4547 キッセイ薬品工業

4547
2024/04/22
時価
1738億円
PER 予
15.67倍
2010年以降
7.23-53.23倍
(2010-2023年)
PBR
0.8倍
2010年以降
0.43-1.25倍
(2010-2023年)
配当 予
2.33%
ROE 予
5.09%
ROA 予
4.38%
資料
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資産の部 - 医薬品

【期間】
  • 通期

連結

2013年3月31日
1531億4700万
2014年3月31日 +7.41%
1644億9900万
2015年3月31日 +5.52%
1735億7600万

有報情報

#1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
⑦ 内部統制システム全般に関する事項
当社は、「純良医薬品を通じて社会に貢献する/会社構成員を通じて社会に奉仕する」を経営理念として、当社の企業活動の基本を定めた「キッセイ薬品行動憲章」、さらには「キッセイ薬品内部統制基本方針」を制定し、全社員に周知徹底しております。
当社の内部統制の整備・運用状況については、監査役監査のほか、代表取締役社長(COO)直轄の監査室が「監査規程」に則り、年間の監査計画に基づき社内諸制度及び各部門の業務活動等の適正性に対する内部監査を実施ております。
2023/06/22 13:00
#2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社は、「純良医薬品を通じて社会に貢献する」「会社構成員を通じて社会に奉仕する」という経営理念のもと、事業活動を通じて継続的に価値を提供するとともに、中期5ヵ年経営計画「PEGASUS」の基本戦略の一つとして「ESG/SDGsの推進」を掲げ、SDGsが目指す持続可能な社会と地球環境の実現に取り組んでおります。
持続的な社会の実現に向けて取り組むべき重要課題(マテリアリティ)については、当社事業との関連性とステークホルダーへの影響度の二軸から重要度の高い項目を絞り込み、事業活動と経営基盤に関するマテリアリティとして特定しました。当社事業活動に関するマテリアリティとして、「社会的に有用な製品の開発・提供」「高品質な製品の安定供給」「医療関係者、患者さんとのコミュニケーション」の3つに分類し、これらの活動を支える経営基盤に関するマテリアリティとして、「ガバナンスの強化・充実」「働きがいのある職場づくり」「環境への取り組み」及び「良き企業市民としての社会貢献」の4つに分類しております。
2023/06/22 13:00
#3 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
3.主要な顧客ごとの情報
顧客の名称又は氏名売上高(百万円)関連するセグメント名
アルフレッサ㈱11,022医薬品事業
㈱スズケン8,883医薬品事業
㈱メディセオ8,403医薬品事業
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
2023/06/22 13:00
#4 事業の内容
当グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関係は次のとおりであります。
医薬品事業…………………………当社が研究開発した医療用医薬品を製造販売するほか、医療用医薬品、ヘルスケア食品を仕入れて販売しております。
非連結子会社KISSEI AMERICA, INC.が海外における医薬品の開発に係る情報を収集・分析し、当社の研究開発部門に情報提供するほか、当社の研究開発部門が海外の研究機関に委託した研究開発業務を円滑に進めるためのサービス業務を当社の指示のもと行っております。
2023/06/22 13:00
#5 事業等のリスク
なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当グループの経営成績等の状況に与える影響については、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。当社は、リスク管理の基本方針及び管理体制を「リスク管理規程」において定めるとともに、取締役会の諮問機関であるリスク管理委員会のもと、当グループにおいて発生し得るリスクの発生防止に係る管理体制を整備し、その進捗状況を監視しております。
(1) 医薬品の研究開発に係るリスク
新薬の研究開発から承認・発売までは多額な費用と長い期間を要します。当社は創薬研究から非臨床試験、臨床試験、承認申請、承認取得まで、想定されるスケジュールと定期的な見直しによって中長期的な業績を試算しておりますが、有用な化合物を順調に発見できるとは限らず、また開発中の新薬あるいは効能追加等について、予測しているとおりの有用性を証明できるかどうか、いつ承認を得ることができるかを確実に予測することはできません。
2023/06/22 13:00
#6 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略(連結)
材育成方針
経営理念にあるとおり、当社の存在意義は純良医薬品・会社構成員を通じた社会に対する貢献と奉仕にあります。新薬開発の高度化、開発リスクが高まる中で、中長期的に継続して独創的な医薬品を開発し上市するには、経営環境の変化に的確かつ迅速に対応し、より高度な専門性を持ち独自性と卓越性を有した自律的かつプロフェッショナルな人材を育成していく必要があります。このような考えのもと、当社では「自律型人材の育成」をメインビジョンとして掲げ、以下の3点を人材育成方針としています。
・会社は、社員の成長と会社の発展の同時実現を目指す教育・学習環境を提供する。
2023/06/22 13:00
#7 会計方針に関する事項(連結)
③ 未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理方法
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
2023/06/22 13:00
#8 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
