4005 住友化学

4005
2024/03/28
時価
5433億円
PER 予
-倍
2010年以降
赤字-137.94倍
(2010-2023年)
PBR
0.46倍
2010年以降
0.46-1.77倍
(2010-2023年)
配当 予
2.74%
ROE 予
-%
ROA 予
-%
資料
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減損損失 - 医薬品

【期間】
  • 通期

連結

2013年3月31日
4億3000万
2014年3月31日 +999.99%
70億9400万
2015年3月31日 -25.15%
53億1000万
2016年3月31日 -89.59%
5億5300万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
経営として取り組む重要課題とKPI
社会価値創出に関する重要課題KPI
ヘルスケア分野への貢献・熱帯感染症対策資源により守られた人数
・アンメット・メディカル・ニーズの高い領域での継続的な医薬品の創出
ICT関連分野への貢献・偏光フィルムを使用したモバイル端末数
(2) 気候変動対応
気候変動対応に関連し、当社は、2017年6月にTCFD提言が公表されると同時にその支持を表明しました。同提言の4つの開示項目「ガバナンス」「リスク管理」「戦略」「指標及び目標」に沿った当社グループの気候変動問題への取り組みは以下のとおりであります。
2023/06/21 15:18
#2 主要な設備の状況
3 スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッドおよびベーラント ノースアメリカ LLCには、同社の連結子会社が含まれております。
4 上記のほか、スミトバント社(医薬品)において310,834百万円の無形資産を計上しております。
5 現在休止中の主要な設備はありません。
2023/06/21 15:18
#3 事業の内容
ベーラント ノースアメリカ LLC、ベーラント バイオサイエンス LLC、スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.、スミトモ ケミカル チリ S.A.、スミトモ ケミカル インディア リミテッド
(5) 医薬品 当部門においては、医療用医薬品、放射性診断薬等の製造・販売を行っております。
[主な関係会社]
2023/06/21 15:18
#4 事業等のリスク
当社グループの事業は価格競争に晒されております。海外企業の国内市場参入、関税引き下げ等による輸入品の流入、ジェネリック品の台頭等、様々な理由により当社グループの製品群は今後も厳しい価格競争に晒されるものと予想されます。当社グループはコストの低減に努めておりますが、価格競争を克服できない場合、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営環境の著しい悪化等による収益性の低下や市場価格の下落等により、当社グループの保有する有形固定資産等について減損損失が発生し、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営環境の著しい悪化等による将来の課税所得に関する予測・仮定の変更や税制改正による税率変更等により繰延税金資産の一部ないしは全部が回収できないと判断された場合、繰延税金資産は減額され、当社グループの経営成績ならびに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
2023/06/21 15:18
#5 従業員の状況(連結)
2023年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(人)
健康・農業関連事業7,681(895)
医薬品7,037(181)
その他2,651(448)
(注) 1 従業員には、嘱託、パートタイマー、派遣社員、連結会社外への出向者は含んでおりません。
2 従業員数欄の(外数)には、臨時従業員(嘱託、パートタイマー)の年間平均雇用人員を記載しております。
2023/06/21 15:18
#6 指標及び目標(連結)
経営として取り組む重要課題とKPI
社会価値創出に関する重要課題KPI
ヘルスケア分野への貢献・熱帯感染症対策資源により守られた人数
・アンメット・メディカル・ニーズの高い領域での継続的な医薬品の創出
ICT関連分野への貢献・偏光フィルムを使用したモバイル端末数
2023/06/21 15:18
#7 有形固定資産等明細表(連結)
(注)1 「当期減少額」および「当期償却額」欄の( )内は内数で、減損損失の計上額であります。
また、「減価償却累計額」欄には減損損失累計額を含めております。
2023/06/21 15:18
#8 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
なお、進行中の研究開発資産である仕掛研究開発は、研究開発プロセスに内在する不確実性のため、製品化に至らず減損損失が発生するリスクがあります。
(3) 研究開発費
2023/06/21 15:18
#9 注記事項-コミットメント、連結財務諸表(IFRS)(連結)
無形資産の取得に関するコミットメントは、主として第三者と締結した医薬品の技術導入契約等に関する権利の購入によるものであります。これらの契約は、契約締結時に支払う一時金に加え、開発の進捗に応じて開発マイルストンを支払う場合があります。上記金額は、割引前のものであり、また成功確率の調整は行わず、現在開発中であるすべての品目が成功すると仮定した場合に生じる潜在的なマイルストン支払額をすべて含んでおります。マイルストンの達成は不確実性が非常に高いため、実際の支払額と大幅に異なる可能性があります。
なお、これらの契約のうち、主要なものに関しては「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」に詳細を記載しております。
2023/06/21 15:18
#10 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
セグメント利益から税引前利益への調整は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
