- #1 事業等のリスク
当社グループでは2021年4月以降、富山第一工場でのFMEA(注)等での厳しい品質チェック等を行いながら、順次、生産・出荷を再開してはおりますが、同工場ではいまだ一部の製造予定品目については出荷再開には至っておりません。加えて、薬価改定による薬価引き下げや製造委託先での生産・出荷停止などに起因して製品売上が減少しております。このような状況を改善すべく当社グループの主力工場であります富山第一工場での製造品について、適正な生産体制・規模適正化を目的とし、製造再開に時間を要する製品の識別、同種同効成分製剤への統合、改善措置を図る製品の整理などの施策を実施しており、その結果、今後廃棄となる可能性が高いと見込まれる原材料、仕掛品等について評価損を計上いたしました。更にこれまで進めてきた開発投資の見直しとそれに伴う海外子会社ののれんの減損及び国内収益状況減退に伴う国内固定資産の減損処理を行ったこと等から、前連結会計年度において110,051百万円の営業損失及び104,984百万円の親会社の所有者に帰属する当期損失を計上いたしました。
当第2四半期連結累計期間においては、薬価改定等による販売単価の下落、今後の開発予定品目の見直しに伴い開発中止とした品目についての開発費等の減損及び今後の米国市場における事業展開の見直しに伴うSagent グループののれんを含む固定資産の減損処理、富山第一工場製造品の出荷再開の遅れやSterRxでの生産設備見直しによる工場の稼働停止の影響などにより57,844百万円の営業損失及び54,817百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失を計上し、当第2四半期連結会計期間末において35,626百万円の債務超過となりました。
以上のことから、継続的に営業損失及び親会社の所有者に帰属する四半期(当期)損失が発生し、結果として当第2四半期連結会計期間末において債務超過となり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しております。
2022/11/14 15:01- #2 四半期連結会計期間、要約四半期連結包括利益計算書(IFRS)(連結)
【第2四半期連結会計期間】
| | | | (単位:百万円) |
| 注記 | 前第2四半期連結会計期間(自 2021年7月1日至 2021年9月30日) | | 当第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日至 2022年9月30日) |
四半期利益(△は損失) | | △10,879 | | △50,794 |
| | | | |
2022/11/14 15:01- #3 四半期連結会計期間、要約四半期連結損益計算書(IFRS)(連結)
【第2四半期連結会計期間】
| | | | (単位:百万円) |
持分法による投資損益(△は損失) | | △1 | | - |
税引前四半期利益(△は損失) | | △10,015 | | △50,682 |
法人所得税費用 | | 864 | | 111 |
四半期利益(△は損失) | | △10,879 | | △50,794 |
| | | | |
四半期利益の帰属 | | | | |
親会社の所有者 | | △10,815 | | △50,617 |
非支配持分 | | △63 | | △177 |
四半期利益(△は損失) | | △10,879 | | △50,794 |
| | | | |
1株当たり四半期利益 | | | | |
基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円) | 12 | △164.48 | | △718.40 |
希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)(円) | 12 | △164.48 | | △718.40 |
2022/11/14 15:01- #4 四半期連結累計期間、要約四半期連結包括利益計算書(IFRS)(連結)
【第2四半期連結累計期間】
| | | | (単位:百万円) |
| 注記 | 前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日至 2021年9月30日) | | 当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日至 2022年9月30日) |
四半期利益(△は損失) | | △14,760 | | △55,180 |
| | | | |
2022/11/14 15:01- #5 四半期連結累計期間、要約四半期連結損益計算書(IFRS)(連結)
【第2四半期連結累計期間】
| | | | (単位:百万円) |
持分法による投資損益 | | 199 | | - |
税引前四半期利益(△は損失) | | △13,626 | | △54,882 |
法人所得税費用 | | 1,134 | | 297 |
四半期利益(△は損失) | | △14,760 | | △55,180 |
| | | | |
四半期利益の帰属 | | | | |
親会社の所有者 | | △14,593 | | △54,817 |
非支配持分 | | △167 | | △362 |
四半期利益(△は損失) | | △14,760 | | △55,180 |
| | | | |
1株当たり四半期利益 | | | | |
基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円) | 12 | △224.30 | | △778.12 |
希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)(円) | 12 | △224.30 | | △778.12 |
2022/11/14 15:01- #6 注記事項-セグメント情報、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日至 2021年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日至 2022年9月30日) |
持分法による投資損益 | 199 | - |
税引前四半期利益(△は損失) | △13,626 | △54,882 |
(注)富山第一工場において今後廃棄となる可能性が高いと見込まれる原材料・仕掛品等についての評価損及びその戻入益を計上しております。
(単位:百万円)
2022/11/14 15:01- #7 注記事項-継続企業の前提に関する事項、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループでは2021年4月以降、富山第一工場でのFMEA等での厳しい品質チェック等を行いながら、順次、生産・出荷を再開してはおりますが、同工場ではいまだ一部の製造予定品目については出荷再開には至っておりません。加えて、薬価改定による薬価引き下げや製造委託先での生産・出荷停止などに起因して製品売上が減少しております。このような状況を改善すべく当社グループの主力工場であります富山第一工場での製造品について、適正な生産体制・規模適正化を目的とし、製造再開に時間を要する製品の識別、同種同効成分製剤への統合、改善措置を図る製品の整理などの施策を実施しており、その結果、今後廃棄となる可能性が高いと見込まれる原材料、仕掛品等について評価損を計上いたしました。更にこれまで進めてきた開発投資の見直しとそれに伴う海外子会社ののれんの減損及び国内収益状況減退に伴う国内固定資産の減損処理を行ったこと等から、前連結会計年度において110,051百万円の営業損失及び104,984百万円の親会社の所有者に帰属する当期損失を計上いたしました。
