利益面では、海外売上高が現地通貨ベースで減収となったことや原料高騰の影響等を受けたことにより、営業利益は2,609百万円(前年同四半期比53.1%減)、経常利益は4,043百万円(前年同四半期比46.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,243百万円(前年同四半期比45.4%減)となりました。
セグメントにつきましては、日本は、当社のフレーバー部門及びフレグランス部門が堅調に推移したこと等により、売上高は55,334百万円(前年同四半期比1.6%増)となったものの、原料高騰の影響等もあり、営業利益は268百万円(前年同四半期比84.2%減)となりました。米州は、ファインケミカル部門が好調に推移した他、為替変動の影響を受けたことにより、売上高は38,444百万円(前年同四半期比9.7%増)、営業利益は774百万円(前年同四半期比1.7%増)となりました。欧州は、為替変動の影響を受けた一方で、フランス子会社及びドイツ子会社が低調に推移したこと等により、売上高は24,344百万円(前年同四半期比0.2%減)、営業損失は327百万円(前年同四半期は営業利益1,366百万円)となりました。アジアは、シンガポール子会社及びインドネシア子会社が好調に推移した他、為替変動の影響を受けたことにより、売上高は30,449百万円(前年同四半期比9.7%増)となったものの、インフレ等による販管費増加の影響もあり、営業利益は1,916百万円(前年同四半期比15.6%減)となりました。
(財政状態の状況)
2024/02/09 15:20