四半期報告書-第63期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/10 13:25
【資料】
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【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安・株高傾向の進行等により、企業収益は輸出型企業を中心に改善の動きがみられるほか、雇用・所得環境の回復により、個人消費が底堅い動きとなっている等、景気は緩やかな回復基調が続いてまいりました。
当業界におきましては、新設住宅着工戸数は若干ながら回復の兆しはあるものの、消費税増税による反動減の長期化の影響等を受け、依然として厳しい市場環境となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は3,732百万円(前年同四半期比15.6%増)、営業利益は19百万円(前年同四半期比90.9%減)、経常利益は110百万円(前年同四半期比27.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は54百万円(前年同四半期比52.4%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①木材関連事業
当セグメントでは、引き続き収納材を中心にお客様のニーズに合った製品の生産・販売活動に注力してまいりました。コスト面では、円安や原油高による輸入原材料価格の上昇を受け、原材料の安定供給が可能な調達先の確保等により原価低減に努めてまいりました。また、連結子会社が増加したことも売上増加に寄与しましたが、生産販売体制が整わず、セグメント利益は減少することとなりました。
結果、売上高3,362百万円(前年同四半期比18.0%増)、セグメント利益は21百万円(前年同四半期比88.4%減)となりました。
②電線関連事業
当セグメントでは、地方における電材業界に寄与する物件の新設が減少傾向にあることに加え、県外からの競合算入による価格競争が激化する中で、新規のリニューアル市場及びスマート商材市場の販路開拓に注力してまいりました。
結果、売上高370百万円(前年同四半期比2.9%減)、セグメント損失2百万円(前年同四半期はセグメント利益23百万円)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、17百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。