売上高につきましては、全体で72,297百万円(前連結会計年度比2.3%減)となりました。そのうち大半を占める当グループの中核をなす医薬品事業では、昨年12月に前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ錠」及び「ユリーフOD錠」の特許が満了いたしましたが、主力製品における積極的な医薬情報活動を推進いたしましたことなどにより、ユリーフ錠及びユリーフOD錠、高リン血症治療薬「ピートルチュアブル錠」、潰瘍性大腸炎治療薬「レクタブル2mg注腸フォーム14回」などの売上が増加いたしました。一方、昨年4月に実施されました薬価改定の影響や技術料売上が減少いたしましたことなどにより、売上高は前連結会計年度に比べ2,371百万円(3.7%)減少し、61,520百万円となりました。その他の事業では、情報サービス業、物品販売業、建設請負業のそれぞれにおきまして増収となり、売上高は前連結会計年度に比べ658百万円(6.5%)増加し、10,777百万円となりました。
売上原価につきましては、売上原価率が2.0ポイント上昇いたしました。この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ2,554百万円(5.3%)減少し、45,566百万円となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、販売費と一般管理費が減少いたしました一方で、研究開発費が増加いたしました。この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ3,684百万円(37.3%)減少し、6,202百万円となりました。
2019/06/25 13:42