当第2四半期連結累計期間においては、薬価改定等による販売単価の下落、今後の開発予定品目の見直しに伴い開発中止とした品目についての開発費等の減損及び今後の米国市場における事業展開の見直しに伴うSagent グループののれんを含む固定資産の減損処理、富山第一工場製造品の出荷再開の遅れやSterRxでの生産設備見直しによる工場の稼働停止の影響などにより57,844百万円の営業損失及び54,817百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失を計上し、当第2四半期連結会計期間末において35,626百万円の債務超過となりました。
以上のことから、継続的に営業損失及び親会社の所有者に帰属する四半期(当期)損失が発生し、結果として当第2四半期連結会計期間末において債務超過となり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しております。
2022/11/14 15:01- #8 注記事項-1株当たり利益、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
12.1株当たり
四半期利益
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり
四半期利益及び希薄化後1株当たり
四半期利益の算定基礎は以下のとおりであります。
| 前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日至 2021年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日至 2022年9月30日) |
親会社の所有者に帰属する四半期利益(△は損失) | | |
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) | △14,593 | △54,817 |
親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(百万円) | - | - |
1株当たり四半期利益の算定に使用する四半期利益(百万円) | △14,593 | △54,817 |
普通株式の加重平均株式数(株) | 65,061,333 | 70,449,168 |
希薄化効果の影響調整後(株) | 65,061,333 | 70,449,168 |
1株当たりの四半期利益(△は損失) | | |
基本的1株当たり四半期利益(円) | △224.30 | △778.12 |
希薄化後1株当たり四半期利益(円) | △224.30 | △778.12 |
前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、ストック・オプションは逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり
四半期損失の計算に含まれておりません。
2022/11/14 15:01- #9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
B.グループ全体の業績
| 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 比較増減 |
営業利益 | △14,026 | △57,844 | △43,818 | - |
税引前四半期利益 | △13,626 | △54,882 | △41,256 | - |
親会社の所有者に帰属する四半期利益 | △14,593 | △54,817 | △40,224 | - |
(注) 当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利益」は営業利益から非経常的な要因による損益を除いて算出しております。
売上収益は、日医工グループでの販売数量増とSagent グループでの円安影響などにより、前年同期比5,319百万円の増収となりました。
2022/11/14 15:01- #10 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
(5)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
| | | | (単位:百万円) |
営業活動によるキャッシュ・フロー | | | | |
税引前四半期利益(△は損失) | | △13,626 | | △54,882 |
減価償却費及び償却費 | | 6,171 | | 5,138 |
2022/11/14 15:01- #11 重要事象等の内容、分析及び対応策、事業等のリスク(連結)
当社グループでは2021年4月以降、富山第一工場でのFMEA(注)等での厳しい品質チェック等を行いながら、順次、生産・出荷を再開してはおりますが、同工場ではいまだ一部の製造予定品目については出荷再開には至っておりません。加えて、薬価改定による薬価引き下げや製造委託先での生産・出荷停止などに起因して製品売上が減少しております。このような状況を改善すべく当社グループの主力工場であります富山第一工場での製造品について、適正な生産体制・規模適正化を目的とし、製造再開に時間を要する製品の識別、同種同効成分製剤への統合、改善措置を図る製品の整理などの施策を実施しており、その結果、今後廃棄となる可能性が高いと見込まれる原材料、仕掛品等について評価損を計上いたしました。更にこれまで進めてきた開発投資の見直しとそれに伴う海外子会社ののれんの減損及び国内収益状況減退に伴う国内固定資産の減損処理を行ったこと等から、前連結会計年度において110,051百万円の営業損失及び104,984百万円の親会社の所有者に帰属する当期損失を計上いたしました。
当第2四半期連結累計期間においては、薬価改定等による販売単価の下落、今後の開発予定品目の見直しに伴い開発中止とした品目についての開発費等の減損及び今後の米国市場における事業展開の見直しに伴うSagent グループののれんを含む固定資産の減損処理、富山第一工場製造品の出荷再開の遅れやSterRxでの生産設備見直しによる工場の稼働停止の影響などにより57,844百万円の営業損失及び54,817百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失を計上し、当第2四半期連結会計期間末において35,626百万円の債務超過となりました。
以上のことから、継続的に営業損失及び親会社の所有者に帰属する四半期(当期)損失が発生し、結果として当第2四半期連結会計期間末において債務超過となり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しております。
2022/11/14 15:01