業績予想修正の理由

2021年３月期通期連結業績予想につきましては、日本国内では主要事業である樹脂コンパウンド部門において、自動車産業向けを中心に取引先での在庫調整が進み、秋口以降、需要環境は好転していることから当社の業績も改善しているものの、第２四半期までの実績が予想を大幅に下回ったことから、上期の損失を補うまでには至らないと想定しています。また、国内外で引き続き新型コロナウイルス感染症の影響は続いており、東南アジア地区では、各拠点において各国の感染拡大防止策としての社会的制限を直接的、間接的に受け、制限下での生産・販売活動が続いていることなども踏まえ、通期業績については、当初の予想を下回ると見込んでいます。このため、売上高、営業利益及び経常利益を下方修正いたします。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、本日公表しました海外連結子会社の解散に伴う損益への影響額を精査中であるため、通期においては未定とさせていただきます。今後、開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。配当予想額については当初予想を据え置き、変更はありません。（1株あたり50円/期末配当）（注）業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。