業績予想修正の理由

当第２四半期累計期間においては、強化製品「レッドパワーセラム」の受注は前年同四半期累計期間比52.0％増となりましたが、販売会社における在庫調整の影響が残り、予定金額の56.2％に留まりました。一方、基本の仕事の徹底を継続推進したことにより、レギュラー製品は前年同四半期比11.4％増で推移し、消費税増税前の前倒し受注も後押しとなり、予定金額を上回りました。その結果、売上面におきましては対前年同四半期比19.1％増で推移しましたが、レッドパワーセラムの受注数量の予実差異を、好調なレギュラー売上でカバーしきれず、売上高予想について前回発表予想の2,200百万円を2,072百万円に修正致します。
利益面におきましては、経費使用方針に基づく予実管理を継続徹底した結果、販売費及び一般管理費を前年同四半期累計期間比で11.5％削減したことにより営業損益、経常損益、四半期純損益ともに黒字へ改善する見通しですが、上記売上高修正の影響と、売上原価率が見込みより多くなったため、営業利益は前回発表予想の170百万円を63百万円に、経常利益は前回発表予想の150百万円を50百万円に、当期純利益は前回発表予想の140百万円を34百万円に修正致します。
通期見通しにつきましては、引き続きレギュラー製品の好調が続くと考えておりますが、上記第２四半期累計期間の業況も鑑み、売上高予想を4,250百万円から4,100百万円に修正致します。下半期も引き続き経費節減に努めてまいりますが、利益予想につきましても、営業利益は前回発表予想の200百万円を100百万円に、経常利益は前回発表予想の170百万円を80百万円に、当期純利益は前回発表予想の150百万円を60百万円に修正致します。