連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

(1)当該事象の発生年月日
2022年11月8日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
当社は、米国における事業基盤構築を目的に、2020年9月にEyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.(米国、以下「Eyevance社」)の発行済株式の100%を取得し、同社及びその傘下の事業会社であるEyevance Pharmaceuticals LLC(米国)を完全子会社化しています。米国での事業基盤を早期に確立することに取り組んだものの、Eyevance社の買収時に想定していた売上収益は事業計画を下回って推移する見通しとなったことから、想定していた収益の実現が困難であるとの判断に至り、当社の連結子会社であるEyevance社及びEyevance Pharmaceuticals LLCに係るのれんの全額74億円、開発製造販売権223億円、有形固定資産3億円の合計300億円(225百万米ドル)について減損損失を計上しました。
(3)当該事象の連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2023年3月期第2四半期の連結決算において、減損損失300億円をその他の費用として計上しました。
以 上