通期連結業績予想の修正及び特別損失の計上並びに繰延税金資産の取り崩しに関するお知らせ
勘定科目 | 自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 |
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業績予想の修正について | |
売上高 | |
前回予想 | 77,000 |
予想 | 77,900 |
増減額 | 900 |
増減率 | +1.2% |
前期実績 | 75,224 |
営業利益 | |
前回予想 | 2,900 |
予想 | 1,980 |
増減額 | -920 |
増減率 | -31.7% |
前期実績 | 2,823 |
経常利益 | |
前回予想 | 3,000 |
予想 | 2,160 |
増減額 | -840 |
増減率 | -28% |
前期実績 | 2,760 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | |
前回予想 | 2,100 |
予想 | -2,700 |
増減額 | -4,800 |
増減率 | - |
前期実績 | -243 |
1株当たり当期純利益 | |
前回予想 | 126.79 |
予想 | -163.01 |
前期実績 | -14.72 |
業績予想修正の理由
1.修正の理由当連結会計年度における当社グループの受注状況は概ね順調に推移し、連結売上高は若干の増収となりましたが、損益面においては、国内外での人件費高騰が激化する一方、当社では人手不足と合理化の遅れによる生産性の鈍化を第4四半期でも挽回できず、主要事業のプロダクトミックスにおける変化も悪影響を及ぼしました。また、機能品事業セグメントに属する子会社間における製造移管の遅延が継続したこともあり、営業利益は前回公表した業績予想から920百万円減少、経常利益は為替相場が円安で推移したため若干良化したものの840百万円減少する見込みとなりました。
さらに、下記「2.特別損失(固定資産に係る減損損失)の計上について」に記載した特別損失(減損損失)の計上及び下記「3.繰延税金資産の取り崩しについて」に記載した繰延税金資産の取り崩しにより、親会社株主に帰属する当期純利益が損失に転じる見込みとなったため、前回の連結業績予想数値を上記のとおり修正いたします。
なお、配当予想につきましては、前回公表予想から変更はありません。2.特別損失(固定資産に係る減損損失)の計上について2019年3月期第4四半期連結会計期間において、固定資産に係る減損損失3,684百万円を特別損失として計上することといたします。減損損失の内訳は、以下のとおりです。(1)当社における固定資産の減損損失当社の保有する事業用資産において、収益性の低下による減損の兆候が見られたことから、将来の回収可能性を検討した結果、機能品事業セグメントの生産設備等について3,491百万円、新事業セグメントの生産設備等について136百万円の減損損失を、それぞれ特別損失として計上いたします。(2)連結子会社における固定資産の減損損失当社の連結子会社である上海フコク有限公司が保有する事業用資産において、収益性の低下による減損の兆候が見られたことから、将来の回収可能性を検討した結果、機能品事業セグメントの生産設備について、減損損失46百万円を特別損失として計上いたします。
また、当社の連結子会社である東莞フコク有限公司が保有する事業用資産において、他の連結子会社への製造移管が完了したことから、防振事業セグメントの生産設備について、減損損失9百万円を特別損失として計上いたします。3.繰延税金資産の取り崩しについて当社は、2019年3月期の業績及び今後の業績見通しを勘案し、当社の繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、2019年3月期第4四半期会計期間において、繰延税金資産の一部を取り崩すこととし、370百万円を法人税等調整額として計上いたします。*上記の予想は、現時点で入手された情報に基づき判断したものであり、実際の業績は様々な要因により、上記予想と異なる可能性があります。