臨時報告書

【提出】
2021/05/12 14:05
【資料】
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提出理由

当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
2021年5月11日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
① 連結子会社における減損損失(連結)
当社の連結子会社であるニッポンショクバイ・ヨーロッパ N.V.(以下、NSE)において、2021年3月期第2四半期に減損損失を計上いたしましたが、紙おむつメーカー間の競争激化に伴うNSEを含む高吸水性樹脂メーカーへの値下げ圧力が依然として強い状況下にあります。特に第4四半期に入り、欧州の高吸水性樹脂の事業環境は悪化しており、中長期的に需給バランスが改善していくという見方に変わりはないものの、短期的には厳しい状況が続く見通しです。これらの状況に鑑みて、NSEの事業計画を再度見直し、固定資産に対する将来の回収可能性を検討した結果、2021年3月期第4四半期において、減損損失を追加計上いたしました。
また、当社の連結子会社であるシラス,Inc.において、プロセス開発及び顧客評価が遅れていることや設備投資額が当初よりも増加する見込みであることなどを踏まえ、事業計画を再考し、将来の回収可能性を検討した結果、同社のれん及び技術関連資産等に対して減損損失を計上いたしました。
② 関係会社株式評価損(個別)
当社の連結子会社であるNSE及びシラス,Inc.において、上記の通り減損損失を計上したことに伴い、2021年3月期第4四半期において、当社が保有する当該子会社株式に係る関係会社株式評価損を計上いたしました。
なお、当該関係会社株式評価損は当社の個別財務諸表にのみ計上されるものであり、連結決算においては消去されるため、連結業績への影響はありません。
(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響
当該事象により、2021年3月期の連結決算において減損損失21,185百万円をその他の営業費用に、個別決算において関係会社株式評価損28,731百万円を特別損失に、それぞれ計上いたしました。
以上

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
2021年5月11日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
① 連結子会社における減損損失(連結)
当社の連結子会社であるニッポンショクバイ・ヨーロッパ N.V.(以下、NSE)において、2021年3月期第2四半期に減損損失を計上いたしましたが、紙おむつメーカー間の競争激化に伴うNSEを含む高吸水性樹脂メーカーへの値下げ圧力が依然として強い状況下にあります。特に第4四半期に入り、欧州の高吸水性樹脂の事業環境は悪化しており、中長期的に需給バランスが改善していくという見方に変わりはないものの、短期的には厳しい状況が続く見通しです。これらの状況に鑑みて、NSEの事業計画を再度見直し、固定資産に対する将来の回収可能性を検討した結果、2021年3月期第4四半期において、減損損失を追加計上いたしました。
また、当社の連結子会社であるシラス,Inc.において、プロセス開発及び顧客評価が遅れていることや設備投資額が当初よりも増加する見込みであることなどを踏まえ、事業計画を再考し、将来の回収可能性を検討した結果、同社のれん及び技術関連資産等に対して減損損失を計上いたしました。
② 関係会社株式評価損(個別)
当社の連結子会社であるNSE及びシラス,Inc.において、上記の通り減損損失を計上したことに伴い、2021年3月期第4四半期において、当社が保有する当該子会社株式に係る関係会社株式評価損を計上いたしました。
なお、当該関係会社株式評価損は当社の個別財務諸表にのみ計上されるものであり、連結決算においては消去されるため、連結業績への影響はありません。
(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響
当該事象により、2021年3月期の連結決算において減損損失21,185百万円をその他の営業費用に、個別決算において関係会社株式評価損28,731百万円を特別損失に、それぞれ計上いたしました。
以上