契約資産は、情報サービス事業及び建設請負事業における顧客との工事契約等について期末日時点で完了しているが未請求の工事等に係る対価に対する連結子会社の権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。当該工事等に関する対価は、工事契約等に従い、工事等の完成時点に請求し、おおむね1ヶ月以内に受領しております。
契約負債は、医薬品事業における技術導出契約に基づく契約一時金及びマイルストン収入等の対価及び情報サービス事業及び建設請負事業における顧客との工事契約等に基づく履行義務に対する対価のうち、契約条件に基づき顧客から受け取った前受金に関するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。
前連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は257百万円であります。また、前連結会計年度において、契約資産が779百万円増加した主な理由は、情報サービス事業及び建設請負事業において、2021年3月期の連結会計年度末に比べ、前連結会計年度末の仕掛中案件が増加したことによるものであります。また、前連結会計年度において、契約負債が1,104百万円増加した主な理由は、医薬品事業において新たな技術導出契約による契約一時金の発生並びに情報サービス事業及び建設請負事業における工事契約等に基づく前受金の発生によるものであります。
2023/06/22 13:00
#9 従業員の状況(連結)
2023年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(名)
医薬品事業1,359(135)
物品販売事業36(19)
(注) 従業員数は就業人員であり、パート及び嘱託職員は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2023/06/22 13:00
#10 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加又は減少した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
1,6411,161
株式会社スズケン461,560461,560同社は医薬品事業における取引先の一つであるため、取引関係維持・強化のために株式を保有しております。具体的には、医療用医薬品の販売先であります。2023年4月の取締役会において、個別の政策保有株式について、保有目的、保有に伴う便益・リスク、資本コスト等を総合的に検証し、経済合理性・戦略妥当性を確認しております。
1,5431,675
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加又は減少した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
926952
東邦ホールディングス株式会社356,581356,581同社は医薬品事業における取引先の一つであるため、取引関係維持・強化のために株式を保有しております。具体的には、医療用医薬品の販売先であります。2023年4月の取締役会において、個別の政策保有株式について、保有目的、保有に伴う便益・リスク、資本コスト等を総合的に検証し、経済合理性・戦略妥当性を確認しております。
837659
7111,016
株式会社メディパル ホールディングス372,852371,584同社は医薬品事業における取引先の一つであるため、取引関係維持・強化のために株式を保有しております。具体的には、医療用医薬品の販売先であります。2023年4月の取締役会において、個別の政策保有株式について、保有目的、保有に伴う便益・リスク、資本コスト等を総合的に検証し、経済合理性・戦略妥当性を確認しております。株式数が増加した理由は、取引先持株会を通じた株式の取得によるものです。
672748
アルフレッサ ホールディングス株式会社242,800242,800同社は医薬品事業における取引先の一つであるため、取引関係維持・強化のために株式を保有しております。具体的には、医療用医薬品の販売先であります。2023年4月の取締役会において、個別の政策保有株式について、保有目的、保有に伴う便益・リスク、資本コスト等を総合的に検証し、経済合理性・戦略妥当性を確認しております。
411412
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加又は減少した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
241212
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス292,000292,000同社は医薬品事業における取引先の一つであるため、取引関係維持・強化のために株式を保有しております。具体的には、医療用医薬品の販売先であります。2023年4月の取締役会において、個別の政策保有株式について、保有目的、保有に伴う便益・リスク、資本コスト等を総合的に検証し、経済合理性・戦略妥当性を確認しております。
184192
174145
株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス160,777160,777同社は医薬品事業における取引先の一つであるため、取引関係維持・強化のために株式を保有しております。具体的には、医療用医薬品の販売先であります。2023年4月の取締役会において、個別の政策保有株式について、保有目的、保有に伴う便益・リスク、資本コスト等を総合的に検証し、経済合理性・戦略妥当性を確認しております。
143118
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加又は減少した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)
(注) 1.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。「*」は、当該銘柄の保有目的を変更したことを示しております。
2.キョーリン製薬ホールディングス株式会社は、2023年4月1日付で杏林製薬株式会社に商号変更しております。
2023/06/22 13:00
#11 沿革
2 【沿革】
年月概要
