有価証券報告書-第200期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
経営上の重要な契約等
(1) 技術導入
(注) 当連結会計年度において、相手先がバイオエレクトロン テクノロジー社からピーティーシーセラピューティ
クス社へ変更されております。
(2) 技術導出
(3) 販売契約等
以下の契約については、契約終了の合意もしくは契約期間満了に伴い、当連結会計年度において終了しました。
技術導入契約
技術導出契約
販売契約
(4) ロイバント社との戦略的提携に関する正式契約
当社は、2019年10月31日開催の取締役会において、ロイバント社との間で、戦略的提携に関する正式契約を締結することを決議し、同日に当該契約を締結しました。
ロイバント社は、ロイバント社が本戦略的提携のために設立したスミトバント社にロイバント社が保有する子会社5社(マイオバント社、ユーロバント社、エンジバント社、アルタバント社及びスピロバント社)の株式及びロイバント社の一部のヘルスケアテクノロジーに関わる人材を移管し、当社は、スミトバント社の全株式を取得するとともに、ロイバント社の一部のヘルスケアテクノロジープラットフォーム及びロイバント社の株式11%を取得しました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 33 企業結合」に記載しております。
(5) 借入契約
上記の本戦略的提携の対価の一部についてブリッジローン契約を締結しました。
契約会社名 | 相手先 | 国名 | 技術の内容 | 対価の支払 | 契約期間 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | セルヴィエ社 | フランス | グリクラジドに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 1974.3~1999.5 以後1年間ずつ自動更新 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | アルミラル社 | スペイン | エバスチンに関する技術 | 一定料率のロイヤルティ | 1988.1~2012.12 以後5年間ずつ自動更新 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | テバ社 | イスラエル | エチドロン酸 二ナトリウムに関する技術 | 一定料率のロイヤルティ | 1989.1~2000.12 以後自動更新 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ギリアド社 | アメリカ | アムホテリシンBに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 1996.9~ 発売から10年間又は特許満了日の長い方 以後1年間ずつ自動延長 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | シャイアー社 | アメリカ | アガルシダーゼアルファに関する技術 | 契約一時金 | 1998.7~ 発売から15年間、6カ月前までの協議により延長可能 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | メルク・サンテ社 | フランス | グルコファージに関する技術 | 契約一時金 | 2003.3~ 当社が当該製品の販売を継続する限り有効 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ノボ ノルディスク社 | デンマーク | レパグリニドに関する技術 | 契約一時金 | 2004.3~ 発売から25年間又は当社が商標の使用を中止するまでの短い方。ただし契約満了後も当社は販売継続できる |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ブリストル・マイヤーズ スクイブ㈱ | 日本 | イルベサルタンに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2006.7~ 発売から15年間又は特許満了日の長い方 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ニューロクライン社 | アメリカ | インディプロンに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2007.10~ 発売から15年間又は特許満了日の長い方 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ピーティーシーセラピューティクス社(注) | アメリカ | EPI-743及びEPI-589に関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2013.3~ 発売から10年間又は独占期間のどちらか長い方 協議により延長可能 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ポクセル社 | フランス | イメグリミンに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2017.10~ 国毎に、発売から10年間又は特許満了日の長い方 |
サノビオン社 | ビアル・ポルテラ・アンド・シーエー社 | ポルトガル | エスリカルバゼピンに関する技術 | 契約一時金 | 2007.12~ 国毎に、発売から10年間、特許満了日、データ独占期間のうちいずれか長い方 |
サノビオン・シーエヌエス・ディベロップメント・カナダ社 | アクエスティブ社 | アメリカ | APL-130277に関する製剤技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2016.4~2024.12 以後契約会社が終結を通知するまで |
トレロ社 | サノフィ社 | フランス | アルボシジブに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2013.4~ ロイヤルティ支払期間満了まで |
マイオバント社 | 武田薬品工業㈱ | 日本 | レルゴリクス及びMVT-602に関する技術 | マイオバント社株式 一定料率のロイヤルティ | 2016.4~ ロイヤルティ支払期間満了まで |
ユーロバント社 | メルク社 | アメリカ | ビベグロンに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2017.3~ 特許満了日まで |
(注) 当連結会計年度において、相手先がバイオエレクトロン テクノロジー社からピーティーシーセラピューティ
クス社へ変更されております。
(2) 技術導出