セグメント利益234,77992,752
減損損失△8,111△109,417
事業構造改善費用△10,572△22,021
(3) 地域別に関する情報
売上収益および非流動資産の地域別内訳は以下のとおりであります。
2023/06/21 15:18
#11 注記事項-リース、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
減価償却費計16,70217,923
使用権資産減損損失
建物及び構築物1-
(2) 延長オプションおよび解約オプション(借手側)
当社グループにおいては、各社がリース管理に責任を負っており、リース条件は個々に交渉され、幅広く異なる契約条件となっております。
2023/06/21 15:18
#12 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
住友化学株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する企業であります。その登記されている本社および主要な事業所の住所はホームページ(URL https://www.sumitomo-chem.co.jp/)で開示しております。当社およびその子会社(以下「当社グループ」という。)の連結財務諸表は、3月31日を期末日とし、当社グループならびに当社グループの関連会社および共同支配の取決めに対する持分により構成されております。
当社グループの主な事業内容は、「エッセンシャルケミカルズ」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」各製品の製造・販売であります。各事業の内容については注記「6.セグメント情報」に記載しております。
2023/06/21 15:18
#13 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1) 収益の分解
当社グループは、「エッセンシャルケミカルズ」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」の各製品の製造・販売を主な事業としており、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定および業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上収益として表示しております。また、売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関連は以下のとおりであります。
前連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
2023/06/21 15:18
#14 注記事項-売却目的で保有する資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社の連結子会社である住友ファーマ株式会社(以下「住友ファーマ」という。)は、2022年12月26日付で、同社が保有する住友ファーマアニマルヘルス株式会社の全株式を三井物産株式会社に譲渡する契約を締結しました。当該株式譲渡は翌第1四半期連結会計期間中に完了する予定であります。
これにより、住友ファーマアニマルヘルス株式会社が当社の子会社ではなくなる可能性が非常に高まったため、当連結会計年度末において同社に関連する資産およびそれに直接関連する負債を売却目的で保有する処分グループに分類しております。売却目的で保有する処分グループは医薬品セグメントに帰属しております。
2023/06/21 15:18
#15 注記事項-有形固定資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
減表
有形固定資産の帳簿価額の増減ならびに取得原価、減価償却累計額および減損損失累計額は以下のとおりであります。
帳簿価額
2023/06/21 15:18
#16 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
前連結会計年度において、8,111百万円の減損損失を計上しております。減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に計上しております。減損損失のセグメント別内訳については、「6.セグメント情報」に記載しております。
減損損失を認識した主要な資金生成単位は以下のとおりであります。
2023/06/21 15:18
#17 注記事項-販売費及び一般管理費、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注) 前連結会計年度において認識した開発化合物に係る仕掛研究開発の減損損失は899百万円であり、「その他」に含めて表示しております。当連結会計年度において認識した開発化合物に係る仕掛研究開発の減損損失は21,140百万円、医薬品の特許権の減損損失は58,863百万円でありそれぞれ「その他」に含めて表示しております。
2023/06/21 15:18
#18 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
のれんの償却は行わず、毎期、または減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施しております。
のれんの減損損失は連結損益計算書において認識され、その後の戻入れは行っておりません。
また、のれんは連結財政状態計算書において、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で計上されます。
2023/06/21 15:18
#19 研究開発活動
なお、健康・農業関連事業部門における当連結会計年度の研究開発費は313億円であります。
医薬品分野では、精神神経領域、がん領域および再生・細胞医薬分野を重点領域として、住友ファーマおよび日本メジフィジックス株式会社における自社研究に加え、技術導入、スタートアップ企業やアカデミアとの共同研究等、様々な方法で最先端の技術を取り入れた研究開発活動を推進し、優れた医薬品の継続的な創製を目指しております。さらに、感染症領域にも取り組み、グローバルヘルスへの貢献を目指すとともに、医薬品以外のヘルスケア領域における、社会課題の解決への新たなソリューションを提供することを目的として、フロンティア事業の立ち上げを進めております。
