4044 セントラル硝子

4044
2024/04/19
時価
706億円
PER 予
6.73倍
2010年以降
赤字-233.86倍
(2010-2023年)
PBR
0.6倍
2010年以降
0.36-0.98倍
(2010-2023年)
配当 予
4.23%
ROE 予
8.94%
ROA 予
4.41%
資料
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減損損失 - 化成品事業

【期間】
  • 通期

連結

2014年3月31日
33億5800万
2015年3月31日 -43.92%
18億8300万
2016年3月31日 -97.77%
4200万

有報情報

#1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客が存在しないため記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
2023/06/29 11:46
#2 事業の内容
当事業の主要な製品は、建築用ガラス、自動車用ガラス、ガラス繊維があります。建築用ガラスにつきましては、当社が主に製造し、セントラル硝子販売㈱を通じて主に販売しております。自動車用ガラスにつきましては、当社が主に製造し、セントラル・サンゴバン㈱を通じて主に販売しております。ガラス繊維につきましてはセントラルグラスファイバー㈱が主に製造、販売しております。
<主な関係会社>(化成品事業)
当事業の主要な製品は、素材化学品、医療化学品、電子材料、エネルギー材料、肥料があります。素材化学品、医療化学品につきましては、当社が主に製造、販売しております。電子材料につきましては、当社が製造し、当社、基佳電子材料股份有限公司及び韓国セントラル硝子㈱が主に販売しております。エネルギー材料につきましては、当社、セントラルガラスチェコ s.r.o.、浙江中硝康鵬化学有限公司及びジェイセル㈱が製造し、当社、セントラルガラスチェコ s.r.o.、セントラルガラスインターナショナル,Inc.、上海中硝商貿有限公司及び韓国セントラル硝子㈱が主に販売しております。肥料につきましては、セントラル化成㈱が主に製造、販売しております。
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#3 事業構造改善費用に関する注記(連結)
事業構造改善費用の内訳は、以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
事業構造改善引当金繰入額2,348-
固定資産減損損失(注)591-
6,2452,029
(注)事業構造改善費用に含まれる固定資産減損損失の内容は、※7 減損損失に記載しております。
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#4 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
(単位:百万円)
報告セグメント主要な事業外部顧客への売上高
111,838
化成品事業素材化学品20,922
医療化学品15,049
電子材料19,909
エネルギー材料22,932
肥料11,176
その他4,355
94,345
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
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#5 報告セグメントの概要(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、本社に製品別・サービス別の事業部門を置き、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。従って、当社グループはそれぞれの事業部門を基礎とした「ガラス事業」と「化成品事業」の2つを報告セグメントとしております。
「ガラス事業」は主に、建築用ガラス、自動車用ガラス、ガラス繊維を製造販売しております。
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#6 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2023年3月31日現在
ガラス事業1,381(266)
化成品事業1,969(171)
合計3,350(437)
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへ の出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(派遣社員、嘱託社員等を含む。)は、年間の平均人員を
( )外数で記載しております。
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#7 有形固定資産等明細表(連結)
機械及び装置 素材化学品製品製造設備拡充(川崎工場)
2.「当期減少額」欄の( )は内数で、当期の減損損失計上額であります。
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#8 減損損失に関する注記(連結)
※7 減損損失
前連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
場所用途種類減損損失(百万円)連結損益計算書上の計上科目
茨城県 つくば市 他遊休資産建物及び構築物、機械装置及び運搬具 他606事業構造改善費用及び減損損失
当社グループは、原則として、事業用資産については事業部門を基礎とした事業の関連性により、また遊休資産等については個別物件単位でグルーピングを行っております。
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#9 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1984年4月当社入社
2006年6月当社化成品事業企画室長
2009年10月当社化成品事業企画部長
2012年10月2014年6月2015年6月2021年6月2022年6月2023年6月当社エネルギー材料営業部長当社執行役員 エネルギー材料営業部長当社取締役 常務執行役員当社代表取締役 専務執行役員当社代表取締役 副社長執行役員当社代表取締役 社長執行役員(現任)
