訂正臨時報告書

【提出】
2018/12/03 16:18
【資料】
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提出理由

当社及び連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が生じましたので、金融商品取引法第24条の5第4項ならびに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1) 当該事象の発生年月日
平成30年5月8日(ブリッジクレジット契約締結日)
(2) 当該事象の内容
当社は、Shire plc(以下、「Shire社」)との間で、2018年5月8日(ロンドン時間)に、当社がShire社の発行済普通株式及び発行予定普通株式の全てを取得する取引(以下、「本件買収」)に関する提案について合意しました。本件買収は、イギリス王室属領ジャージー会社法第125条に基づくスキーム・オブ・アレンジメントの方法(以下、「本件スキーム」)により行われる予定です。
本件買収に必要な資金を調達するため、当社は、同日、総借入限度額308.5億米ドルの “364-Day Bridge Credit Agreement”(以下「ブリッジクレジット契約」)を締結しました。
ブリッジクレジット契約の概要
(a) 借入人武田薬品工業株式会社
(b) エージェントJP Morgan Chase Bank, N.A.
(c) 貸付人JP Morgan Chase Bank, N.A.
株式会社三井住友銀行
株式会社三菱UFJ銀行
(d) 契約締結日2018年5月8日
(e) 総借入限度額308.5億米国ドル
(内訳)
第1トランシェ:153.5億米ドル
第2トランシェ:45億米ドル
第3トランシェ:75億米ドル
第4トランシェ:35億米ドル
(f) 利率調整LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)+当社の信用補完されていない無担保長期社債の格付けを基にしたスプレッド)
(g) 資金使途Shire社買収の対価及びその他関連する費用等の支払い、並びにShire社及びその子会社の一定の既存債務の借換え
(h) 最終返済日第1トランシェ乃至第3トランシェ:借入の実行日から364日後の日
第4トランシェ:借入の実行日から90日後の日
(i) 担保なし
(j) 保証なし
(k) 準拠法ニューヨーク州法

(3) 当該事象の損益及び連結損益に与える影響額
ブリッジクレジット契約は2018年5月8日付プレスリリース「Shire社買収に係るブリッジローン契約の締結に関するお知らせ」に記載の通り借換えを予定していたところ、2018年6月8日付でのタームローンクレジット契約の締結により、ブリッジクレジット契約の総借入限度額は75億米国ドル分減少し、2018年10月26日付のショートタームローン契約の締結等により、ブリッジクレジット契約の総借入限度額は45億米国ドル分減少し、ロンドン時間の2018年11月15日付で発行条件を決定したユーロ建無担保普通社債の手取金の受領後、ブリッジクレジット契約の総借入限度額のうちユーロ建無担保普通社債の差引手取金額の85%に相当する金額(所定の方法により米国ドルに換算後)が強制的に減少し、ロンドン時間の2018年11月19日付で発行条件を決定した米ドル建無担保普通社債の手取金の受領後、ブリッジクレジット契約の総借入限度額は54億7,237万米国ドル分減少し、2018年12月3日付のJBICローン契約の締結により、ブリッジクレジット契約の総借入限度額は37億米国ドル分減少いたします。当該総借入限度額の減少が業績に与える影響は、確定次第お知らせいたします。また、タームローンクレジット契約については、2018年6月8日付で提出された臨時報告書を、ショートタームローン契約及び劣後特約付ローン契約については、2018年10月26日付で提出された臨時報告書を、ユーロ建無担保普通社債の発行条件については、2018年11月16日付で提出された臨時報告書を、米ドル建無担保普通社債の発行条件については、2018年11月20日付で提出された臨時報告書を、JBICローン契約については、本訂正報告書と同日付で提出された臨時報告書をご参照ください。
以 上