難であるため、長期期待運用収益率を設定していない。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
割引率0.9%0.5%
長期期待運用収益率--

(注)退職給付債務の計算には予想昇給率は使用していない。
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度145百万円、当連結会計年度142百万円である。