有価証券報告書-第61期(2022/11/01-2023/10/31)

【提出】
2024/01/25 14:43
【資料】
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【項目】
146項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度を採用しております。
確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。退職一時金制度(すべて非積立型制度であります。)では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2021年11月1日
至 2022年10月31日)
当連結会計年度
(自 2022年11月1日
至 2023年10月31日)
退職給付債務の期首残高3,394,118千円3,652,224千円
勤務費用156,732165,452
利息費用52,60948,813
数理計算上の差異の発生額202,31612,130
退職給付の支払額△109,338△90,072
過去勤務費用の発生額△114,592△98,956
為替換算差額70,377△2,258
退職給付債務の期末残高3,652,2243,687,332

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2021年11月1日
至 2022年10月31日)
当連結会計年度
(自 2022年11月1日
至 2023年10月31日)
年金資産の期首残高3,252,399千円3,297,566千円
期待運用収益48,80049,372
数理計算上の差異の発生額△19,596△199,223
事業主からの拠出額112,988110,017
退職給付の支払額△97,026△80,563
年金資産の期末残高3,297,5663,177,169

(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2021年11月1日
至 2022年10月31日)
当連結会計年度
(自 2022年11月1日
至 2023年10月31日)
退職給付に係る負債の期首残高191,416千円202,894千円
退職給付費用20,85420,749
退職給付の支払額△9,377△22,579
退職給付に係る負債の期末残高202,894201,064

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2022年10月31日)
当連結会計年度
(2023年10月31日)
積立型制度の退職給付債務3,049,280千円3,134,112千円
年金資産△3,297,566△3,177,169
△248,286△43,056
非積立型制度の退職給付債務805,838754,284
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額557,552711,227
退職給付に係る負債805,838千円756,001千円
退職給付に係る資産△248,286△44,773
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額557,552711,227

(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2021年11月1日
至 2022年10月31日)
当連結会計年度
(自 2022年11月1日
至 2023年10月31日)
勤務費用156,732千円165,452千円
利息費用52,60948,813
期待運用収益△48,800△49,372
数理計算上の差異の費用処理額△130,014△24,989
過去勤務費用の費用処理額△114,592△98,956
簡便法で計算した退職給付費用20,85420,749
その他8,4979,898
確定給付制度に係る退職給付費用△54,71471,595

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2021年11月1日
至 2022年10月31日)
当連結会計年度
(自 2022年11月1日
至 2023年10月31日)
未認識数理計算上の差異409,743千円240,833千円

(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2022年10月31日)
当連結会計年度
(2023年10月31日)
未認識数理計算上の差異△60,303千円180,529千円

(8)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2022年10月31日)
当連結会計年度
(2023年10月31日)
合同運用信託79%78%
保険資産(一般勘定)2122
合 計100100

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2022年10月31日)
当連結会計年度
(2023年10月31日)
割引率主として0.7%主として0.7%
長期期待運用収益率1.5%1.5%
予想昇給率(当社)2.2%2.2%
予想昇給率(ハギハラ・ウエストジャワ・インダストリーズ社)7.0%7.0%