臨時報告書
- 【提出】
- 2017/11/10 15:16
- 【資料】
- PDFをみる
提出理由
当社の特定子会社の異動を伴う子会社取得を行うことを、平成29年11月10日開催の取締役会において決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号及び第19条第2項第8号の2の規定に基づき、臨時報告書を提出するものであります。
親会社又は特定子会社の異動
1.特定子会社の異動について(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号に基づく報告内容)
(1)当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金の額及び事業の内容
(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数及び当該特定子会社の総株主等の議決権に対する割合
(3)当該異動の理由及びその年月日
①異動の理由
当社は、平成29年11月10日開催の取締役会において、浙江川本衛生材料有限公司の持分を取得し子会社化することを決議いたしました。浙江川本衛生材料有限公司の資本金の額は、当社の資本金の額の100分の10以上に相当するため、浙江川本衛生材料有限公司が当社の子会社となった場合、同社は当社の特定子会社に該当することとなります。
②異動の年月日
平成29年12月1日(予定)
(1)当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金の額及び事業の内容
名称 | 浙江川本衛生材料有限公司 |
住所 | 中国浙江省嘉興市秀洲工業園区秀新路508号 |
代表者の氏名 | 執行董事兼総経理 張 帆 |
資本金の額 | 36,000千元 |
事業の内容 | 医療・衛生材料の製造販売 |
(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数及び当該特定子会社の総株主等の議決権に対する割合
当社の所有に係る特定子会社の議決権の数 | 異動前 | ― |
異動後 | 32,400千元 | |
総株主等の議決権に対する割合 | 異動前 | 0.0% |
異動後 | 90.0% |
(3)当該異動の理由及びその年月日
①異動の理由
当社は、平成29年11月10日開催の取締役会において、浙江川本衛生材料有限公司の持分を取得し子会社化することを決議いたしました。浙江川本衛生材料有限公司の資本金の額は、当社の資本金の額の100分の10以上に相当するため、浙江川本衛生材料有限公司が当社の子会社となった場合、同社は当社の特定子会社に該当することとなります。
②異動の年月日
平成29年12月1日(予定)
子会社取得の決定
2.子会社の取得について(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2に基づく報告内容)
(1)取得対象子会社に関する事項
①商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
②最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
③当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社は医療・衛生材料の総合サプライヤーとして、医療用ガーゼの分野において国内トップクラスのシェアを築いてまいりました。当社は、浙江川本衛生材料有限公司を医療用ガーゼの主要調達先として位置付けており、浙江川本衛生材料有限公司が生産する日本向けガーゼ製品の総量を当社が仕入れる契約を締結しております。当社と浙江川本衛生材料有限公司、及びその親会社である上海川本衛生材料銷售有限公司との取引は18年に及び、重要な事業パートナーとして緊密な協力を重ねてまいりました。
日本国内のガーゼ市場は、国による医療費適正化計画の推進を背景とした医療機関のコスト削減要求の影響で価格競争が激化しているものの、市場規模は今後も安定的に推移するものと見込んでおります。一方で、当社は平成28年3月期に実施した一部滅菌製品の自主回収による影響から、ガーゼ製品のシェア低下に直面しています。
このような中、当社と浙江川本衛生材料有限公司とは、当社大阪工場におけるガーゼ関連の生産工程と浙江川本衛生材料有限公司の生産工程の一体化も視野に入れた生産体制見直しにより競争力の強化を図ることが、シェア拡大に向けた重要な施策であるとの認識で一致いたしました。さらに、相互の関係を強化し、機動的な事業判断を実現するために経営の一体化が必要であるとの認識に至り、子会社化することで合意いたしました。
これにより、当社は日本国内向け医療用ガーゼの内製化を実現し、コスト競争力の強化と品質の向上を図ってまいります。さらに、中国で今後の需要拡大が見込まれる高付加価値な医療衛生材料を中国国内にも拡販し、当社の海外事業展開のスピードアップを実現してまいります。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
(1)取得対象子会社に関する事項
①商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
商号 | 浙江川本衛生材料有限公司 |
本店の所在地 | 中国浙江省嘉興市秀洲工業園区秀新路508号 |
代表者の氏名 | 執行董事兼総経理 張 帆 |
資本金の額 | 36,000千元 |
純資産の額 | 42,319千元 |
総資産の額 | 46,119千元 |
事業の内容 | 医療・衛生材料の製造販売 |
②最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
決算期 | 2014年12月期 | 2015年12月期 | 2016年12月期 |
売上高 | 41,005千元 | 48,374千元 | 28,295千元 |
営業利益 | 1,360千元 | 6,779千元 | 131千元 |
経常利益 | 524千元 | 6,689千元 | 161千元 |
当期純利益 | 514千元 | 5,524千元 | 127千元 |
③当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係 | 該当事項はありません。 |
人的関係 | 該当事項はありません。 |
取引関係 | 当社は浙江川本衛生材料有限公司の製品を間接的に仕入れていますが、同社との直接の取引関係はありません。 |
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社は医療・衛生材料の総合サプライヤーとして、医療用ガーゼの分野において国内トップクラスのシェアを築いてまいりました。当社は、浙江川本衛生材料有限公司を医療用ガーゼの主要調達先として位置付けており、浙江川本衛生材料有限公司が生産する日本向けガーゼ製品の総量を当社が仕入れる契約を締結しております。当社と浙江川本衛生材料有限公司、及びその親会社である上海川本衛生材料銷售有限公司との取引は18年に及び、重要な事業パートナーとして緊密な協力を重ねてまいりました。
日本国内のガーゼ市場は、国による医療費適正化計画の推進を背景とした医療機関のコスト削減要求の影響で価格競争が激化しているものの、市場規模は今後も安定的に推移するものと見込んでおります。一方で、当社は平成28年3月期に実施した一部滅菌製品の自主回収による影響から、ガーゼ製品のシェア低下に直面しています。
このような中、当社と浙江川本衛生材料有限公司とは、当社大阪工場におけるガーゼ関連の生産工程と浙江川本衛生材料有限公司の生産工程の一体化も視野に入れた生産体制見直しにより競争力の強化を図ることが、シェア拡大に向けた重要な施策であるとの認識で一致いたしました。さらに、相互の関係を強化し、機動的な事業判断を実現するために経営の一体化が必要であるとの認識に至り、子会社化することで合意いたしました。
これにより、当社は日本国内向け医療用ガーゼの内製化を実現し、コスト競争力の強化と品質の向上を図ってまいります。さらに、中国で今後の需要拡大が見込まれる高付加価値な医療衛生材料を中国国内にも拡販し、当社の海外事業展開のスピードアップを実現してまいります。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
取得価格 | 60,300千元 |