臨時報告書

【提出】
2021/04/09 15:15
【資料】
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提出理由

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
2021年4月9日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
当社は、米国において2020年6月に市販前承認(PMA)申請を行ったSTN2000100 (DE-128)(以下、DE-128)について、2021年2月末に米国食品医薬品局(FDA)から審査に関するフィードバックを受け、以降、協議を実施しています。今後、協議に時間がかかる可能性も考えられることから、2021年上期を想定していた米国における承認時期の遅延を前提に資産価値の見直しを行った結果、減損損失を計上する見通しとなりました。
2021年3月期の連結会計年度末において、DE-128を開発する当社の連結子会社であるInnFocus,Inc.(米国)に係る無形資産(のれん及び開発製造販売権)として534億円を計上する見込みでしたが、当該資産価値の見直しにより、のれんの全額の157億円と開発製造販売権248億円の合計405億円(382百万米ドル)について減損損失を計上する見込みです。また、併せて149億円(141百万米ドル)の条件付対価公正価値変動額の戻入益を計上する見込みです。
(3)当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2021年3月期の連結決算において、減損損失405億円、条件付対価公正価値変動額の戻入益149億円を計上する見通しです。
以 上