有価証券報告書-第123期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/27 9:14
【資料】
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【項目】
122項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は確定給付型の制度として、企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けており、平成20年4月より、確定給付型企業年金制度の一部について確定拠出型企業年金制度へ移行しています。
一部の連結子会社は、確定拠出型の制度として、中小企業退職金共済制度を採用しており、一部の連結子会社は確定給付型の制度として、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法により、退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しています。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
退職給付債務の期首残高1,449,153千円1,228,352千円
会計方針の変更による累積的影響額△164,951-
会計方針の変更を反映した期首残高1,284,2011,228,352
勤務費用38,39740,124
利息費用12,84212,283
数理計算上の差異の発生額3,397142,030
退職給付の支払額△110,485△77,763
退職給付債務の期末残高1,228,3521,345,027

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
年金資産の期首残高1,327,965千円1,400,856千円
期待運用収益26,55935,021
数理計算上の差異の発生額119,239△72,357
退職給付の支払額△72,908△68,929
年金資産の期末残高1,400,8561,294,591

(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高188,122千円186,669千円
退職給付費用24,65628,070
退職給付の支払額△7,075△9,635
制度への拠出額△19,034△19,144
退職給付に係る負債の期末残高186,669185,960

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
積立型制度の退職給付債務1,626,594千円1,760,072千円
年金資産△1,612,428△1,523,675
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額14,166236,396
退職給付に係る負債706,234819,332
退職給付に係る資産△692,068△582,936
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額14,166236,396

(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
勤務費用38,397千円40,124千円
利息費用12,84212,283
期待運用収益△26,559△35,021
数理計算上の差異の費用処理額54,00939,216
過去勤務費用の費用処理額28,9329,603
簡便法で計算した退職給付費用24,65628,070
確定給付制度に係る退職給付費用132,27994,277

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
過去勤務費用28,932千円48,820千円
数理計算上の差異169,852△214,388
合 計198,785△165,568

(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
未認識過去勤務費用9,603千円-千円
未認識数理計算上の差異△44,197130,974
合 計△34,593130,974

(8)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
債券24.8%26.3%
株式36.229.7
短期資金17.413.7
一般勘定13.215.2
その他8.415.1
合 計100.0100.0

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
割引率1.0%0.0%
長期期待運用収益率2.0%2.5%
予想昇給率主として 1.4%主として 1.4%

3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度114,069千円、当連結会計年度110,801千円です。