有価証券報告書-第51期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 9:08
【資料】
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【項目】
117項目

業績等の概要

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や金融政策を背景に円安株高の傾向が持続し、企業収益や雇用情勢の改善など緩やかな景気回復が見られるものの、消費税増税の影響や円安による物価上昇の影響もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、積極的な営業活動を展開するとともに、事業活動全般にわたる徹底した効率化、合理化を推進して業績の向上に努めてまいりました。
このような状況の中、連結売上高360億74百万円(前期比2.6%減)連結営業利益25億83百万円(前期比35.2%減)、連結経常利益21億92百万円(前期比33.6%減)、連結当期純利益は7億78百万円(前期比59.0%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの変更を行っております。詳細は、(セグメント情報等)「セグメント情報」「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧ください。
・情報セグメントにおきましては、印刷需要の減少や競争激化に伴い、また、出版物においても厳しい状況が継続しており、人材業界における求人広告件数は増加し堅調に推移しましたが、売上高は271億89百万円(前年同期比3.3%減)、営業利益は5億90百万円(同54.5%減)となりました。
・葬祭セグメントにおきましては、簡素化葬儀は依然として増加傾向にあり、また、四ツ木斎場の建て替えもあり、売上高は85億61百万円(前年同期比0.9%減)、営業利益27億69百万円(同20.5%減)となりました。
・その他セグメントにおきましては、売上高は3億32百万円(前年同期比4.6%増)、営業損失11百万円(前年同期営業損失31百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ56億61百万円(前年同期比70.3%増)増加し、当連結会計年度末には137億13百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、56億9百万円(同79.3%増)となりました。これは、法人税等の支払額が減少したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の増加は、10億7百万円(同375.3%増)となりました。これは、定期預金の減少があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、9億89百万円(前年同期は17億12百万円の資金減少)となりました。これは主に、借入金の返済等によるものであります。