契約会社名 | 相手先 | 国名 | 技術の内容 | 対価の受取 | 契約期間 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | エーザイ㈱ | 日本 | ゾニサミドに関する技術 | 契約一時金 | 1997.10~ 発売から15年間 以後2年間ずつ自動更新 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | セルジーン社 | アメリカ | 塩酸アムルビシンに関する技術 | 契約一時金 | 2005.6~ 発売から10年間又はジェネリック品が市場シェアの20%を超えた四半期の第一日目の長い方 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | アンジェリーニ社 | イタリア | ルラシドンに関する技術 | 中間製品の供給 | 2017.11~ 発売から16年間 以後2年間ずつ自動更新 |
サノビオン・ヨーロッパ社 | |||||
サノビオン社 | エーザイ㈱ | 日本 | エスゾピクロンに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2007.7~ 販売承認から15年間又は薬価収載後15年間の長い方 |
マイオバント社 | ゲデオンリヒター社 | ハンガリー | レルゴリクスに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2020.3~ 相手方と合意した期間の満了まで |
(3) 販売契約等
契約会社名 | 相手先 | 国名 | 契約内容 | 契約期間 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ヤンセン ファーマ㈱ | 日本 | ハロマンスに関する販売提携 | 2002.7~ 当社が終結を通知するまで |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | マイランEPD(同) | 日本 | リズミックに関する販売提携 | 2002.12~2012.11 以後1年間ずつ自動更新 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | 塩野義製薬㈱ | 日本 | アイミクス配合剤に関する並行販売 | 2012.6~ 発売から10年間 以後1年間ずつ自動更新 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | 鳥居薬品㈱ | 日本 | レミッチに関するプロモーション提携 | 2015.3~ 特許満了日まで |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | 日本イーライリリー㈱ | 日本 | トルリシティに関する販売提携 | 2015.7~ 相手方と合意した期間の満了まで |
イーライリリー社 | アメリカ | |||
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ファイザー㈱ | 日本 | イフェクサーに関するプロモーション提携 | 2018.3~ 相手方と合意した期間の満了まで |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ノバルティスファーマ㈱ | 日本 | エクア、エクメットに関するプロモーション及び販売提携 | 2019.5~ 相手方と合意した期間の満了まで |
DSファーマアニマルヘルス㈱ | 日本ヒルズ・コルゲート㈱ | 日本 | プリスクリプション・ダイエットに関する販売提携 | 2018.1~2020.12 |
以下の契約については、契約終了の合意もしくは契約期間満了に伴い、当連結会計年度において終了しました。
技術導入契約
契約会社名 | 相手先 | 国名 | 技術の内容 | 対価の支払 | 契約期間 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | インターセプト ファーマシューティカルズ社 | アメリカ | ファルネソイドⅩ受容体作動薬に関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2011.3~ 国毎に、最初又は第2適応症の上市から10年間、又は独占期間のどちらか長い方 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | サンバイオ社 | アメリカ | SB623に関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 2014.9~ 最終の対象国での発売から20年間 |
技術導出契約
契約会社名 | 相手先 | 国名 | 技術の内容 | 対価の受取 | 契約期間 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | スニーシス社 | アメリカ | キノロン系抗癌剤に関する技術 | 契約一時金 | 2003.10~ 発売から10年間又は特許満了日の長い方 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ファイザー社 | アイルランド | カルバペネム系抗生物質メロペネムに関する技術 | 契約一時金 一定料率のロイヤルティ | 1990.12~ 発売から15年間又は特許満了日の長い方 |
販売契約
契約会社名 | 相手先 | 国名 | 契約内容 | 契約期間 |
サノビオン社 | ノバルティス社 | スイス | 慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療剤3製品に関する米国における独占的な販売 | 2016.12~ 契約締結日から10年間 以後最大10年間延長可能 |
(4) ロイバント社との戦略的提携に関する正式契約
当社は、2019年10月31日開催の取締役会において、ロイバント社との間で、戦略的提携に関する正式契約を締結することを決議し、同日に当該契約を締結しました。
ロイバント社は、ロイバント社が本戦略的提携のために設立したスミトバント社にロイバント社が保有する子会社5社(マイオバント社、ユーロバント社、エンジバント社、アルタバント社及びスピロバント社)の株式及びロイバント社の一部のヘルスケアテクノロジーに関わる人材を移管し、当社は、スミトバント社の全株式を取得するとともに、ロイバント社の一部のヘルスケアテクノロジープラットフォーム及びロイバント社の株式11%を取得しました。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 33 企業結合」に記載しております。
(5) 借入契約
上記の本戦略的提携の対価の一部についてブリッジローン契約を締結しました。
契約会社名 | 相手先 | 契約内容等 | 借入実行日 | 返済条件等 |
大日本住友製薬 ㈱(当社) | ㈱三井住友銀行 | ロイバント社との戦略的提携の対価資金の借入 | 2019年12月26日 | 短期借入(1年) |