臨時報告書

【提出】
2016/07/12 9:04
【資料】
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提出理由

当社は、平成28年7月11日開催の取締役会において、米国Sagent Pharmaceuticals,Inc.(以下「Sagent社」)を当社の米国子会社を通じた株式公開買付け及びそれに続く現金を対価とする合併を実施することにより、Sagent社を買収することを決議し、平成28年7月11日(日本時間)付で買収契約を締結しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

子会社取得の決定

(1)取得対象子会社の商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
① 商号 : Sagent Pharmaceuticals,Inc.
② 本店の所在地: 1901 N.Roselle Road,Suite 700,Schaumburg,Illinois
③ 代表者の氏名: CEO: Allan Oberman
④ 資本金の額 : 328千米ドル(2015年12月31日時点)
⑤ 純資産の額 : 251,093千米ドル(2015年12月31日時点)
⑥ 総資産の額 : 349,732千米ドル(2015年12月31日時点)
⑦ 事業の内容 : 注射剤を中心としたジェネリック医薬品の製造販売
(2)取得対象子会社の最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
(単位:千米ドル)
決算期2013年12月期2014年12月期2015年12月期
売上高244,750288,983318,296
営業利益31,38019,044△44,521
当期純利益29,59436,951△21,882

(注)取得対象子会社は米国会計基準で財務諸表を作成しており、「経常利益」に該当する項目がないため、記載しておりません。
(3)取得対象子会社の当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき資本関係はありません。
人的関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき人的関係はありません。
取引関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき取引関係はありません。

(4)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社は、第7次中期経営計画において「シェアUP力」、「供給能力」、「開拓力」の3つの戦略を掲げ、世界のジェネリックメーカーTOP10入りを支える企業基盤構築を進めております。「シェアUP力」では日本国内のジェネリック医薬品市場内で15%シェアを確立すること、「供給能力」では超品質に基づく185億錠供給体制を確立すること、「開拓力」ではバイオシミラー・米国市場へ参入することを目指しております。
本買収は、米国市場におけるジェネリック医薬品市場参入のプラットフォームの確保、及び注射剤領域におけるプレゼンスの確立を通じた当社の「開発力」の拡大へ向けた重要なステップであり、当社の中長期的な企業価値向上のための重要な取組と位置付けております。
Sagent社は米国でジェネリック注射剤(抗感染症薬・救急医療・抗がん剤領域)を販売している企業です。病院や共同購買組織等の市場アクセスを有しており、55製品のラインナップがあります。カナダに子会社があり、利益率向上のために自社工場を建設中です。開発パイプラインは米国FDA申請中、または開発中の98製品を予定しています。
(5)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
Sagent社の普通株式(概算額)74,196百万円
アドバイザリー費用等(概算額)1,067百万円
合計(概算額)75,263百万円

(注)上記の円金額は、1米ドル=100円81銭により換算したものになります。
以 上