有価証券報告書-第13期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/15 14:43
【資料】
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【項目】
59項目

経営上の重要な契約等

(1)技術導入契約
契約会社名相手先国名技術の種類対価契約期間
当社ファイザー社米国アトルバスタチン(リピトール)に関する技術契約一時金1993年11月~2021年3月まで
セレコキシブ(セレコックス)に関する技術契約一時金2001年3月~両者が終了に合意するまで
当社アストラゼネカ社英国フマル酸クエチアピン(セロクエル)に関する技術契約一時金2016年2月~終期の定めなし
当社EAファーマ株式会社日本ナテグリニド(スターシス)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー1999年6月~特許満了日まで(その後1年毎自動更新)
当社フィブロジェン社米国YM311(FG-2216)、ロキサデュスタット及びこれらと同様の作用機序を有する経口貧血治療剤に関する技術契約一時金2005年6月~終期の定めなし(日本)
2006年4月~後発品のシェアが一定率を越えた時点又は特許満了日まで(その後当社が販売継続オプション権を有する)(欧州等)
当社アーバー社米国ガバペンチン エナカルビル(レグナイト)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2005年12月~終期の定めなし
当社フェリング社スイスデガレリクス(ゴナックス)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2006年1月~発売後10年間又は特許満了日まで
当社富山化学工業株式会社日本ガレノキサシン(ジェニナック)に関する技術契約一時金2006年3月~特許満了日まで(その後2年毎自動更新)
当社イリプサ社米国ビキサロマー(キックリン)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2006年4月~発売後15年間又は特許満了日まで
(その後当社が販売継続オプション権を有する)
当社協和発酵キリン株式会社日本抗CD40抗体に関する技術契約一時金2007年1月~販売終了まで
当社ゼリア新薬工業株式会社日本アコチアミド(アコファイド)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2012年12月~薬価収載後10年間又は特許満了日まで(その後両者が終了に合意しない限り10年間延長)
当社リジェネロン社米国ベロシイミューン・マウスに関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2007年3月~2018年6月まで(抗体のロイヤリティー支払期間は発売後一定期間)
当社メディベーション社米国エンザルタミド(XTANDI)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2009年10月~販売終了まで(米国)
2009年10月~特許満了、規制上の独占販売期間の満了及び後発品発売の全事象の発生日まで(その後販売継続可能)(米国以外)

契約会社名相手先国名技術の種類対価契約期間
当社アイアンウッド社米国リナクロチド(リンゼス)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2009年11月~販売終了まで
当社バシリア ファーマシューティカ インターナショナル社スイスisavuconazonium sulfate(クレセンバ)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2010年2月~発売後15年間又は特許満了日まで
当社バイカル社米国サイトメガロウイルス血症予防ワクチンに関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2011年7月~2018年8月まで
当社ユーシービー社ベルギーセルトリズマブ ペゴル(シムジア)に関する技術契約一時金2012年1月~特許満了日まで
当社アムジェン社米国エボロクマブ(レパーサ)、ロモソズマブ及びブリナツモマブに関する技術一定率のロイヤリティー及び一定率の費用負担2013年5月~規制上の独占期間又は最長特許満了の遅い日まで
当社サイトキネティックス社米国骨格筋活性化剤に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2013年6月~ロイヤリティー期間終了まで
当社プロテオスタシス社米国小胞体ストレス応答調節治療薬に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2014年11月~ロイヤリティー期間終了まで
当社イミュノミック セラピューティクス社米国ASP4070に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2015年1月~特許満了、規制上の独占販売期間の満了又は発売後10年間のいずれか遅い日まで(その後販売継続可能)
LAMP-vax製品に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2015年8月~特許満了、規制上の独占販売期間の満了又は発売後10年間のいずれか遅い日まで(その後販売継続可能)
当社クロモセル社米国CC8464及びバックアップ開発候補化合物に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2015年9月~特許満了、規制上の独占販売期間の満了又は発売後10年間のいずれか遅い日まで(その後販売継続可能)
当社アフィニバックス社米国肺炎球菌起因疾患ワクチンに関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2017年2月~特許満了、規制上の独占販売期間の満了又は発売後10年間のいずれか遅い日まで

