訂正臨時報告書

【提出】
2014/07/04 17:08
【資料】
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提出理由

当社は、平成26年5月16日開催の取締役会において、三井化学株式会社(以下「三井化学」という。)の有機酸事業を譲り受けることについて、基本合意書の締結を行うことを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

事業の譲渡又は譲受けの決定

(1)当該事業の譲受け先の名称、住所、代表者の氏名、資本金及び事業の内容
名称三井化学株式会社
本店所在地東京都港区東新橋一丁目5番2号
代表者の氏名代表取締役社長  淡輪  敏
資本金125,053百万円
事業内容総合化学メーカー

(2)当該事業の譲受けの目的
三井化学は、平成26年2月に発表したウレタン事業の再構築の一環として、平成28年12月末を目途に鹿島工場の全プラント(TDI・特殊イソシアネート群・有機酸)を停止し、工場を閉鎖することを決定しております。今回の合意は、当社が有機酸事業を承継することにより、TDIプラント停止後も鹿島工場における有機酸の製造を行い、顧客に対して安定的な供給を継続するものであります。また、三井化学にとっては、鹿島工場の土地の一部・有機酸設備・工場共通設備を有効活用するメリットがあります。
当社は、無水マレイン酸を原料とするリンゴ酸の国内唯一のメーカーであり、その他にクエン酸・グルコン酸といった果実酸を幅広く事業展開しております。今回の三井化学からの事業承継により、将来無水マレイン酸を原料にした果実酸及び誘導品の生産設備を建設すること、さらには大阪工場より果実酸生産設備を鹿島工場に移設することを計画しており、現在の有機酸を軸にした果実酸コンビナートを構築することでコスト競争力の抜本的強化を図ることができます。
(3)当該事業譲受けの契約の内容
譲受け事業三井化学の有機酸事業
譲受け財産有機酸事業に係る営業権、棚卸資産および生産設備
事業の譲受け日
(営業権および棚卸資産)
平成26年10月1日
(生産設備)平成29年度上期中
譲受け価額および支払方法有機酸事業に係る営業権、棚卸資産および生産設備を含めて10数億円
決済方法は、現金決済といたします。

以 上