当連結会計年度においては、精神神経領域では、①ulotaront(開発コード:SEP-363856)について、統合失調症を対象とした米国でのフェーズ3試験ならびに日本および中国でのフェーズ2/3試験を推進しました。また、大うつ病補助療法を対象とした米国でのフェーズ2/3試験ならびに全般不安症を対象とした米国および日本でのフェーズ2/3試験を開始しました。②SEP-4199について、米国および日本において、双極Ⅰ型障害うつを対象としたフェーズ3試験を推進しました。③また、新たに2品目のフェーズ1試験を開始しました。
2023/06/21 15:18
#20 税効果会計関係、財務諸表(連結)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度(2022年3月31日)当事業年度(2023年3月31日)
投資有価証券30,13722,898
固定資産減損損失5,6529,860
棚卸資産3,5983,912
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳
2023/06/21 15:18
#21 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
(医薬品部門)
医薬品部門では、医療用医薬品や診断用医薬品等の開発・販売を行うことで、人々の健康で豊かな暮らしを支えております。現在、医療用医薬品は住友ファーマ株式会社(以下「住友ファーマ」という。)、診断用医薬品は日本メジフィジックス株式会社(いずれも当社の連結子会社)で事業を展開しております。
住友ファーマでは、ラツーダの米国での独占販売期間終了後の再成長および「グローバル・スペシャライズド・プレーヤー」の地位確立に向けた足場を築く期間として、持続的な成長を支える収益基盤の確立ならびに自社起源のイノベーションを事業として結実させるための研究開発に取り組み、事業構造の転換を図っております。同時に、米国グループ会社の再編を契機にグループ経営体制を再編し、しなやかで効率的な経営基盤への変革に取り組んでまいります。日本メジフィジックス株式会社は、核医学という極めて専門性の高い医療分野における日本のリーディングカンパニーとして、新たな診断薬の開発に取り組んでおります。
2023/06/21 15:18
#22 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当連結会計年度の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響は緩和されたものの、インフレ抑制に向けた世界的な金融引き締めや中国経済の回復の遅れ等が景気の下押し要因となり、成長率は前年を大きく下回りました。また、国内経済についても、個人消費の回復等により景気は持ち直しの動きが見られたものの、世界経済の減速や原材料価格の上昇等により、総じて厳しい事業環境となりました。
この結果、当社グループの当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度に比べ1,300億円増加し、2兆8,953億円となりました。損益面では、コア営業利益は928億円、営業損益は当期に多額の減損損失を計上したことにより310億円の損失となった一方、親会社の所有者に帰属する当期損益は為替相場が円安方向に推移したことによる為替差益の影響もあり70億円の利益となりました。各段階損益ではそれぞれ前連結会計年度を下回る結果となっております。
(売上収益)
2023/06/21 15:18
#23 設備の新設、除却等の計画(連結)
当連結会計年度後1年間の設備投資計画(設備の新設、増強、整備等)は 1,800億円であり、セグメントごとの内訳は、次のとおりであります。
セグメントの名称2023年3月末計画金額計画の内容
健康・農業関連事業35,000健康・農業関連製造設備等の新設、増強、整備等
医薬品20,500医薬品製造設備の新設、整備等
その他6,500電力供給設備等の整備等
(注) 1 所要資金については、自己資金等を充当する予定であります。
2 計画金額には、有形固定資産のほか、無形資産への投資を含めております。
2023/06/21 15:18
#24 設備投資等の概要
当社グループ(当社および連結子会社)では、当連結会計年度は、製造設備の新設、増強、整備を中心に総額1,411億円の設備投資を行いました。
セグメントの名称設備投資金額設備投資の内容
健康・農業関連事業24,321主に当社と子会社において健康・農業関連製造設備等の新設、整備を行いました。
医薬品14,135主に子会社において医薬品製造設備の新設等を行いました。
その他6,622主に子会社において電力供給設備等の新設、整備を行いました。
(注) 1 所要資金については、自己資金等を充当しました。
2 設備投資金額には、有形固定資産のほか、無形資産への投資を含めております。
2023/06/21 15:18
#25 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
⑤【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
減価償却費及び償却費156,667167,957
減損損失168,111109,417
持分法による投資損益(△は益)△42,1806,797
2023/06/21 15:18
#26 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
金融資産の減損」)
固定資産 17,083百万円(前事業年度末38,706百万円)
当事業年度において、メチオニン事業に関する固定資産について、14,573百万円の減損損失を計上しております。
・繰延税金資産の回収可能性(連結財務諸表注記「18.法人所得税」)
繰延税金負債(純額) 19,233百万円(前事業年度末19,147百万円)
なお、会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報については、連結財務諸表注記に同一の内容を記載しているため、省略しております。2023/06/21 15:18