契約会社名相手先国名技術の種類対価契約期間
当社メルク社米国フィダキソマイシン(ディフィクリア)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2012年3月~四半期ベースで後発品のシェアが一定率を超えるまで(その後当社が販売継続オプション権を有する)(日本)
アステラス ファーマ ヨーロッパ Ltd.2011年2月~四半期ベースで後発品のシェアが一定率を超えるまで(その後当社が販売継続オプション権を有する)(欧州等)
アステラス ファーマ ヨーロッパ Ltd.トルマー社米国エリガードに関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2004年1月~2021年9月まで
(但し、2004年1月~2011年3月の期間は、独メディジーン社からの再実施許諾)
アステラスUS LLCギリアード サイエンシズ社米国アンフォテリシンB(アンビソーム)に関する技術一定率のロイヤリティー1991年8月~2026年10月まで(その後、別途の合意がなければ5年間延長)
アステラスUS LLCギリアード パロアルト社米国レガデノソン(レキスキャン)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2000年7月~発売後10年間又は特許満了日まで
(その後当社が販売継続オプション権を有する)
アジェンシス Inc.シアトルジェネティクス社米国抗体-薬物複合体(ADC)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2007年1月~全ての研究・開発・販売が終了する日まで
アジェンシス Inc.アンブレックス社米国新規抗体-薬物複合体(ADC)に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2013年4月~特許満了日又は発売後10年経過日のいずれか遅い日まで(その後販売継続可能)

(注)以下の技術導入契約の契約期間を変更しています。
・アストラゼネカ社(英国)とのフマル酸クエチアピン(セロクエル)に関する技術導入契約
・リジェネロン社(米国)とのベロシイミューン・マウスに関する技術導入契約
・バイカル社(米国)とのサイトメガロウイルス血症予防ワクチンに関する技術導入契約
(2) 技術導出契約
契約会社名相手先国名技術の種類対価契約期間
アステラス ファーマ ヨーロッパ Ltd.ベーリンガーインゲルハイム社ドイツ塩酸タムスロシンOCAS製剤に関する技術なし2005年4月~2019年6月まで(その後1年毎自動更新)(欧州等)
当社及びアステラス ファーマ ヨーロッパ Ltd.一定率のロイヤリティー2006年4月~発売後10年間又は特許満了日まで(カナダ等)
一定率のロイヤリティー2007年3月~発売後10年間又は特許満了日まで(メキシコ等)
なし2007年5月~発売後10年間又は特許満了日まで(南米)
アステラス ドイッチランド GmbHセファロン社米国ベンダムスチン塩酸塩に関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2003年5月~2023年12月まで(北米)
ムンディファーマ社英国契約一時金及び一定率のロイヤリティー2006年10月~2021年9月まで(その後2年毎自動更新)(欧州)
シンバイオ製薬株式会社日本契約一時金及び一定率のロイヤリティー2005年12月~発売後10年間又は一定の独占性を失った日まで(日本、中国、韓国、台湾及びシンガポール)
シラグGmbHインターナショナル社スイス契約一時金及び一定率のロイヤリティー2010年7月~発売後10年間(その後シラグ社に5年間の契約更新オプション有り)(南米及び上述以外のアジア各国)
OSI ファーマシューティカルズ LLCエフ ホフマン-ラ ロッシュ社スイスエルロチニブに関する技術契約一時金及び一定率のロイヤリティー2001年1月~各国毎に特許満了日まで(特許のない国では発売後10年間経過日まで)

(3) 取引契約
契約会社名相手先国名契約内容契約期間
当社トーアエイヨー株式会社日本同社の医薬品の販売契約2019年3月まで(その後2年毎自動更新)
当社東レ株式会社日本同社の「ドルナー」の販売契約1992年2月~2024年3月まで(その後1年毎更新)
当社サノフィ株式会社日本同社の「マイスリー」の販売契約2008年1月~販売する限り
当社日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社日本同社の「ミカルディス」の販売契約(「ミコンビ」「ミカムロ」等を含む)2002年9月~2020年3月まで
当社アストラゼネカ社スウェーデン同社の「シムビコート」の販売及び共同販促契約2009年7月~2019年7月まで(その後1年毎自動更新)

