有価証券報告書-第52期(平成25年6月1日-平成26年5月31日)

【提出】
2014/08/27 13:27
【資料】
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【項目】
105項目

業績等の概要

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や個人消費に改善の動きがみられるなど景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
一方で、円安等による原材料・燃料価格の高止まりや消費税増税による景気失速懸念など、企業を取り巻く環境は、依然として先行きが不透明な状況となっております。
このような環境下、当社グループは、三方良し(買い手良し、世間良し、売り手良し)の製品・サービスの開発・拡充に努めるとともに、フードビジネス業界向け衛生講習や細菌検査等、衛生管理支援部門の売上拡大にも注力するなど販売活動の強化を図ってまいりました。
その結果、主力製品の積極的な拡販が功を奏し、当連結会計年度の売上高は、135億7千2百万円(前期比 5.9%増)となりました。
利益につきましては、当社グループ製造品の売上拡大とコスト削減に努めた結果、営業利益は、7億9千3百万円(同 21.4%増)、経常利益は、7億7千6百万円(同16.2%増)、当期純利益は、5億9百万円(同 24.6%増)となりました。
当社グループの品目別売上高は、次のとおりであります。当社グループは、業務用の化成品事業を行っており、単一セグメントであるため、セグメント別の情報は作成しておりません。
<自社製造品部門>(業務用洗剤・洗浄剤・除菌剤、固形燃料等)
価格競争力を高めたソリッドシリーズ(固形タイプ)や性能面で競争力の高いジャストパックシリーズ(粉末タイプ)などの食器洗浄機用洗浄剤の拡販をはじめ、当社グループの強みを生かした販売活動を推進いたしました。加えて、外食チェーンでの固形燃料の新規採用も進みました。また、フードビジネス業界向け衛生サービスに注力するなどサービス面での顧客満足度向上にも努め、当社グループ製造品の売上高を伸長させることができました。その結果、当連結会計年度における売上高は、104億円(前期比 5.7%増)となりました。
<仕入商品等部門>販売活動は、当社グループ製造品の拡販を中心に推進しておりますが、仕入商品においても売上高を伸長させることができ、当連結会計年度における仕入商品等の売上高は、31億7千2百万円(同 6.4%増)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は14億6千8百万円(前期比 25.8%増)となりました。
営業活動によって得られた資金は、12億4千3百万円(同 14.2%増)となりました。
投資活動に使用された資金は、6億1千8百万円(同 39.2%減)となりました。
財務活動に使用された資金は、3億3千3百万円(前期は8千4百万円の獲得)となりました。
なお、キャッシュ・フローの詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)財政状態の分析 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。