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#10 研究開発活動
当連結会計年度の研究開発費は5,638百万円であり、主な研究開発の概要と成果は次のとおりであります。
化成品事業における事業部研究では、新規製品の開発を目的に、基幹コモディティおよびファインケミカル関連の各分野で製造技術、精製技術、分析技術、応用技術等の基盤技術を展開し、研究開発を進めております。基幹コモディティ分野のうち素材化学品関連製品では、2016年4月に上市したCELEFIN® 1233Zが、ODPゼロかつGWP⦅1を両立させた「環境に優しい」フッ素系溶剤として期待されており、金属部品洗浄のほか航空宇宙分野や医療機器分野などへの需要拡大に向けて生産の増強を進めております。当社は引き続き、社会ニーズに沿ったノンフロン化の実現に向けて、一層の技術開発と事業化計画を推進してまいります。
ファインケミカル関連では、成長分野に焦点を合わせた商品開発を当社独自のフッ素化学を基盤として推進しております。その中でも特に電子材料とエネルギー材料の両分野に注力しており、これら機能性材料ビジネスの強化に向けて、国内外の大手顧客との共同研究の推進、海外の研究サイトとの連携強化および分析・評価機器等の設備投資の増強を積極的に進めております。さらに研究開発力の強化を目的として、機能化学研究所内に2024年度完工予定の機能材料研究棟(仮称)の建設計画を進めております。電子材料分野のうち、半導体プロセス材料では微細で複雑な次世代加工技術の開発と、次世代パワー半導体の基板材料であるSiCの製造研究を重要ターゲットとしております。2020年に世界有数の半導体生産拠点である台湾に「電子材料リサーチセンター台湾」を設立し、新材料開発および情報収集活動を行っております。またSiC基板材料の開発では、高品位・長尺化が可能な溶液法による6インチ単結晶の製造技術に目途を付け、8インチについてはNEDO公募プロジェクト「グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築」において、当社の「高品位8インチSiC単結晶・ウエハの製造技術開発」が採択され、2022年度から取り組みを開始しております。エネルギー材料分野のうち、LIB(Lithium Ion Battery)の電解液では、オリジナルな高性能添加剤の開発やグローバルな生産体制の構築の他に、リサイクル原料の利活用検討も進めております。さらに電解液以外の他部材への展開、および次世代二次電池の開発にも研究リソースを配分しております。
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#11 税効果会計関係、財務諸表(連結)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度(2022年3月31日)当事業年度(2023年3月31日)
関係会社株式評価損13,3361,361
減損損失3,0452,273
その他5,9851,310
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因と
なった主要な項目別の内訳
2023/06/29 11:46
#12 税効果会計関係、連結財務諸表(連結)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度(2022年3月31日)当連結会計年度(2023年3月31日)
関係会社株式譲渡損失引当金14,744-
減損損失3,3642,369
その他3,4222,070
(注)1.評価性引当額が15,169百万円減少しております。
この減少の主な内容は関係会社株式譲渡損失引当金の取崩しに伴い、評価性引当額が減少したことに伴うものであります。
2023/06/29 11:46
#13 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
・伸ばすべき事業へ経営資源を集中、収益事業モデルの確立と成長市場への事業展開を加速
化成品事業は、これまでの投資成果を回収、更なる将来への投資の継続
・ガラス事業は構造改革を仕上げ、収益事業へ再生
2023/06/29 11:46
#14 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
損益面につきましては、経営全般にわたる業務の効率化・合理化施策を推進し、加えて為替が円安に推移した影響もあり、経常利益は前期比7,700百万円増加の19,637百万円となり、前期は欧米自動車ガラス事業会社2社の株式譲渡契約締結により関係会社株式譲渡損失引当金繰入額48,404百万円を計上、当期は政策保有株式、固定資産の売却を実施し、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比82,338百万円改善の42,494百万円となりました。
なお、セグメント別の概況につきまして、「化成品事業」を主に化学品、ファインケミカル、肥料に区分して説明しておりましたが、従前の区分での売上規模が変動してきたため、第1四半期連結会計期間より、化学品にファインケミカルに区分していた精密化学品を合わせた素材化学品と、精密化学品以外のファインケミカルを医療化学品、電子材料、エネルギー材料に区分し、肥料を加えた区分に変更しております。この変更は、概況をより適切にご説明することを目的としており、報告セグメントの事業としての影響はございません。
(ガラス事業)
2023/06/29 11:46
#15 設備の新設、除却等の計画(連結)
なお、2023年4月1日付の簡易吸収分割により、本事業を当社の完全子会社でありますセントラル硝子プロダクツ㈱に承継しております。
化成品事業…セントラル硝子㈱宇部工場
2023/06/29 11:46
#16 設備投資等の概要
当社グループ(当社及び連結子会社)では、当連結会計年度において、総額7,061百万円の設備投資を行いました。
ガラス事業については、板ガラス製品製造設備更新工事を中心に2,155百万円の設備投資を行い、化成品事業については、電子材料製品、素材化学品製品製造設備を中心に4,906百万円の設備投資を行いました。
所要資金については、いずれの投資も自己資金、借入金及び社債を充当しました。
2023/06/29 11:46