有価証券報告書-第80期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/19 13:46
【資料】
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【項目】
113項目

研究開発活動

当社グループは、近年の健康、環境面からの各種規制強化を踏まえ、これら規制の遵守に止まらず、当社グループ独自の目標を設定して、より安心してお使いいただける製品の開発に注力しております。
当連結会計年度においては、成長産業へ参画を図ると共に、産学官共同研究を積極的に推進し、新たな商品群の探究や基礎技術の強化に努めております。
市場区分別の活動は次のとおりであり、その結果、研究開発費の総額は734百万円となりました。なお、当社グループの研究開発活動は各市場に共通する研究開発の割合が高いため、研究開発費は市場区分別に捉えておりません。
(1) 建築土木関連市場
高耐久・長寿命をキーとして開発した次世代シーリング材の市場投入後、ハウスメーカーなど多くの需要家に採用されました。
また、土木工事現場で想定される様々な環境下で硬化可能なケミカルアンカー固定剤を市場に投入し、ご好評をいただいております。
(2) 工業関連市場
展示会において、UV硬化型弾性接着剤、放熱用接着剤及び難接着素材であるポリプロピレンに特化した弾性接着剤を発表し、大きな反響をいただいております。
(3) 一般消費者関連市場
ポリエチレン・ポリプロピレン等、接着の難しい部材への固定が可能なスーパーXハイパーワイドを市場に投入し、ご好評をいただいております。