1946年8月長野県松本市大字筑摩985番地1(現松本市埋橋1丁目)において資本金198千円を以て医薬品の製造及び販売を目的とする㈱橘生化学研究所を設立し事業を開始いたしました。
1947年5月商号を橘生薬品工業株式会社と変更いたしました。
2023/06/22 13:00
#12 研究開発活動
6 【研究開発活動】
当グループの中核である医薬品事業では、経営ビジョンである「世界の人びとの健康に貢献できる独創的な医薬品を開発し提供する創薬研究開発型企業を目指す」の実現のため、研究開発におけるコア領域を定め、積極的に研究開発投資を行うことにより、新薬創出と開発の加速を図っております。また、グローバル市場への進出と拡大を目指し、創製品の技術導出及び導入品のサブライセンスによる国際展開を推進しております。
医薬品事業における当連結会計年度の研究開発の状況は次のとおりであります。
2023/06/22 13:00
#13 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
内売上の拡大
新製品群の育成、製商品導入による製品ラインナップの更なる拡充、臨床開発後期ステージの開発プロジェクトの推進と、希少疾病領域における情報提供・販売体制の構築による円滑な市場導入を進め、国内医療用医薬品事業の売上を拡大します。また、ヘルスケア食品事業においては、高品質な製品を提供することによって収益を拡大します。
② 海外収益基盤の強化
既存製品の海外収益を確保することに加え、リンザゴリクスによって新たな海外収益を獲得します。さらに、ライセンスアウトによる新たな海外収益基盤の構築を進めます。
③ 開発パイプラインの拡充
低分子にフォーカスした創薬研究を推進するとともに、領域戦略に合致したライセンスインにより、将来の安定成長を支える研究開発パイプラインを構築します。
④ 経営環境の変化に対応する経営基盤の強化
法令及びコンプライアンスを遵守し、高品質な製商品の安定供給と生産性の向上に努めます。また、ステークホルダーとの良好な関係を維持するとともに、ガバナンス体制の更なる強化を図り、ESG/SDGs経営を推進します。2023/06/22 13:00
#14 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
金額は、販売価格によっております。
② 商品仕入実績
当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称仕入高(百万円)前年同期比(%)
医薬品事業20,376+16.6
情報サービス事業2,985+22023/06/22 13:00
#15 重要な会計上の見積り、財務諸表(連結)
1. 重要な会計上の見積り
医薬品事業セグメントに係る固定資産の減損
当事業年度の財務諸表に計上した金額
2023/06/22 13:00
#16 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
医薬品事業セグメント(キッセイ薬品工業株式会社)
(百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
有形固定資産22,95522,278
無形固定資産1,5131,472
投資その他の資産109,66890,370
当社は、事業用資産について事業セグメントを1つの資産グループとしております。減損の兆候がある資産グループについて割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定し、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上することとしております。
当連結会計年度において営業活動から生ずる損益が継続してマイナスであることから減損の兆候があると判定しております。減損損失の認識の判定にあたり、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積もった結果、その総額が帳簿価額を上回ったことから、減損損失を認識しておりません。
2. 財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
(1) 算出方法
割引前将来キャッシュ・フローの総額は資産グループの継続的使用によって生じる将来キャッシュ・フローの見積りによって算定しております。継続的使用によって生じる将来キャッシュ・フローの見積りは、取締役会で承認された年度経営計画とその後の期間の薬価改定率や販売数量、発生費用の予測に基づいて行っております。
(2) 主要な仮定
将来キャッシュ・フローの見積りにおける主要な仮定は、医薬品売上高における薬価改定率及び主要製品の販売数量であります。薬価改定率は、過去の改定実績及び薬務行政の動向を勘案して見積もっております。主要製品の販売数量は、過去の販売実績、市場規模及びシェアの予測を勘案して見積もっております。
(3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
将来の市場環境の変化等により当連結会計年度の見積りに使用した仮定が変化し、将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす場合、固定資産の減損損失を計上する可能性があります。2023/06/22 13:00
#17 重要な会計方針、財務諸表(連結)
(1) 製商品の販売等
当社は、医療用医薬品及びヘルスケア食品等の販売をしております。これら製商品の販売等については、顧客に引き渡した時点で当該製商品の支配が顧客に移転し、履行義務が充足されることから当該時点で収益を認識しております。なお、収益認識適用指針第98項に定める代替的な取扱いを適用し、国内の販売については、出荷時から当該製商品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時点で収益を認識しております。
医薬品事業における製商品の販売から生じる収益は、顧客との契約において約束された対価から販売契約条件に応じた売上割戻等を控除した収益に重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲内の金額で算定しており、顧客に返金すると見込んでいる対価を返金負債として計上しております。当該返金負債は、契約条件や過去の実績に基づき算定しております。
2023/06/22 13:00