契約会社名相手先国名契約内容契約期間
当社株式会社三和化学研究所日本同社の「アーガメイト」の販売及び共同販促契約
当社の「キックリン」の共同販促契約
2012年3月~2022年3月まで(その後協議により更新)
当社寿製薬株式会社日本当社及び同社の「スーグラ」の日本国内事業提携契約2013年7月~特許満了日まで
OSI ファーマシューティカルズ LLCジェネンテック社米国当社の「タルセバ」の共同開発及び共同事業化契約2001年1月~利益・損失分配のための清算が終了する日まで
当社MSD インターナショナル GmbHスイス当社及び同社の「スージャヌ配合錠」の日本における共同開発及び共同商業化に関する基本契約2015年9月~配合剤又は原薬の最長特許満了日まで
当社MSD株式会社日本当社及びMSD インターナショナル GmbHの「スージャヌ配合錠」の日本における共同販促契約2017年11月~配合剤又は原薬の最長特許満了日まで

(注)1.以下の取引契約を終了しています。
・マルホ株式会社(日本)との「プロトピック軟膏」の日本におけるプロモーション委託及び独占的販売権許諾契約
・MSD株式会社(日本)との当社及び寿製薬株式会社の「スーグラ」の共同販促契約
2.以下の取引契約の契約期間を変更しています。
・日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(日本)との「ミカルディス」の販売契約(「ミコンビ」「ミカムロ」等を含む)
(4) その他の提携契約
契約会社名相手先国名契約内容
当社クリアパス デベロップメント社米国同社との戦略的提携に基づき、感染症領域におけるワクチンのポートフォリオを構築
当社ポテンザ社米国当社は、同社とがん免疫領域における共同研究・開発を実施し、提携期間終了時に同社を一定の条件で買い取る独占的な権利を保有
当社レオ ファーマ社デンマークグローバル皮膚科事業を同社へ譲渡する契約に基づき、当社は同事業の移管が完了するまで対象製品の供給を継続
当社LTLファーマ株式会社日本長期収載品16製品の国内製造販売承認及び国内外第三者への原薬・バルク供給及びロイヤリティービジネスを同社に譲渡する契約に基づき、当社は同事業の移管が完了するまで対象製品の供給を継続

(注)1.マイトブリッジ社(米国)とのミトコンドリア関連疾患領域における共同研究・開発に関する提携契約
当連結会計年度において、当社はマイトブリッジ社との提携契約において、同社を完全子会社化する独占的オプション権を行使しました。2018年1月23日に、162百万米ドルを対価とする買収が完了し、同社を当社の完全子会社としました。更に、同社の複数のプログラムの進捗に応じて、最大で165百万米ドルの対価が発生する可能性があります。
2.以下の提携契約を終了しています。
・カンヨス社(米国)との自己免疫疾患治療薬に関する研究開発提携契約
3.LTLファーマ株式会社(日本)との日本における長期収載品16製品の譲渡に関する契約
前連結会計年度において、当社は、LTLファーマ株式会社との間で、当社の長期収載品16製品の国内製造販売承認及び国内外第三者への原薬・バルク供給及びロイヤリティービジネスを同社に譲渡する契約を締結しました。この契約に基づき、当連結会計年度に資産売買が成立しましたが、当社は同事業の移管が完了するまで対象製品の供給を継続します。
(5) 合弁関係
契約会社名合弁会社名及び所在地相手方の名称国名設立の目的設立年月
当社アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社(日本)アムジェン社米国アムジェン社製品の開発・輸入・販売2013年6月

(6) その他
・オジェダ社買収に関する契約
前連結会計年度において、当社は、ベルギーの医薬品企業オジェダ社の株主との間で、当社が同社を買収する契約を締結しました。この契約に基づき、当連結会計年度に買収を完了したことに伴い、当社は同社の全株式を取得するために500百万ユーロを支払いました。更に、同社において臨床開発が最も進んでいるfezolinetantの開発の進捗に応じて最大で総額300百万ユーロを支払う予定です。
・ユニバーサル セルズ社買収に関する契約
当連結会計年度において、当社は、米国のバイオベンチャーであるユニバーサル セルズ社の主要株主との間で、当社が同社を買収する契約を締結しました。この契約に基づき、2018年2月9日に買収が完了し、同社を当社の完全子会社としました。