臨時報告書

【提出】
2017/11/30 17:04
【資料】
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提出理由

当社は、平成29年11月30日開催の取締役会において、当社の連結子会社である東邦テナックス株式会社(以下、「東邦テナックス」という)を吸収合併することを決議しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第7号の3の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

吸収合併の決定

(1) 当該吸収合併の相手会社に関する事項
① 商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
商号東邦テナックス株式会社
本店の所在地東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
代表者の氏名代表取締役社長 乾 秀桂
資本金の額500百万円
純資産の額△15,891百万円(平成29年3月31日現在)
総資産の額27,131百万円(平成29年3月31日現在)
事業の内容炭素繊維・耐炎繊維等の製造・販売

② 最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
決算期平成27年3月期平成28年3月期平成29年3月期
売上高(百万円)21,80021,88618,849
営業利益(百万円)2,0563,8592,547
経常利益(百万円)1,8213,6072,295
当期純利益(百万円)4472,6773,942

③ 大株主の名称及び発行済株式の総数に占める大株主の持株数の割合
帝人株式会社(提出会社) 99.75%(平成29年3月31日現在)
(注)当社は合併期日までに東邦テナックスの発行済株式の全てを所有している予定です。
④ 提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係当社の連結子会社です。
人的関係当社から取締役及び監査役を派遣しています。
当社から従業員が出向しています。
取引関係当社から相手会社へ資金の貸付をしています。また、相手会社から当社に対して経営管理料の支払いがあります。

(2) 当該吸収合併の目的
帝人グループは、今年度よりスタートした新中期経営計画「ALWAYS EVOLVING」において、「マテリアル事業領域」と「ヘルスケア事業領域」を2本の柱として、成長戦略・発展戦略の実行を進めています。「マテリアル事業領域」においては、環境規制の高まりに伴う低燃費化の要請に応えるべく「軽くて強い」高機能素材の拡大に取り組んでおり、中でも炭素繊維事業は、航空機分野や自動車分野への展開に注力しています。
こうした状況の下、グループ内の情報・技術の共有や、人財の最適配置等によるグループ総合力の発揮を通じて、更なる企業価値の増大を図るため、平成30年4月1日を効力発生日とする吸収合併(簡易吸収合併)により、炭素繊維事業を担う東邦テナックスを当社に吸収合併することとしました。
(3) 当該吸収合併の方法、吸収合併に係る割当ての内容その他の吸収合併契約の内容
① 吸収合併の方法
当社を存続会社とする吸収合併方式で、東邦テナックスは解散します。
② 吸収合併に係る割当ての内容
当社は合併期日までに東邦テナックスの発行済株式の全てを所有している予定であるため、株式の割当てや、その他の金銭等の交付は行いません。
③ その他の吸収合併契約の内容
日程
取締役会決議日 平成29年11月30日
契約締結日 平成29年11月30日
効力発生日 平成30年4月1日(予定)
(注)本件吸収合併は、当社においては会社法第796条第2項に基づく簡易吸収合併であるため、当社は吸収合併契約承認に関する株主総会は開催しません。なお、当社は、連結配当規制適用会社です。
(4) 吸収合併に係る割当ての内容の算定根拠
該当事項はありません。
(5) 当該吸収合併後の吸収合併存続会社となる会社の商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
商号帝人株式会社
本店の所在地大阪市北区中之島三丁目2番4号
代表者の氏名代表取締役社長執行役員 鈴木 純
資本金の額70,816百万円
純資産の額現時点では確定していません。
総資産の額現時点では確定していません。
事業の内容合成繊維・化成品等の研究・製造・販売他