3401 帝人

3401
2024/04/24
時価
2987億円
PER 予
36.31倍
2010年以降
赤字-33.52倍
(2010-2023年)
PBR
0.66倍
2010年以降
0.54-1.63倍
(2010-2023年)
配当 予
1.99%
ROE 予
1.82%
ROA 予
0.62%
資料
Link
CSV,JSON

資産の部 - ヘルスケア

【期間】
  • 通期

連結

2013年3月31日
1045億800万
2014年3月31日 +19.37%
1247億5200万
2015年3月31日 +18.58%
1479億3100万
2016年3月31日 -1.99%
1449億9000万
2017年3月31日 +1.63%
1473億5000万
2018年3月31日 +14.3%
1684億2800万
2019年3月31日 -21.2%
1327億2800万
2020年3月31日 -4.72%
1264億6700万
2021年3月31日 -0.65%
1256億4700万
2022年3月31日 +115.73%
2710億5900万
2023年3月31日 -15.53%
2289億5900万

有報情報

#1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
イ)事業ポートフォリオに関する議論
2022年度の取締役会において、帝人グループの目指すべき姿である長期ビジョンの具体化を図るとともに、既存事業の立ち位置を明確にした上で、事業ポートフォリオに関する議論をしました。その中で「Strategic Focus」分野を中心に大幅な戦略の見直しが必要であることを確認、これまでの「Strategic Focus」や「Profitable Growth」の区分は一旦廃止し、2023年度は複合成形材料事業、アラミド事業、ヘルスケア事業の3事業の構造改革に注力することとしました。引き続き、2024年度に公表予定の新中期経営計画に向けて、新しい成長戦略を含む事業ポートフォリオに関する議論を継続していくことを確認しています。
ウ)親子上場の合理性に関する議論
2023/06/21 14:10
#2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
1) 気候変動の緩和と適応
「気候変動の緩和」では、高機能・高付加価値材料によるモビリティの軽量化や高耐久化を中心としたソリューションを提供します。「気候変動への適応」では、高機能素材によるインフラ補強材や、ヘルスケアやIT等の技術やサービスを通し、自然災害発生時の被害低減と迅速な復旧に役立つソリューションの提供に取り組みます。また、事業活動に伴う地球環境への負荷低減として、脱石炭火力を図るとともに、省エネ・再エネ化の推進やプロセスイノベーションなどの技術革新にも取り組みます。
2) サーキュラーエコノミーの実現
2023/06/21 14:10
#3 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
帝人グループは、製品の種類、性質、サービス別に事業領域を定め、各事業領域では取り扱う製品、サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。
したがって、帝人グループは事業領域を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「マテリアル」、「ヘルスケア」、「繊維・製品」、「IT」の4つを報告セグメントとしています。
「マテリアル」はアラミド繊維、ポリカーボネート樹脂、炭素繊維、複合成形材料等の製造・販売等を行っており、「ヘルスケア」は医薬品・医療機器等の製造・販売及び在宅医療サービス等を行っています。また、「繊維・製品」はポリエステル繊維、繊維製品等の製造・販売等を行っており、「IT」は情報システムの運用・開発・メンテナンス及び電子コミック配信サービス等を行っています。
2023/06/21 14:10
#4 事業の内容
各セグメントにおける、主要な事業内容ならびに主な会社は次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のセグメントと一致しています。
セグメント事業内容構成会社
複合成形材料事業複合成形材料の製造・販売当社Teijin Automotive Technologies NA Holdings Corp.Teijin Automotive Technologies (Tangshan) Co., Ltd.等 子会社27社
ヘルスケア医薬品及び医療機器の製造・販売、在宅医療サービス、その他ヘルスケア関連製品の製造・販売当社帝人ファーマ(株)帝人ヘルスケア(株)等 子会社13社、関連会社4社
繊維・製品繊維製品等の製造・販売、ポリエステル繊維及び織物の製造・販売等帝人フロンティア(株)南通帝人有限公司Teijin Polyester (Thailand) LimitedJ.H. Ziegler GmbH等 子会社42社、関連会社7社
以上に述べた「事業の内容」を概要図で示すと次のとおりです。
0101010_001.png(注)連結対象会社は、連結子会社98社と持分法適用会社が65社です。
2023/06/21 14:10
#5 会社の支配に関する基本方針(連結)
a. 利益向上に向けた取り組み
帝人グループは、2023年2月に『帝人グループ 収益性改善に向けた改革』を公表しました。この中で、長期ビジョンである「未来の社会を支える会社」を更に具体的に、「地球環境を守る会社」、「より支えを必要とする患者、家族、地域社会の課題を解決する会社」として、取り組んでいくことを明らかにしています。また、2023年度は、複合成形材料事業、アラミド事業、ヘルスケア事業の課題3事業の収益性改善を含む、全社での構造改革を断行してまいります。取り組みの詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照下さい。
b. 「コーポレート・ガバナンスの強化」による企業価値向上への取り組み
2023/06/21 14:10
#6 会計方針に関する事項(連結)
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しています。
なお、在外連結子会社の資産及び負債は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、為替差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めています。
(7)重要なヘッジ会計の方法
2023/06/21 14:10
#7 報告セグメントの変更に関する事項(連結)
なお、当連結会計年度より、帝人ナカシマメディカル(株)及び帝人メディカルテクノロジー(株)を中心に展開している埋込型医療機器事業については、全社的・長期的視点で育成・強化を図る新規事業と位置づけ、「ヘルスケア」セグメントから「その他」セグメントへ変更しています。前連結会計年度のセグメント情報は、変更後のセグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。
2023/06/21 14:10
#8 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
2023年3月31日現在
マテリアル11,048(759)
ヘルスケア3,155(599)
繊維・製品5,576(346)
(注)1 従業員数は就業人員です。
2 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員を外数で記載しているものです。
2023/06/21 14:10
#9 株式の保有状況(連結)
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由
非上場株式11新規資本参加することで、ヘルスケア事業領域における在宅医療分野での業務提携の推進を図り、当社の中長期的な企業価値向上に貢献すると判断したため。
非上場株式以外の株式11,012投資先からの現物配当により新たに取得したため。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
2023/06/21 14:10
#10 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1990年 3月当社入社
2017年 4月同 帝人グループ執行役員ヘルスケア事業統轄補佐
2019年 4月同 同 ヘルスケア新事業部門長
2021年 4月同 帝人グループ常務執行役員ヘルスケア事業統轄兼 ヘルスケア新事業部門長
2021年 6月同 取締役常務執行役員
2023/06/21 14:10
#11 知的財産活動(連結)
0102010_009.jpg[図中の各点は特許を表し、各点間の距離は技術の類似性により決まる。テキストマイニング技術によって技術的に近い特許は集合を形成する。]
2014年からの対比において、2022年のマテリアルStrategic Focus領域では、軽量化技術として環境分野に寄与し得る自動車向け複合成形材料や航空機向け炭素繊維を中心に特許ポートフォリオが充実化(緑囲み)。ヘルスケアのStrategic Focus領域では、人工関節分野や吸収性インプラント関連の特許が充実化するとともに、再生医療分野への参入により当該分野の特許が加わっている(赤囲み)。一方、フィルム事業の2019年度の事業譲渡によりフィルム関連特許は大きく減少している。
図2 特許価値(Patent Asset Index™)のSF/PG割合
2023/06/21 14:10
#12 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
事業別の経営環境及び対処すべき課題は以下のとおりです。
経営環境対処すべき課題
アラミド・生産能力増強を実施も、天然ガス価格高騰によるコストアップ、労働力確保難や生産不調、停電や火災の発生による生産量未達により、収益性が大幅悪化・生産性改善、天然ガス価格高騰対策、増産/増販の重要施策に資源配分し、2023年度で将来の収益性回復に目途を付ける(営業利益改善目標+70億円)・サステナビリティでの差別化、販売数量増によりトップシェアの地位を強化
ヘルスケア・医薬品は、将来の収益に資する製品パイプラインが不足・在宅医療は、HOT・CPAPの国内トップシェアを維持する一方、新規製品・サービスの創出は未達・国内トップシェアの在宅医療機器事業で培ってきた事業基盤を希少疾患・難病領域等の医薬品に活用・必要な機能別リソースをゼロベースで見直し、2023年度に抜本的な固定費削減の実行に目途を付ける(2025年度固定費削減目標 50億円)
樹脂・主に中国市場における需要減退により販売量減・高付加価値シフト、環境戦略推進により収益力向上を進める
経営体制としては、外部環境変化にレジリエントに対応する為に、2023年度より以下の対応を行い、経営判断・実行を迅速化します。
2023/06/21 14:10
#13 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
その結果、収益性を示すROEは中期経営計画最終年度(2022年度)目標(10%以上)を下回る△4.1%、営業利益ROICについても目標(8%以上)を下回る1.6%となり、キャッシュ創出力を示すEBITDAについても目標(1,500億円)を下回る878億円となりました。
なお、当連結会計年度より、帝人ナカシマメディカル(株)及び帝人メディカルテクノロジー(株)を中心に展開している埋込型医療機器事業については、全社的・長期的視点で育成・強化を図る新規事業と位置づけ、「ヘルスケア」セグメントから「その他」セグメントへ変更しています。前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で実施しています。
セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析は次のとおりです。
2023/06/21 14:10
#14 1株当たり情報、連結財務諸表(連結)
(注)2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2022年3月31日)当連結会計年度末(2023年3月31日)
資産の部の合計額(百万円)464,811451,084
資産の部の合計額から控除する金額(百万円)25,23226,102
(うち新株予約権(百万円))(803)(682)
2023/06/21 14:10